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歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手

ひと口に「歌が上手い」と言っても、その方向はさまざま。

驚異的にピッチ(音程)が安定していたり、超人的な音域があったり、絶妙なリズム感を持っていたり、圧倒的な歌声であったり。

今回は、そんな様々な方向から「歌が上手い」と定評のある女性シンガーさんたち、また僕が長年のボーカルプロデューサー、ボイストレーナーとしての経験から「この人は上手い!」と思う女性シンガーさんたちをピックアップしてみました。

もちろん、シンガー、ボーカリストの魅力は必ずしも「歌の上手さ」にだけあるわけではありませんが、たまには「上手さ」にこだわって聴いてみるのも良いのではないでしょうか?

シンガーを目指す方のご参考にもしていただけると幸いです。

歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手(61〜80)

亜麻色の髪の乙女島谷ひとみ

島谷ひとみ / 「亜麻色の髪の乙女」【OFFICIAL MV FULL SIZE】
亜麻色の髪の乙女島谷ひとみ

島谷ひとみは演歌歌手としてデビューしており、いろいろなジャンルの曲を歌いこなす実力の持ち主です。

代表曲である「亜麻色の髪の乙女」は2002年にリリースされました。

島谷が出演した花王のCMソングとして使用されています。

やさしさで溢れるようにJUJU

JUJU 『やさしさで溢れるように』
やさしさで溢れるようにJUJU

日本の女性シンガー、JUJUの9作目のシングルでリリースは2009年2月。

高い歌唱力で定評のあるJUJUですが、元々ジャズに強く影響を受けていた彼女の歌唱は、デビュー当時は子音の発音など今とは全く違ったもので、また喫煙していたこともあって、現在のような透明感のあるハイトーンを生かしたものではなかったそう。

喫煙を止めることで声がクリアになり、音域も広がったとのことなので、歌う人間にとってタバコは良くない!と言う好例かもしれないですね。

彼女の歌唱、ジャズに影響を受けているだけあってか、16ビート感を失わないバイブのある歌唱も特筆ものですね。

Chase the Chance安室奈美恵

Namie Amuro 安室奈美恵 – Chase the Chance
Chase the Chance安室奈美恵

安室奈美恵は沖縄アクターズスクール出身の歌手で、少し前に2018年9月に引退することが発表されました。

「Chase the Chance」は1995年にリリースされたシングルで、テレビドラマ「ザ・シェフ」の主題歌として使われました。

レット・イット・ゴー ~ありのままで~松たか子

「アナと雪の女王 MovieNEX」レット・イット・ゴー ~ありのままで~/エルサ(松たか子)<日本語歌詞付 Ver.>
レット・イット・ゴー ~ありのままで~松たか子

皆さんご存知、ディズニーアニメ「アナと雪の女王」日本語版の主題歌。

それを歌うのは、アニメの主役エルサの声も務める松たか子。

さすがは歌舞伎の家柄の中で生まれ、早くから舞台も多く経験している彼女、その安定した歌声、日本語歌詞の響のキレイさ、ハイトーンのヌケやキレ、どこを取っても非の打ち所のない歌唱を聴かせてくれます。

この松たか子の歌う日本語版は、海外でも「本家May.Jバージョンよりも心に響く!」と評判になっているようです。

透き通るようなハイトーンが素晴らしいとは先ほども書きましたが、この曲の聞き所は、何と言っても曲のエンディング部分、締めのフレーズじゃないかと思います。

ピッチは外さず、歌として立派に成立させつつも、セリフとしても十分に表現されています。

これ、なかなか普通のシンガーではできないんですよね。

ミュージカルを目指す方はぜひこれをお手本に頑張ってみてください!

能登半島石川さゆり

石川さゆりさんは1958年生まれの日本の演歌歌手。

小学一年生の時に島倉千代子さんの歌謡ショーに触れたことをきっかけに歌手を志すようになり、歌のレッスンなども受け始め、1973年に『かくれんぼ』でメジャーデビューしました。

そこからしばらくはヒット曲に恵まれなかったようですが、1977年1月にリリースされた『津軽海峡・冬景色』が大ヒットし、今では日本を代表する女性演歌歌手のひとりに数えられる存在となっています。

今回ここでご紹介している『能登半島』は、その大ブレイクした『津軽海峡・冬景色』の次に制作された彼女の通算16作目のシングル。

楽曲冒頭からとてもクリアで芯のしっかりとした歌声が飛び出してきて、聴く人を驚かせてくれます。

曲中の高音箇所でも決して喉を締め付けない、伸びやかなハイトーンは特筆ものと言えるのではないでしょうか。

想思想愛aiko

aiko-『相思相愛』music video
想思想愛aiko

細かい感情表現とハスキーな歌声が持ち味のシンガーソングライターとして知られるaikoさん。

ポップやロックを中心に、繊細な心情を織り込んだ楽曲で多くのリスナーを魅了し続けています。

1998年にメジャーデビューを果たし、J-POPシーンで存在感を放ち続けてきました。

2000年の楽曲は50万枚以上のセールスを記録し、同年末には紅白歌合戦への初出場も果たしました。

ギターやピアノを使用したシンプルなアレンジと、愛を歌い上げる力強い歌声が特徴で、日本レコード大賞や日本ゴールドディスク大賞にもノミネートされています。

恋愛の喜びや切なさを独特の視点で表現する楽曲は、心に響く歌声とともに、深い共感を呼ぶ作品ばかり。

等身大の気持ちに寄り添える音楽をお探しの方におすすめのアーティストです。