井上陽水の名曲・人気曲
都会の孤独から青春の輝きまで、独特の声と詩的な歌詞で心を揺さぶり続けている井上陽水さん。
「少年時代」で胸に刻まれる思い出を歌い上げ、「夢の中へ」では希望に満ちた世界へと誘います。
「ジェラシー」の切ない恋心から「帰れない二人」の都会的な情景まで、その歌声は半世紀以上にわたって私たちの日常に寄り添い続けています。
深い共感を呼ぶ歌詞と独創的なメロディーが織りなす、珠玉の音楽世界をご紹介します。
もくじ
- 井上陽水の名曲・人気曲
- Make-up Shadow井上陽水
- HAWAIIAN LOVE SONG井上陽水
- 白い船井上陽水
- ワインレッドの心井上陽水
- 傘が無い井上陽水
- 井上陽水
- 5月の別れ井上陽水
- care井上陽水
- お願いはひとつ井上陽水
- カナリア井上陽水
- コーヒー・ルンバ井上陽水
- 夏まつり井上陽水
- 移動電話井上陽水
- 自己嫌悪井上陽水
- 迷走する町井上陽水
- 夏の終りのハーモニー井上陽水 & 安全地帯
- 嘘つきダイヤモンド井上陽水
- 旅人よ井上陽水
- 能小島の片思い井上陽水
- ありがとう井上陽水/奥田民生
- 新しいラプソディー井上陽水
- 土曜日は晴れた井上陽水
- Happy Birthday井上陽水
- 最後のニュース井上陽水
- 君と僕のブルース井上陽水
- 飾りじゃないのよ涙は井上陽水
- 海へ来なさい井上陽水
- プレゼント井上陽水
- 少しは私に愛をください井上陽水
- TOKYO井上陽水
- リバーサイドホテル井上陽水
- 勝者のペガサス井上陽水
- 夢の中へ井上陽水
- いっそセレナーデ井上陽水
- いつのまにか少女は井上陽水
- ジェニーMy Love井上陽水
- ゼンマイじかけのカブト虫井上陽水
- ダンスの流行井上陽水
- ワカンナイ井上陽水
- 五月の別れ井上陽水
- 人生が二度あれば井上陽水
- 夕立ち井上陽水
- 夜のバス井上陽水
- 娘がねじれる時井上陽水
- 帰れない二人井上陽水
- 心もよう井上陽水
- 東へ西へ井上陽水
- 灰色の指先井上陽水
- 花の首飾り井上陽水
- 長い坂の絵のフレーム井上陽水
- 青空ひとりきり井上陽水
- 傘がない井上陽水
- 少年時代井上陽水
- 井上陽水少年時代
- なぜか上海井上陽水
- ジェラシー井上陽水
- 恋の予感井上陽水
- 氷の世界井上陽水
- 白い一日井上陽水
- 神無月にかこまれて井上陽水
- 闇夜の国から井上陽水
井上陽水の名曲・人気曲(1〜20)
移動電話井上陽水

「移動電話」と言われても、若い方はピンとこないかもしれませんね。
自動車電話や携帯電話、PHSなど移動しながら使える電話機の総称で、少しずつ電話を携帯するという感覚が多くの人に定着しだした1990年代ならではの空気をうまく切り取っているのが、こちらの『移動電話』と言えそうです。
1994年に井上陽水さんが発表した通算39枚目のシングル曲で、TBS系のドラマ『夢みる頃を過ぎても』のタイアップ曲としても起用されました。
いわゆる「ハチロク」と呼ばれるリズムを用いたJ-POPで、編曲はあの小林武史さんが担当しています。
音域自体はそれほど高いものではないのですが、全体的に音程の高低差はやや激しく、じっくりと歌うAメロから少しずつ盛り上がるBメロ、伸びやかなサビとメリハリをつけて歌うのはやや難しいかもしれませんね。
それぞれのパートを分けて練習してみるのもいいですよ。
自己嫌悪井上陽水

『自己嫌悪』は、1973年にリリースされた井上陽水さんのサードアルバム、『氷の世界』に収録された切ないメロディーのバラード。
タイトルの通り、自分に対する嫌悪感をつづった本作は、勉強や仕事で自分に対してやるせない気持ちになった時に歌う曲としてピッタリです。
優しくも儚く、ささやくような歌い方の本作はあまり声量がない方でも歌いやすく、カラオケの序盤などでエネルギーを温存しておきたい時にもオススメですよ。
迷走する町井上陽水

井上陽水さんらしい、なんとも言えない哀愁と夜の寂しさが感じられる楽曲です。
こちらの『迷走する町』は、1978年にリリースされた通算6枚目のアルバム『white』に収録されており、かなりの陽水さん好きでないと知られていない曲かもしれませんね。
陽水さんと雨、といえば超名曲『傘がない』を思い出す方も多いかもしれませんが、この『迷走する町』で歌われる雨もまた違ったイメージを私たちに感じさせてくれます。
歌うという点においてはそれほど難しいものではなく、ゆったりとしたハチロクのリズムに合わせて流れるように歌えば気持ちよくメロディを味わえるでしょう。
歌詞の世界観を表現できるように、物語を語りかけるように歌ってみるといいかもしれませんよ。
夏の終りのハーモニー井上陽水 & 安全地帯

ゆったりとした夏の終わりを感じさせるバラードが、この曲の魅力です。
井上陽水さんと安全地帯のコラボレーションで生まれた本作は、1986年9月にリリースされ、オリコンチャートで6位を記録しました。
二人の異なる歌声が織りなすハーモニーが印象的で、夏の思い出を振り返るような切ない気持ちを歌詞に込めています。
神宮球場でのライブで初披露されたこの曲は、夏の終わりに聴くのにぴったりです。
大切な人と一緒に夕暮れ時のドライブをしながら聴いてみるのはいかがでしょうか。
心に残る夏の思い出を作るのにうってつけの1曲です。
嘘つきダイヤモンド井上陽水

「嘘つきダイヤモンド」は1995年にリリースされた井上陽水さんのシングル曲です。
もうこれは陽水さんの詞のマジックとでもいいましょうか、とても不思議な世界観が広がっています。
アルバムではジャジーな感じに仕上がっていてとてもかっこいいですよ!
旅人よ井上陽水

事前情報を知らずにこの曲を耳にして、どこかで聞いたことがあると感じられたのであれば相当の昭和通か当時を知っている世代の方でしょう。
こちらの『旅人よ』は加山雄三さんが1966年に発表したシングル『夜空を仰いで』のB面曲で、今回紹介しているのは井上陽水さんが2001年にリリースしたカバーアルバム『UNITED COVER』に収録されています。
A面ではなくB面曲を選ぶ、というのがさすがのセンスですよね。
原曲は加山さん自身が作曲と編曲を務め、ザ・ランチャーズとともに歌ったフォーク調の楽曲なのですが、陽水さんはJ-POP調にアレンジして完全に井上陽水ワールドへと昇華していますね。
メロディはシンプルで音程も取りやすく、音域も比較的狭いためそれほど困難もなく歌いこなせるでしょう。