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歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手

ひと口に「歌が上手い」と言っても、その方向はさまざま。

驚異的にピッチ(音程)が安定していたり、超人的な音域があったり、絶妙なリズム感を持っていたり、圧倒的な歌声であったり。

今回は、そんな様々な方向から「歌が上手い」と定評のある女性シンガーさんたち、また僕が長年のボーカルプロデューサー、ボイストレーナーとしての経験から「この人は上手い!」と思う女性シンガーさんたちをピックアップしてみました。

もちろん、シンガー、ボーカリストの魅力は必ずしも「歌の上手さ」にだけあるわけではありませんが、たまには「上手さ」にこだわって聴いてみるのも良いのではないでしょうか?

シンガーを目指す方のご参考にもしていただけると幸いです。

歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手(21〜30)

Grapefruit MoonTOMOO

TOMOO – Grapefruit Moon【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
Grapefruit MoonTOMOO

ピアノの弾き語りを軸に、感情豊かな音楽世界を広げるシンガーソングライター、TOMOOさん。

ポップスやバラードを基調としながら、その枠にとらわれない独自の音楽性が魅力です。

2019年にメジャーデビューを果たし、『Present』や『あわいに』などの楽曲で注目を集めました。

ドラマ『全領域異常解決室』のエンディングテーマを手掛けたことも話題になりましたね。

ライブの評価が高く、2022年6月のLINE CUBE SHIBUYA公演は記憶に新しいです。

一聴すると静かな印象ですが、そのピアノプレイが生むうねるようなリズムとソウルフルな歌声のアンサンブルは、唯一無二のグルーヴを生み出します。

じっくりと音楽に身を委ね、心地よい揺れを感じたい人にオススメです。

NeverlandJASMINE

JASMINE – Neverland (Official Music Video)Produced by DJ Mitsu the Beats
NeverlandJASMINE

2009年に忽然とシーンに現れ、R&Bマニアから高い評価を集めたR&Bシンガー、JASMINEさん。

デビューして間もなく、世界的なR&BシンガーであるNe-Yoさんのオープニングアクトを務めるなど、R&B畑としては申し分ない活躍を見せてくれましたよね。

荒削りでありながらも、ソウルフルなボーカルが魅力で、不自然さがない感情的なシャウトやヒーカップにおいては、特に優れたシンガーと言えるでしょう。

ぜひチェックしてみてください。

ボルテスVの歌堀江美都子

堀江美都子さんは、日本の歌手、声優、女優さん。

歌手としてのデビューは1969年ですが、そのデビュー以来、数々のヒットアニメのテーマソング等の歌唱を手がけ、アニソンの女王と称されるまでの存在となりました。

彼女の歌唱力、歌唱表現力は、その対応ジャンルも非常に幅広く、ゆったり、ほのぼのとした可愛い楽曲から、ロボットアニメのテーマソングのようなパワフルなものまで、見事に歌いこなしています。

聞くところによると、日本で初めて男の子向けのロボットアニメのテーマソングの歌唱を担当された女性シンガーだったとか。

これなんか、彼女の卓越した歌唱力を証明してくれるエピソードですよね!

その力強くクリアな歌声を存分にお楽しみください。

月光鬼束ちひろ

日本の女性シンガーソングライター、鬼束ちひろさんは、2000年2月にファーストシングル『シャイン』でメジャーデビュー後、セカンドシングルである『月光』がテレビ朝日系の人気ドラマ『トリック』の主題歌に抜擢されたことも手伝って、一気にブレイクしました。

彼女の歌唱の最大の魅力はなんと言っても、その高い基礎力に基づくしっかりとした発声にあるのではないかという気がします。

先述のセカンドシングル『月光』のような優しい歌声が必要な楽曲中でも、表現は優しくても、決して弱々しくならない見事な歌唱を披露しています。

歌を歌うこと、楽曲を表現するために、しっかりとした発声が重要であることを改めて再認識させてくれるシンガーさんですね。

Not Drunk (妖艶金魚)RIRI

妖艶金魚 – Not Drunk[Official Music Video]
Not Drunk (妖艶金魚)RIRI

今、アンダーグラウンドで注目を集めている女性R&Bデュオ、妖艶金魚。

ヒップホップとR&Bのなかでも、2000年代や1990年代後半などのディープな作品をイメージさせるコアな音楽性が魅力ですよね。

そんな妖艶金魚のメンバー、RIRIさんは現代の邦楽R&Bにおいて、トップクラスの実力をほこります。

特にフォールにおいては圧巻の技術を持っており、抜け感のあるR&Bを歌わせたら天下一品です。

フェイクの技術も高いので、ぜひチェックしてみてください。

地上の星中島みゆき

地上の星 / 中島みゆき [公式]
地上の星中島みゆき

中島みゆきさんは、日本のシンガーソングライター。

1975年にシングル『アザミ嬢のララバイ』でメジャーデビューし、それ以来、現在に至るまで数々のヒット曲を送り出しています。

その歌声、歌唱ともにとても個性が強いシンガーなので、聴く人によって好き嫌いは大きく分かれるような気がしますが、その「独特な声」の特徴を最大限に活かした歌唱、歌唱表現力には特筆に値するものがあり、そんなところがデビューから半世紀近くの長きに渡って、音楽業界の第一線で活躍できている大きな魅力になっているのではないでしょうか。

彼女が作曲する楽曲は、ボーカルメロディだけを抜き出してみると使われている音域もさほど広くなく、ややもするとメロディ的には平坦なものも少なくないですが、しかし、それでも彼女が歌えば、とてもドラマティックな楽曲に変貌させてしまう、その高い歌唱表現力には聴く人を圧倒するものがあるように感じます。

めざせポケモンマスター松本梨香

松本梨香は声優としての評価も高く、特にテレビアニメ「ポケットモンスター」のサトシ役で有名です。

そのポケモンの主題歌として使われたのが1997年にリリースされた「めざせポケモンマスター」で、185万枚を売り上げました。