道具の使い方を学びながら、お友達と協力して取り組むことでさまざまな制作を楽しむ5歳児さん。
この記事では保育園や幼稚園で子供たちが取り組める作品のアイデアを、まとめてピックアップしました。
お正月や冬など、1月をテーマに集めているので、子供たちが楽しみながら伝統的な行事に触れられるところがポイントです。
ハサミやのりの使い方を楽しみながら学べる1月の制作に、ぜひ取り組んでみてくださいね。
子供たちの自由な発想が広がる作品のアイデアを中心に紹介しているので、本文では「製作」ではなく「制作」と表記しています。
【5歳児向け】1月の製作アイデア。お正月飾りから冬のアイテムまで(1〜10)
トコトコぺんぎん

紙コップで作れる!
遊んで楽しいトコトコペンギンの制作をご紹介します。
用意するものは色画用紙、乾電池、輪ゴム、紙コップ、セロハンテープ、のりです。
まず紙コップを切って広げて型にして、ペンギンの顔を色画用紙で作ります。
色画用紙でペンギンのパーツを作ってのりで貼りましょう。
次に、乾電池にセロハンテープで輪ゴムをつけましょう。
紙コップに左右対称に5ミリくらい2カ所ずつ切り込みを入れたら、しっかりと輪ゴムを紙コップにつけて乾電池をセットします。
輪ゴムが取れないようにセロハンテープを貼ってくださいね。
走るか試してうまく走ったら、紙コップにペンギンの顔や手足のパーツをつければ完成!
つるし絵馬
@chooobo2 吊るし絵馬製作🎍 #保育製作#保育園製作#1月製作#お正月製作#絵馬製作
♬ WOW – IVE
初詣の際に絵馬に願い事を書いて奉納すると、願い事がかなうと言われています。
そこで1月の制作にピッタリな、つるし絵馬を作ってみましょう。
お正月をイメージして、絵馬に縁起物のだるまや干支の絵を描いてもいいですね。
絵馬に少し工夫を加えると、さらにすてきに仕上がりますよ。
アルミホイルに水性のペンで色を塗り、霧吹きで水を吹きかけてから絵馬の用紙を置いてみましょう。
すると絵馬の用紙がにじみ絵のような模様に。
おもしろい作り方で、子供たちも楽しめそうですね。
乾いたら絵馬に子供たちの願い事を書いて、壁に飾ってみてはいかがでしょうか?
紙コップでつくるおみくじ
@hoikushi_bank 紙コップでおみくじ作ってみた🙌 お正月に遊びたいおみくじ! 紙コップとアイスの棒で作れるよ🥰 #保育製作#お正月製作#紙コップ#おみくじ #保育士バンク
♬ チグハグ – THE SUPER FRUIT
お正月に楽しめる、おみくじを作ってみませんか?
こちらは紙コップを使って作りますよ。
紙コップ2つ、ビニールテープ、木製スティックを用意してくださいね。
1つの紙コップの底に、木製スティックが出てくるぐらいの切り込みをいれてくださいね。
木製スティックにはおみくじの大吉や小吉などを書いたり、オリジナルで考えた内容を書いてもおもしろいと思います。
できたら木製スティックを紙コップの中に入れます。
紙コップは口側を合わせてビニールテープでぐるぐると貼り合わせたら完成です!
今年の運試し、楽しんでみてくださいね!
ぶんぶんごま

こま回しはお正月の遊びの一つですよね。
なんでもこまの回る姿から、物事が円滑に回るといった縁起物として、お正月に遊ぶ風習になったそうです。
そこで今回はヒモを引っ張って回す、ぶんぶんごまをご紹介します。
ぶんぶんごまはこまの中央に2つ穴をあけてヒモを通し、そのヒモを引っ張ることで回りますよ。
こまの台紙には空の牛乳パックの容器を使うと、厚みや硬さがあってオススメです。
台紙にだるまや干支といった1月にぴったりなイラストを描いてみてはいかがでしょうか?
ぶんぶんとまわるこまは、子供たちが楽しめる制作ですね。
もこもこカラフルひつじ

元気に遊ぶ子供たちも、1月の風の冷たさを感じるときもあるのではないでしょうか?
そこでひつじのもこもことした毛から、温もりを感じられるような作品をご紹介します。
画用紙で羊の体を作ったら、綿を貼り付けていきますよ。
綿の白さをそのまま利用してもいいですが、少し工夫してみましょう。
画用紙の何色かクレヨンで塗った部分に、綿をこすりつけます。
すると、綿にクレヨンの色がきれいに色付けされますよ。
この綿を羊の体に貼り付ければ、カラフルなひつじのできあがり。
いろいろな色で作ると子供たちも楽しめますね。
ティッシュの空箱でつくる獅子舞

口をパクパクとさせながら、体をくねるようにゆっくりと動かして移動する獅子舞。
踊りながら獅子舞が人間の頭にかみつくこともありますよね。
実は獅子舞は人の頭をかむことで、邪気払いをしているそうですよ。
そんな口をパクパクした様子を、ティッシュペーパーの空箱を使って作ってみましょう。
ティッシュペーパーの箱を半分にカットしますが、先生側であらかじめ用意しておくのがオススメです。
獅子舞の顔の色となる画用紙と、目や歯といったパーツを作ります。
半分にカットしたティッシュペーパーの箱に貼り付けて完成です。
できあがった獅子舞に手を入れると、パクパクと口が動かせますよ。
1月のイベントでも活躍しそうですね。
ホイップペイントでつくる鏡もち

1月の大きな行事といえば、お正月ですよね。
お正月に飾る、鏡もちを立体的に描いてみませんか?
ホイップペイントという技法を使うと、もこもこと立体的な絵が描けますよ。
液体のりとシェービングフォームをよく混ぜてください。
生クリームを混ぜたときのように、角ができるまで混ぜるのがポイントです。
鏡もちの下絵に、優しく作ったホイップペイントをのせるように塗ってくださいね。
強く塗るとホイップがつぶれるので、置いていく感じに塗るのがコツですよ。
ホイップに絵の具でも色が付けられます。
鏡もち以外にも子供たちといろいろな色で、絵を描いてみてくださいね。