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歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手

ひと口に「歌が上手い」と言っても、その方向はさまざま。

驚異的にピッチ(音程)が安定していたり、超人的な音域があったり、絶妙なリズム感を持っていたり、圧倒的な歌声であったり。

今回は、そんな様々な方向から「歌が上手い」と定評のある女性シンガーさんたち、また僕が長年のボーカルプロデューサー、ボイストレーナーとしての経験から「この人は上手い!」と思う女性シンガーさんたちをピックアップしてみました。

もちろん、シンガー、ボーカリストの魅力は必ずしも「歌の上手さ」にだけあるわけではありませんが、たまには「上手さ」にこだわって聴いてみるのも良いのではないでしょうか?

シンガーを目指す方のご参考にもしていただけると幸いです。

歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手(61〜70)

それを愛と呼ぶならUru

【Official】Uru 『それを愛と呼ぶなら』 TBS系 日曜劇場「マイファミリー」主題歌
それを愛と呼ぶならUru

日本の女性シンガーソングライター、Uruさん。

これまでに数多くのタイアップを獲得しているため、彼女の曲を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

そんなUruさんの魅力といえば、ミックスボイスからファルセットの美しさが挙げられます。

神聖な雰囲気すら感じる透き通った歌声に魅了されたというリスナーは多いでしょう。

また、呟くような優しい歌い方や力強く広がりを感じさせる歌い方など、歌唱のコントラストの付け方は特筆に値します。

飾りじゃないのよ涙は中森明菜

日本の歌手で女優の中森明菜さん。

アイドルの当たり年と言われた1982年にアイドルとしたデビューした彼女なので、世間であまりその「歌唱力」について評価される機会は少ないかもしれませんが、実は高い歌唱力を持ったシンガーさんだと思います。

たしかに誰もが驚くような超ハイトーンが得意とか男勝りのパワフルさはありませんが、おそらく彼女自身が最も得意とされているのであろう、中低域を生かした歌唱には、とても魅力を感じます。

派手さはないけれど、堅実な実力をお持ちのシンガーさんと言えるでしょう。

今回ご紹介している、この『飾りじゃないのよ涙は』でも、井上陽水さんによる難度の高いメロディを見事に歌いこなされていますね!

星月夜由薫

由薫 – 星月夜(Official Music Video)
星月夜由薫

由薫さんの『星月夜』は鮮やかな音楽感覚と絶妙な高音域のコントロールで聴く者を引き込む楽曲です。

彼女のリズム感と低音の地声の使い分けからは圧倒的な歌唱力が感じられますね。

とくにサビでは、しっとりしたバラードにマッチしたミックスボイスを披露し、広範囲に当てる発声方法で柔らかくクリアな音色を生み出しています。

彼女の海外生活で得られた感覚とJ-POPの表現要素が見事に融合したこの曲は、低音部分での息の混ぜ方によりいっそう深みを増しています。

その魅力的なボーカルは、一度聴いたら忘れられない美しさです。

にじいろ絢香

絢香 / にじいろ Music Video
にじいろ絢香

絢香さんはデビュー当時から、その歌唱力が高く評価されていたシンガーさんですが、その歌唱力や表現力の高さは彼女の代表曲である『にじいろ』の少し弾んだリズムの軽快な楽曲の中でも健在。

その少しハスキーで魅力的な倍音成分を多く含んだ歌声の魅力を存分に味わえるんですよね。

この楽曲の中では決して超人的な歌唱は披露されていませんが、このようなシンプルで口ずさみやすいメロディの中でも安定した歌唱と高い表現力を感じさせてくれる歌唱は「さすが!!」の一言ですね!

BAKU吉岡聖恵(いきものがかり)

日本のロックバンド、いきものがかりのメインボーカルの吉岡聖恵さん。

その歌唱力が高く評価されているシンガーさんですが、今回ここでご紹介させていただく2021年1月に配信リリースされたシングル『BAKU』でも、その実力を如何なく発揮されています。

いきものがかりというとなんとなく高音主体のかわいいイメージの歌を想像される方も多いかもしれませんが、この曲で特筆に値するのは、そのパワフルでしっかりとした中低域を生かした歌唱だと思います。

一度でもボイストレーニングなどを受けたことのある方なら実感されているのではないかと思いますが、しっかりとした中低域でパワフルに歌うのって、高音を張り上げて歌う以上にむずかしいんですよね。

吉岡さんのシンガーとしての実力の高さを垣間見られる楽曲に仕上がっていると思います。

Oneway Generation本田美奈子

本田美奈子さんのシングルで1987年2月リリース。

田村正和さん主演のドラマ『パパはニュースキャスター』の主題歌にもなっていました。

一聴して「歌がうまい!!」という感じのシンガーさんではありませんが、この曲で聴ける安定した歌唱は十分に高く評価できるものだと思います。

1987年というリリース年から考えても、この曲の制作当時にはまだ今のようなピッチ補正技術もない時代でしたからね。

テクノロジーがまだ未発達だった時代のシンガーさんは、やはりすごいな!!って思うところが多々ありますね!

春はトワに目覚める (Ver.1)UA

MONDO GROSSO / 春はトワに目覚める (Ver.1) (Short Edit)
春はトワに目覚める (Ver.1)UA

UAとMONDO GROSSOのコラボによる楽曲で、2017年6月リリースのMONDO GROSSOのアルバム『何度でも新しく生まれる』に収録。

CDにはVersion 2が収録され、この動画のVersion 1はiTunes Store先行配信版に収録されている。

ソウル、ジャズ、レゲエ、ダブ、エレクトロ、民族音楽など多種多様な音楽の要素を取り入れたUAの少々憂いを秘めながらも野性的な力強さを持ったUAのボーカルと、本作でMONDO GROSSOが体現したディープハウス的な方向の楽曲がベストマッチしていますね。

UAの歌唱は、「息」の使い方がとても上手いですね。

ブレスノイズを巧みに使ったリズム表現、ファルセットからミドルボイスでの息遣いなど、非常にソウルフルに曲を彩っています。