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歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手

ひと口に「歌が上手い」と言っても、その方向はさまざま。

驚異的にピッチ(音程)が安定していたり、超人的な音域があったり、絶妙なリズム感を持っていたり、圧倒的な歌声であったり。

今回は、そんな様々な方向から「歌が上手い」と定評のある女性シンガーさんたち、また僕が長年のボーカルプロデューサー、ボイストレーナーとしての経験から「この人は上手い!」と思う女性シンガーさんたちをピックアップしてみました。

もちろん、シンガー、ボーカリストの魅力は必ずしも「歌の上手さ」にだけあるわけではありませんが、たまには「上手さ」にこだわって聴いてみるのも良いのではないでしょうか?

シンガーを目指す方のご参考にもしていただけると幸いです。

歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手(131〜140)

涙しぐれ原田悠里

Neru – テロル(Terror) feat. Kagamine Rin
涙しぐれ原田悠里

さすが、北島三郎さんの門下生だけあってその歌唱力はお墨付きです。

感情を入れすぎるとどうも重くなってじっとりしてしまうような演歌でも、原田さんなら感情をこめつつ引くことができる、その絶妙な加減がプロのなせる業です。

最近の曲ではこの曲が原田さんの魅力が詰まっていると思います。

三日月絢香

圧倒的な歌唱力で知られる絢香さんは、2006年に『I believe』でデビューした大阪府出身のシンガーソングライターです。

J-POPジャンルで活躍し、ボーカルとピアノを得意としています。

デビュー以来、多くのヒット曲を生み出し、1stアルバム『First Message』はミリオンセールスを記録。

2009年には俳優の水嶋ヒロさんと結婚し、同年にバセドウ病を公表して活動を一時休止しました。

2011年には自社レーベルを設立し、活動を再開。

絢香さんの魅力は、その圧倒的な声量と直情的な歌声にあります。

歌とは「人の心に伝え届けること」と考える彼女の歌唱は、多くの人々の心を揺さぶります。

歌うことが大好きな方や、感動的な歌声に触れたい方におすすめのアーティストです。

UFOピンクレディー

ピンクレディーの6作目のシングルで1977年12月リリース。

当時大ブームだったピンクレディーの一連のヒット曲の中でも最大のヒット曲で、その影響力は絶大なものがありました。

2020年現在で40代後半〜50代ぐらいの方なら、学校のクラスで女子がほとんど全員、この曲を歌って踊っているような風景を覚えておられるのではないかと思います(笑)。

当時はあくまでアイドルグループ扱いだったピンクレディーですが、その歌唱力は基礎的な発声はもちろん、歌唱表現力まで特筆に値するものがあり、昭和のアイドルの実力の高さを垣間見られる楽曲のひとつですね。

feel my soul ~2012 ver.~YUI

YUIのファーストシングルで2005年2月リリース。

この曲のリリース当時、まだ17歳だった彼女、決して他を圧倒するような本格派シンガーという歌唱ではありませんが、その「若さ」を武器にしつつも非常に安定した歌唱を聴かせていて、実力の高さが伺えます。

これからシンガーを目指す方にもぜひ参考にしていただきたい一曲ですね。

Butterfly倖田來未

圧倒的な歌唱力と独特のスタイルで知られる倖田來未さん。

2000年の「Take Back」でデビューし、「real Emotion」「Butterfly」などのヒット曲で一躍注目を集めました。

2005年には「12 Singles Project」で12週連続シングルリリースという快挙を達成。

その後も数々の賞を受賞し、日本の音楽シーンに大きな影響を与え続けています。

R&B、ロック、ダンスと多彩なジャンルをこなす彼女の魅力は、パワフルかつセクシーな歌声と表現力にあります。

3歳から芸術に親しんできた経験を活かし、ボーカルだけでなくピアノやギターも演奏するなど、音楽への深い造詣が感じられますね。

パワフルな歌声と魅惑的なステージングを求める方にぜひおすすめしたい歌手です。

気づいてよ… I Love YouLily

このLily.さん、一聴してわかるような超人的な音域や声量を誇るようなシンガーさんではありませんが、声の「癒やし成分」と言われる1/fの揺らぎの歌声を持つシンガーさんで、その歌声は常に優しい魅力を放っています。

非常に心地いい高次倍音成分を持った地声から優しいファルセットボイスまで、絶妙に発声を使い分けて絶妙な歌唱表現を披露してくれています。

優しい癒やしの女性ボーカルをお探しの皆さんに自信を持ってオススメしたいシンガーさんです!

夜明けのうた岸洋子

シャンソン歌手として名を馳せた岸洋子さんは、1958年に東京藝術大学大学院声楽専攻科を修了後、1961年にキングレコードと契約し、翌年デビューを飾りました。

1964年には代表曲で第6回日本レコード大賞歌唱賞を受賞し、その美しい歌声と表現力で多くの人々を魅了しました。

彼女の音楽性は欧州の音楽ジャンルに影響を受けており、「魅せる越路、聴かせる岸」と形容されるほどでした。

1970年には膠原病と診断されましたが、1971年に克服して音楽活動を再開。

その後も多くのヒット曲を生み出し、NHK紅白歌合戦にも複数回出演しています。

シャンソンやカンツォーネの魅力に触れたい方におすすめの歌手です。