歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手
ひと口に「歌が上手い」と言っても、その方向はさまざま。
驚異的にピッチ(音程)が安定していたり、超人的な音域があったり、絶妙なリズム感を持っていたり、圧倒的な歌声であったり。
今回は、そんな様々な方向から「歌が上手い」と定評のある女性シンガーさんたち、また僕が長年のボーカルプロデューサー、ボイストレーナーとしての経験から「この人は上手い!」と思う女性シンガーさんたちをピックアップしてみました。
もちろん、シンガー、ボーカリストの魅力は必ずしも「歌の上手さ」にだけあるわけではありませんが、たまには「上手さ」にこだわって聴いてみるのも良いのではないでしょうか?
シンガーを目指す方のご参考にもしていただけると幸いです。
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歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手(21〜40)
ただひとつざらめ

青い髪が印象的なネガポジシンガーソングライターのざらめさん。
透明感のある歌声と独特な感情表現で、聴く人の心を揺さぶる音楽を生み出しています。
東京の路上ライブからスタートし、SNSを通じて口コミで人気を広げてきた若手アーティストです。
2024年7月からはアニメやドラマのタイアップを次々と手がけ、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」での歌唱動画は340万回再生を突破するなど、着実にファン層を拡大。
バラードからロックまで幅広いジャンルをこなし、ネガティブな感情に寄り添いながらも希望を感じさせる歌詞と表現力で、多くのリスナーの共感を呼んでいます。
人生に迷いを感じている時や、誰かをおもう気持ちを大切にしたい時に、ぜひ聴いてほしいアーティストです。
長く短い祭椎名林檎

日本の女性シンガーソングライター、椎名林檎さん、今回ここでご紹介している『長く短い祭』で椎名林檎さんとデュエットしているのはex.東京事変の浮雲さんです。
デビュー当時からとてもトンがった曲作りと個性的な歌唱で評価の高い椎名林檎さんですが、この曲でもその方向性は存分に発揮されていて、AUTO TUNEという自動的に歌の音程を修正するエフェクトをあえてフルオートモードでボーカル全体にかけて、生歌とも機械ともつかない不思議なボーカルの演出がなされています。
一般に「ピッチ修正」と言うと下手な歌手の歌を上手く聞こえさせるために使うものと認識されているかもしれませんが、素の歌唱力でも高い実力のある椎名のような歌手が積極的に使うと、こんなに面白くなると言う好例でしょう。
あなたのキスを数えましょう小柳ゆき

小柳ゆきの歌唱力の高さは今さらここで説明するまでもなく、皆さんよくご存じでしょう。
彼女のデビュー当時、いわゆるディーヴァブームで、高い歌唱力を持った女性シンガーがたくさんデビューしていましたが、その中でも小柳の歌唱力は群を抜いていました。
しかし、今、あらためてこのデビュー曲を聴くと、ハイトーンの発声や処理など、ファーストシングルらしい初々しさも多々あって、少々雑と言えば雑なんですが、なかなか新鮮な魅力に感じられますね!
奈落の花島みやえい子

島みやえい子はI’veのメインボーカルだった歌手です。
「奈落の花」は2007年にリリースされたセカンドシングルで、テレビアニメ「ひぐらしのなく頃に解」のオープニングテーマとして使われました。
オリコンチャートでは12位にランクインしています。
ハナミズキ一青窈

この『ハナミズキ』は一青窈さんの代表曲のひとつで、今でも弾き語り系のライブイベントなどで耳にする機会はとても多く、カラオケなどでこの曲をレパートリーにしている女性はたくさんおられるのではないでしょうか。
ちょっと「和テイスト」を感じる楽曲の中で、日本の民謡や演歌などの要素を感じさせる表現を多用しながら、常に透明感を失わない、そして決して耳に刺さるような刺激的な声にならない伸びやかな歌唱には、楽曲や歌詞の持つ「優しさ」とは裏腹に圧倒されるものがありますね。
R&B系のシンガーのようなミドルボイスを多用せずに、まっすぐなハイトーンを実現しているところも彼女の歌の特徴ではないでしょうか。
細かい「節回し」や「子音の発音」などに注目して聴いてみてほしいと思います。
愛をこめて花束を越智志帆(Superfly)

Superflyの通算4作目のシングルで2008年2月リリース。
TBS系ドラマ『エジソンの母』主題歌にも採用されていました。
Superflyのデビュー当時から、そのダイナミックな歌唱には定評のあったシンガーの越智志帆さんですが、そのパワフルな歌唱はこの楽曲の中でももちろん健在!
とくにサビパートでの伸びやかなハイトーンによるパワフルで日本人離れした歌声には、聴く人を圧倒する魅力がありますね!
こんな彼女の歌唱に憧れる方も少なくないかと思いますが、無理して喉を壊さないようにご注意くださいね。