歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手
ひと口に「歌が上手い」と言っても、その方向はさまざま。
驚異的にピッチ(音程)が安定していたり、超人的な音域があったり、絶妙なリズム感を持っていたり、圧倒的な歌声であったり。
今回は、そんな様々な方向から「歌が上手い」と定評のある女性シンガーさんたち、また僕が長年のボーカルプロデューサー、ボイストレーナーとしての経験から「この人は上手い!」と思う女性シンガーさんたちをピックアップしてみました。
もちろん、シンガー、ボーカリストの魅力は必ずしも「歌の上手さ」にだけあるわけではありませんが、たまには「上手さ」にこだわって聴いてみるのも良いのではないでしょうか?
シンガーを目指す方のご参考にもしていただけると幸いです。
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歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手(1〜10)
What A Wonderful WorldNEW!マーサ三宅

戦後の日本ジャズ界を支え、「女王」として多くのファンに愛され続けたマーサ三宅さん。
1953年頃からプロのキャリアをスタートさせ、レイモンド・コンデとゲイ・セプテットの専属歌手として実力を磨きました。
1955年にレコード・デビューを果たし、1958年に初アルバム『トウキョウ・キャナリーズ』をリリース。
英語の発音やスウィング感は本場仕込みと評価され、スタンダードを中心に数多くの名演を残しましたね。
1993年のリサイタルが評価され芸術祭賞を受賞したほか、2006年には旭日小綬章といった栄誉にも輝き、長きにわたりシーンの第一線で活躍しました。
2025年に92歳で惜しまれつつ世を去りましたが、その歌声と功績は永遠ですよ。
本格的なジャズ・ヴォーカルの真髄に触れたい方は、ぜひ聴いてみてくださいね!
Forbidden tale (BAND-MAID)SAIKI

現代のハードロックシーンにおけるハイレベルなガールズロックバンドといえば、間違いなく名前が挙がるであろうバンド、BAND-MAID。
初期はコンセプトを重視したバンドということもあり、荒削りなところも散見されましたが、ここ最近は演奏やボーカルの技術も上がり、界隈でも支持する声が増えてきました。
SAIKIさんはそんなBAND-MAIDのボーカルなのですが、ロックシンガーとしては珍しく、フェイクも使いこなせます。
シャウトを苦手としている分、フェイクで他のバンドと差をつけたかったのかもしれませんね。
ガールズロックバンドというと、どうしても実力に疑問がつきがちですが、彼女はそんな常識を変えた一人と言えるでしょう。
向日葵Ado

Adoさんの通算18作目の配信限定シングルで、2023年7月リリース。
TBS系火曜ドラマ『18/40〜ふたりなら夢も恋も〜』主題歌に採用されています。
この楽曲で聴けるAdoさんの歌唱、楽曲のフレーズごと、パートごとに要求される歌声、発声の使い分けによる歌唱表現が見事だと思います。
メロディそのものはそんなに難解なものではありませんが、この「発声の使い分け」に着目して楽曲を分析してみると、きっと得られるものがたくさんあると思いますので、シンガーを目指す方にはぜひじっくりと聴いていただきたい一曲です。
HyperNova (m-flo loves Maya)maya

m-floとの共演で一気に注目を集めた若手シンガー、Mayaさん。
これまで一般的な知名度は皆無だった彼女ですが、共演により一気に火がつき、現在はR&Bのマニアから「次のR&Bを担う期待の新人」として注目されています。
そんな彼女の魅力はなんといっても、抜け感の強いボーカル。
卓越したフロウを持っており、抜け感のあるボーカルでもしっかりとグルーヴを感じさせてくれます。
フェイクやフォールといったR&Bにおける高等技術もしっかりと高い次元で身につけているので、今後の動向に目が離せませんね。
LIES GOES ONMay’n

シンガーとしてだけではなく、声優やミュージカル女優としてもご活躍されているMay’nさん。
今回ここでご紹介している『LIES GOES ON』は、彼女の通算21作目のシングルとして2023年8月にリリースされたものですが、このアップテンポの楽曲でも彼女のとても力強くすてきに響き渡るハイトーンボイスを存分に楽しめます!
楽曲の各場面での多彩なハイトーンボイスの使い分けを分析してみるだけでも、得られるものはたくさんあると思いますので、シンガーを目指す女性の方にもぜひ一度、お耳にしていただきたい一曲です。


