歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手
ひと口に「歌が上手い」と言っても、その方向はさまざま。
驚異的にピッチ(音程)が安定していたり、超人的な音域があったり、絶妙なリズム感を持っていたり、圧倒的な歌声であったり。
今回は、そんな様々な方向から「歌が上手い」と定評のある女性シンガーさんたち、また僕が長年のボーカルプロデューサー、ボイストレーナーとしての経験から「この人は上手い!」と思う女性シンガーさんたちをピックアップしてみました。
もちろん、シンガー、ボーカリストの魅力は必ずしも「歌の上手さ」にだけあるわけではありませんが、たまには「上手さ」にこだわって聴いてみるのも良いのではないでしょうか?
シンガーを目指す方のご参考にもしていただけると幸いです。
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歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手(41〜50)
Server Down紫 今

今、シーンで大きな注目を集めている女性シンガーソングライター、紫今さん。
代表作である『魔性の女A』はTikTokなどでも話題になったヒットソングなので、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
そんな彼女はバックボーンにR&Bを持っています。
そのため、楽曲ではR&Bの応用技術であるフェイクやフォールといった技術を多く用います。
まだライブの経験が少ないということもあり、声量や発声においては、荒削りな部分が見えますが、既に応用技術をしっかりと身につけているので、今後の活躍や成長に期待ですね。
Anything Goes!大黒摩季

大黒摩季は小学生の頃から作曲を行っていたシンガーソングライターです。
「Anything Goes!」は2010年にリリースされたシングルで、「仮面ライダーオーズ/OOO」の主題歌として使われました。
後にバラードバージョンもリリースされています。
亜麻色の髪の乙女島谷ひとみ

島谷ひとみは演歌歌手としてデビューしており、いろいろなジャンルの曲を歌いこなす実力の持ち主です。
代表曲である「亜麻色の髪の乙女」は2002年にリリースされました。
島谷が出演した花王のCMソングとして使用されています。
StoryAI

イタリア系アメリカ人のクオーターでロサンゼルス育ち、小さい頃からゴスペルに親しんで育ったというバックボーン持つAIさん。
その彼女のバックボーンを色濃く反映したようなソウルフルな歌唱は、持って生まれた中低域の少しハスキーな歌声とともに独自の歌世界を表現しています。
この『Story』にしても、昨今のポップソングとしては比較的メロディも平易で音域的にも一般の人でも十分に歌えるような音域で作曲されてはいるものの、このAIさんのように楽曲の世界観をしっかりと表現して歌いこなせるシンガーさんは、なかなか他にいないのではないでしょうか。
ブラックミュージックからの影響もしっかりと残しつつ、それをJ-POPとして昇華しているところも賞賛に値するところだと思います。
Chase the Chance安室奈美恵

安室奈美恵は沖縄アクターズスクール出身の歌手で、少し前に2018年9月に引退することが発表されました。
「Chase the Chance」は1995年にリリースされたシングルで、テレビドラマ「ザ・シェフ」の主題歌として使われました。
My Revolution渡辺美里

日本の女性シンガー、シンガーソングライターの渡辺美里さん。
今回ご紹介するの『My Revolution』は、その4作目のシングルで1986年1月22日リリース。
ちなみに作曲は小室哲哉さん。
近年のシンガーさんの歌唱は、その発声法や表現、楽曲など非常に複雑なものが多いのですが、この楽曲は非常に正統派なポップソングで、そこで聴ける渡辺美里さんの歌唱も、その発声、歌唱表現力など、とてもわかりやすい正統的な「歌の上手さ」を感じさせてくれます。
そういう意味では、今のお若い世代の方には少し時代を感じさせてしまう歌唱スタイルかもしれませんが、こういう正統派な歌唱スタイルは時代を超えて生き続きるものだと思います。
当時をリアルタイムで知らない世代の方にこそ聴いていただきたい女性ポップシンガーです。
残響散歌Aimer

このAimerさん、いい意味で少し曇った歌声がとても魅力的なシンガーさんですが、その歌声が、どちからといえばクリアで突き抜けるような声の方が合うことが多い激しいロック調の楽曲の中でも、とても魅力的に響いていることが多いように感じます。
筆者の勝手なイメージですが、宇多田ヒカルさんがロックを歌っているようなイメージ…と言えばわかりやすいでしょうか。
J-POP、J-ROCKのある意味での新しい方向性を感じさせてくれるシンガーさんだと思います。
Runwaymilet

miletさんの2ndシングルからの1曲。
彼女の歌声、楽曲冒頭のいわゆるAメロ部分では、かなり脱力したような歌唱をしていて、さほど高い歌唱力を持っているようには聞こえませんが、それが一変するのがサビに入ってからのハイトーン!
地声のハイトーンは、わりと絞り出すように出していて、突き抜けるようなハイトーンというわけではありませんが、何と言っても素晴らしいのは、難しい高音のメロディーをファルセット(裏声)をキレイに使って抜くように歌っているところでしょう。
お世辞にもキレイな声とは言えない平歌部分とのコントラストが鮮明で、まさに賞賛に値する歌に仕上がっていると思います。
女性ボーカルでファルセットの使い方のいいお手本になるような楽曲ですね!
能登半島石川さゆり

石川さゆりさんは1958年生まれの日本の演歌歌手。
小学一年生の時に島倉千代子さんの歌謡ショーに触れたことをきっかけに歌手を志すようになり、歌のレッスンなども受け始め、1973年に『かくれんぼ』でメジャーデビューしました。
そこからしばらくはヒット曲に恵まれなかったようですが、1977年1月にリリースされた『津軽海峡・冬景色』が大ヒットし、今では日本を代表する女性演歌歌手のひとりに数えられる存在となっています。
今回ここでご紹介している『能登半島』は、その大ブレイクした『津軽海峡・冬景色』の次に制作された彼女の通算16作目のシングル。
楽曲冒頭からとてもクリアで芯のしっかりとした歌声が飛び出してきて、聴く人を驚かせてくれます。
曲中の高音箇所でも決して喉を締め付けない、伸びやかなハイトーンは特筆ものと言えるのではないでしょうか。
Bad Bad (Prod. Chaki Zulu)Awich

現代のフィメールラッパーのクイーンといえば、間違いなくAwichさんの名前が挙がりますよね。
彼女は沖縄出身ということもあり、幼い頃から英語や海外文化に慣れ親しんできました。
そういった経歴もあり、バツグンのグルーヴやフロウ、発音を持っています。
ラップの印象が強い彼女ですが、ボーカルにも優れており、こちらの『Bad Bad (Prod. Chaki Zulu)』では良質なフォールを連発しています。
声の厚みも邦楽のアーティストとしては厚い部類に入るので、洋楽で耳が肥えたリスナーでも満足できるでしょう。


