ヘンデルの名曲|人気曲を一挙紹介
バロック音楽を代表する作曲家、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル。
劇作品に情熱を注ぎ、オペラやオラトリオを多く作曲しました。
同年代のバッハとともにバロック音楽の巨匠として名を刻みましたが、ヘンデルの特徴は、大衆向けに作られたドラマチックな表現力と感動的なメロディ。
BGMとしてバラエティ番組や映像作品で使われている楽曲もあり、クラシックにあまり馴染みがない方も、一度は耳にしたことがある曲があるかもしれません。
彼の情感豊かな音楽の世界をぜひ体感してみてください。
ヘンデルの名曲|人気曲を一挙紹介(81〜90)
オラトリオ『ソロモン』より「シバの女王の入城」Georg Friedrich Händel

世界規模に事業を展開しているハウス食品。
そのスケール感を表現するためにCMソングとして起用されたのが、オラトリオ『ソロモン』より『シバの女王の入城』です。
壮大な雰囲気の作品で、そのテーマ性から結婚式で流す曲として人気があります。
飛び跳ねるような音色は聴いているだけで心が躍りますし、テンポの速さも爽快。
パッと心が晴れるような楽曲です。
ハウス食品の理念、志が感じられる選曲と言えます。
オーケストラが好きな方はぜひ!
『メサイア』ハレルヤコーラスヘンデル

作曲家のヘンデルが聖書にインスパイされて書き上げた『メサイヤ』。
その中でもとくに有名なのが「ハレルヤコーラス」です。
タイトルのフレーズを繰り返す歌詞は、誰しも知っているのではないでしょうか。
小林製薬 ハレナース「腫れるやコーラス」篇では、そんな「ハレルヤコーラス」の替え歌が披露されています。
その歌詞は喉の腫れや痛みを描くもので、「ハレルヤ」と「腫れ」をかけています。
全体を通して語尾が「や」になっているのもおもしろいですね。
見よ、勇者は帰るGeorg Friedrich Händel

ドイツ出身の作曲家、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの作品です。
数多くの楽曲を制作してきた音楽家の1人で、バロック音楽に大いなる影響を与えた人物の1人出もあります。
出身はドイツですが、生涯のほとんどをイギリスで過ごしたことでも有名です。
日本では「音楽の母」とも呼ばれています。
この楽曲は長きに渡りオリンピック・パラリンピックを中心に得賞歌として使われてきたため、運動会でも表彰式に使われることが多い楽曲です。
オーボエ協奏曲 第3番 ト短調Georg Friedrich Händel

ヘンデルはチェンバロやオルガン曲を多く残しましたが、オーボエ協奏曲も1作生み出しています。
叙情的でドラマティックな弦楽をバックに、伸びやかでメランコリックなオーボエの主旋律が魅力的な楽曲です。
オーボエの魅力が存分に味わえる一曲となっています。
メヌエット イ短調Georg Friedrich Händel

メヌエットとはヨーロッパ舞曲の一つで、ゆったりとした宮廷舞曲として発達した音楽形式です。
このメヌエットイ短調は、現代ではピアノ独奏曲として演奏されることが多い1曲。
短いながらも静かなきらめきを感じさせる主旋律が魅力的な小品です。
詩篇曲「主が家を建てられるのでなければ」Georg Friedrich Händel
「主は言われた」と同様、詩篇曲に分類される楽曲。
明るく高らかなユニゾンとソロが織り成す旋律は、宗教曲というよりはオペラを思わせます。
ヘンデルが得意とする、重厚で色彩ゆたかな旋律を存分に楽しめる一曲です。
ヘンデルの名曲|人気曲を一挙紹介(91〜100)
Suite No.1 in B flat major HWV434 : I PréludeGeorge Frideric Handel

ほぼほぼアルペジオのみで構成されています。
高速で耳を駆け抜けるように美しい旋律です。
アップダウンを繰り返すメロディは螺旋階段のように美しく天にまだ登るような気分にさせてくれます。
じわじわとテンションが上ります。
上品で激しさも持ち合わせるクラシックですが、どこかミステリアスなムードも感じます。
名曲なのでさまざまな奏者がこれまでにカバーを手がけました。
他のバージョンはあまり知りませんが、アルペジオを最も楽しめるのはピアノではないでしょうか?