ヘンデルの名曲|人気曲を一挙紹介
バロック音楽を代表する作曲家、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル。
劇作品に情熱を注ぎ、オペラやオラトリオを多く作曲しました。
同年代のバッハとともにバロック音楽の巨匠として名を刻みましたが、ヘンデルの特徴は、大衆向けに作られたドラマチックな表現力と感動的なメロディ。
BGMとしてバラエティ番組や映像作品で使われている楽曲もあり、クラシックにあまり馴染みがない方も、一度は耳にしたことがある曲があるかもしれません。
彼の情感豊かな音楽の世界をぜひ体感してみてください。
ヘンデルの名曲|人気曲を一挙紹介(71〜80)
「メサイア」ハレルヤ・コーラスGeorg Friedrich Händel

救世主、イエス・キリストの誕生を祝う曲として、作曲された「メサイア」の第2部の最終曲で、日本でも中高生のコーラスソングや、クリスマスソングとして有名です。
18世紀にロンドンで演奏された際、当時の国王であったジョージ2世が曲を聴いてスタンディングオベーションをし絶賛したといわれています。
ブーレヘンデル

原曲はオーボエ・ソナタ(ヘ長調、HWV 363a)で、フルート・ソナタにも編曲されたものもあります。
この第4曲はピアノ、ヴァイオリンなどさまざまな楽器で演奏されています。
ブーレはフランスやスペインに伝わる舞曲でヘンデルやバッハのチェンバロ曲が有名です。
見よ、勇者は帰るヘンデル

ドイツ出身の作曲家、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル。
彼の『見よ、勇者は帰る』はタイトルの通り、頑張って戦った人をほめたたえるようなクラシックナンバーです。
そのメロディーは、小さい頃に学校で聴いたことがある方も多そうな、非常に有名なものなんですよ。
メリハリがある曲構成もきいていて、全然飽きないのもポイント。
また、落ち着いた旋律が心をリラックスさせてくれるので、クールダウンできる曲としても閉会式にはピッタリです!
ヘンデルの名曲|人気曲を一挙紹介(81〜90)
『メサイア』ハレルヤコーラスGeorg Friedrich Händel


P&Gが手掛けるアリエールのCM「衣替えの黄ばみ」篇。
こちらは生田斗真さんが青空の元で洗濯物を干しながら、商品について説明する内容に仕上がっています。
そのなんとも清々しい印象のCMに解放感や壮大さをプラスしてくれているのが『メサイア』のハレルヤコーラスです。
ハレルヤという単語を繰り返すあのメロディーは、誰しも聴いたことがあるのではないでしょうか。
ちなみにハレルヤは祝福するようなニュアンスの言葉なので、洗濯ものがきれいに洗えて喜んでいる様子とマッチしているともいえます。
私を泣かせてください 歌劇「リナルド」 中丸三千繪 0001Georg Friedrich Händel

1685年ドイツに生まれ、後にイギリスに帰化した作曲家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの作品、歌劇「リナルド」より【私を泣かせてください】です。
この曲は、敵軍の王に求愛されても愛するリナルドへの貞節を守るために「奇酷な運命に涙を流しましょう」と歌う、アルミレーナのアリアです。
ハレルヤGeorg Friedrich Händel

合唱曲として世界的に有名で、日本でも中学校や高校の音楽の授業で教えられることが多いです。
ドイツの作曲家ヘンデルが作曲したオラトリオ「メサイア」のなかの一曲で、この曲が18世紀にイギリスで初めて演奏された際、当時の国王ジョージ2世は曲の素晴らしさに立ち上がって拍手を贈ったといいます。
オラトリオ「メサイア」より「ハレルヤ」George Frideric Handel

中学生や高校生の時に合唱で歌った人もいるのではないでしょうか?
この曲は、ヘンデルが作曲したオラトリオ『メサイア』という宗教的作品の中の1曲です。
「メサイア」というタイトルは、救世主である「メシア」の英語読みに由来し、歌詞は聖書から取られました。
演奏時間は約2時間半にもおよび、この『ハレルヤ』を含むイエス・キリストの生涯を題材とした独唱曲・重唱曲・合唱曲で構成されています。