ヘンデルの名曲|人気曲を一挙紹介
バロック音楽を代表する作曲家、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル。
劇作品に情熱を注ぎ、オペラやオラトリオを多く作曲しました。
同年代のバッハとともにバロック音楽の巨匠として名を刻みましたが、ヘンデルの特徴は、大衆向けに作られたドラマチックな表現力と感動的なメロディ。
BGMとしてバラエティ番組や映像作品で使われている楽曲もあり、クラシックにあまり馴染みがない方も、一度は耳にしたことがある曲があるかもしれません。
彼の情感豊かな音楽の世界をぜひ体感してみてください。
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ヘンデルの名曲|人気曲を一挙紹介(71〜80)
もろびとこぞりてGeorge Frideric Handel

欧米の有名クリスマス・キャロル『民みな喜べ』の旋律に『もろびとこぞりて』の訳詞を載せた、日本のポピュラーなクリスマス・ソングです。
12月になると街中でこの曲が流れていますよね。
賛美歌第112番で、主イエス・キリスト降誕の歌です。
「みんなで一緒に集まって、長いあいだ待っていた主を迎えて、神としてたたえなさい」という内容が歌われています。
この世に降臨してきた救いの神を心から迎え入れ、誉めたたえる讃美歌です。
水上の音楽 第2組曲 ニ長調 HWV 349 第2曲「アラ・ホーンパイプ」George Frideric Handel

ドイツ出身の作曲家であり、バッハと並びバロック音楽における最も重要な作曲家であるヘンデル。
『水上の音楽』は、彼がロンドンのテムズ河での舟遊びのために作曲されたと伝えられています。
この曲名は、国王のために実際に水の上で演奏されたために名付けられました。
『水上の音楽』はもともと、フランス風序曲形式による序曲と舞曲形式を主とする小曲数曲の楽章からなる管弦楽の作品ですが、この曲はそれをパイプオルガンに編曲しています。
管弦楽曲らしいサウンドの厚みと、パイプオルガンの美しい響きを楽しめます。
オンブラ・マイ・フGeorge Frideric Handel

プラタナスの木陰への愛を歌ったもので、ヘンデルの作曲したオペラ『セルセ』の第1幕冒頭のアリアです。
ヘンデルがこの世を去った後、もっとも人気のある1曲で、CMソングやカバーソングとしても日本でもとても人気が高い1曲です。
聴いたことがある人も多いのではないでしょうか?
上品で静けさの中にある美しい一面がクリスマスの夜を彩ってくれるでしょう。
「メサイヤ」よりハレルヤコーラスGeorg Friedrich Händel

この曲はヘンデルが新しく注目したジャンル、オラトリオという、音楽だけで物語をつづる音楽劇としてつくられました。
『メサイア』は救世主の英語での読み方からきており、ハレルヤとは、ヘブライ語由来の言葉で賛美を意味します。
イエス・キリストの生涯を歌った宗教的な曲ですが、言葉の違いもあり、日本ではあまり内容を知らずに聴いている人も多いかもしれません。
とはいえ、『ハレルヤ・コーラス』の部分はキャッチーなメロディーで、誰しもが知っていて、歌える曲ですよね。
「水上の音楽」第1組曲 アンダンテGeorg Friedrich Händel

ヘンデルはドイツの音楽家です。
組曲「水上の音楽」は、1717年、テムズ川の王室主催の船遊びの時に初演されました。
第1組曲のアンダンテは、ハープシコードと弦楽器のゆっくりとした伴奏に合わせ、2本のオーボエが静かな、上品な、厳かな、物悲しい旋律を奏でます。
サラバンドGeorg Friedrich Händel

こちらの曲は、バッハと同じ1685年に生まれたヘンデルの作品です。
彼はドイツ出身で、その後イタリアで成功し、その後イギリスで活躍しました。
まだピアノが生まれる前の作品で、現在はピアノで演奏されることが多いのですが、チェンバロの曲として書かれた曲です。
テクニックはそれほど難しい曲ではないのですが、不必要なものがそぎ落とされ、直接感情にうったえかけてくるような強さがあります。
チェンバロでの演奏と聴き比べてみるのもよいのではないでしょうか。
ハープ協奏曲Georg Friedrich Händel

ハープの音色が心地よく響いてくる上品な曲です。
ハープという楽器はヘンデルが独奏曲を作曲するまでは、あくまでもメインという役割ではなかったのですが、この曲がきっかけに数々のハープ協奏曲が誕生しました。
自然体で聴ける曲ながら奥の深さを感じます。





