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歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手

ひと口に「歌が上手い」と言っても、その方向はさまざま。

驚異的にピッチ(音程)が安定していたり、超人的な音域があったり、絶妙なリズム感を持っていたり、圧倒的な歌声であったり。

今回は、そんな様々な方向から「歌が上手い」と定評のある女性シンガーさんたち、また僕が長年のボーカルプロデューサー、ボイストレーナーとしての経験から「この人は上手い!」と思う女性シンガーさんたちをピックアップしてみました。

もちろん、シンガー、ボーカリストの魅力は必ずしも「歌の上手さ」にだけあるわけではありませんが、たまには「上手さ」にこだわって聴いてみるのも良いのではないでしょうか?

シンガーを目指す方のご参考にもしていただけると幸いです。

歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手(71〜80)

Oneway Generation本田美奈子

本田美奈子さんのシングルで1987年2月リリース。

田村正和さん主演のドラマ『パパはニュースキャスター』の主題歌にもなっていました。

一聴して「歌がうまい!!」という感じのシンガーさんではありませんが、この曲で聴ける安定した歌唱は十分に高く評価できるものだと思います。

1987年というリリース年から考えても、この曲の制作当時にはまだ今のようなピッチ補正技術もない時代でしたからね。

テクノロジーがまだ未発達だった時代のシンガーさんは、やはりすごいな!!って思うところが多々ありますね!

青空Salyu

小学生の頃に風邪をこじらせて肺炎で入院した経験から、「体力をつけるため」と歌を始めて、クラウン少女合唱団に参加したという彼女、この曲でも幼少時のその経験を存分に活かされたものと感じられる、非常に滑舌のいいキレイな歌詞の発音に驚かされます。

そして圧巻はサビ終わり部分の超絶ハイトーンの歌唱。

前述の合唱団では童謡や近代音楽、賛美歌などを歌っていたとのことですが、そういった経験に基づいたものと思われる、決して絞り出すような「苦しさ」を感じさせない、どこまでも伸びるようなハイトーンは聴く人の心をぐっと引き寄せるパワーに満ちていますね。

恋物語shiki

京都出身のシンガーソングライター、Shikiのファーストアルバム『Love Story』収録のリード曲で、2008年リリース。

これ、実は僕のプロデュース作品で、インディーズ作品なのですが、彼女の素晴らしい歌声をぜひ多くの方に知っていただきたく、今回、ここに掲載することにしました。

ボストンの名門音大、バークリー音楽院で歌を学んだShikiの歌唱はまさに「日本人離れした」もので、メジャー系のシンガーにもまったく引けを取りません。

きっと多くの方に共感していただけるものと思います。

ポップス系のシンガーを目指す方の参考になる部分も多いと思いますので、ぜひお楽しみください。

下記からオススメのアルバムをお聴きいただけます!

珍島物語天童よしみ

天童よしみは幼少時からのど自慢大会に出場していた演歌歌手です。

1996年にリリースされた「珍島物語」は、130万枚以上を売り上げるロングヒット曲となりました。

第38回日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞しています。

黄砂に吹かれて工藤静香

工藤静香 / 黄砂に吹かれて[Official Video]
黄砂に吹かれて工藤静香

工藤静香はおニャン子クラブの元メンバーで、1987年にソロデビューしました。

「黄砂に吹かれて」は1989年にリリースされたシングルで、中島みゆきが歌詞を作りました。

太陽誘電のカセットテープのCMソングとして起用されています。

mint宇野実彩子 (AAA)

宇野実彩子 (AAA) / 「mint」Music Video
mint宇野実彩子 (AAA)

ダンスボーカルグループAAA(トリプルエー)のメインボーカル、宇野実彩子のソロ名義としての3rdシングルで2019年5月リリース。

中学生の時に1ヶ月半のイギリス留学経験のあると言う彼女、ともすれば野暮ったく聞こえてしまう日本語のダンスナンバーを洋楽のように歌いこなしているのは、英語圏の生活を肌感覚で知っているからこそなのかもしれないですね。

また、普段から食事やフィットネスなどにも気を配り、食事・健康・美容に関する生活の公認ファスティングカウンセラーとしても活動しているということで、決していわゆる本格派シンガーと呼ばれる人たちのような太い声ではないものの、しっかりと芯のある歌声は、きっと日頃からの腹筋コントロールの鍛錬の賜物と言えるでしょう。

AAAの楽曲でもそうですが、少し機械っぽく加工した声のサウンドプロデュースの方向も、彼女の声質を生かしたものとなっていますね。

ワダツミの木元ちとせ

奄美大島の民謡にルーツを持つシンガー、元ちとせのデビュー曲で、リリースは2002年6月。

奄美民謡歌手(唄者)としても知られる彼女の歌声は、あきらかにロックやポップスをルーツとするシンガーとは一線を画するもので、特に高音での発声法やいわゆる「コブシ回し」(と言っていいのかどうか少々不安ではありますが…)などには、とても「島唄」を感じさせるものがあります。

まさに伝統芸能とポップスの融合と言ってもいいのかもしれませんね。