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オススメの日本人ジャズバンド~往年の名バンドから若手まで

ジャズはいわゆるモダンジャズから、ビッグバンドにフュージョン、果てはフリージャズといったものまで多くのサブジャンルも存在しておりますし、聴こうと思っても何を聴けばいいのか分からないという方も多いかもしれません。

実は、あなたが日ごろ聴いているロックやポップス、ヒップホップやポストロック、エレクトロニカに至るまで、ジャズはあらゆるジャンルに影響を与えている音楽です。

今回の記事では、広大なジャズの世界の入り口へとご招待すべく、オススメの日本人ジャズバンドを厳選してピックアップ!

往年の名バンドから、ジャズにとらわれない音楽性で魅せる期待の若手注目株まで幅広く選出しております。

オススメの日本人ジャズバンド~往年の名バンドから若手まで(41〜60)

Heavens纐纈歩美カルテット

2010年7月にデビューした纐纈歩美は、奏でる音色に艶を持ち表現力が巧みでテクニックも熟練しているジャズアルトサックス奏者です。

どの曲を聴いても素晴らしく彼女の感性豊かなサックスワールドに惹きこまれて行きます。

Prelude To A Kiss大橋祐子トリオ

Prelude To A Kiss – Yuko Ohashi Trio (大橋祐子)
Prelude To A Kiss大橋祐子トリオ

ピアノの独奏から曲は始まり、聴いているうちにまるで秋の緩やかな陽射しの中のコスモスが、爽やかな風を受けているような感じの心地良さに包まれる曲です。

この曲『Prelude To A Kiss』は、大橋祐子のピアノの音色の透明な色彩感が上品に表現されています。

Psychedelic SullySAXOPHOBIA

ジャズバンドのサキソフォビアは、サックスだけの構成で演奏する稀有な4人のグループです。

しかし、卓越した演奏技術を持つベテランばかりが集まっていて、作り出される音楽世界はジャズの新しい楽しみ方を教えてくれます。

atomjizue

jizue “atom” (Official Music Video)
atomjizue

「ジズー」と読む日本の4人組インストゥルメンタル・バンドの彼らは、地元京都にて2006年に結成以来、ジャズのフィールドに止まらず、FUJI ROCKFESTIVAL 2012の参加など幅広い活躍を続ける存在です。

ピアノ、ベース、ギター、ドラムというオーソドックスな編成で放たれるサウンドは緊張感に満ちており、並のロックバンドが裸足で逃げ出すダイナミズムがとにかくクールでカッコいい。

叙情的で美しいメロディも、楽曲の中にしっかりとちりばめられているのがいいですね。

toeやmouse on the keysといった、いわゆるポストロック寄りの音を鳴らすバンドがお好きな方にもぜひオススメしたいバンドです!

津軽じょんがら節~Promised Land黒船

黒船「津軽じょんがら節~Promised Land」Official MV
津軽じょんがら節~Promised Land黒船

バンド名からして「和」を感じさせる黒船は、TRI4THのベーシストである関谷友貴さんとピアニストの竹内大輔さん、津軽三味線の白藤ひかりさん、奄美市出身の歌手である里アンナさんが在籍する異色のジャズバンドです。

都会的なジャズ・サウンドと日本の伝統音楽である津軽地方の三味線音楽、奄美群島の民謡が見事なバランスで融合しており、まさに和洋折衷のミクスチャー・ジャズバンドとでも呼びたい音世界は、初めて聴いた方であれば驚かれることでしょう。

彼らの手にかかれば、スタンダードなジャズ・ナンバーであっても奄美弁の歌詞に翻訳され、黒船流儀のサウンドへと生まれ変わってしまうのです。

独創的なジャズ・バンドを探されている方であれば、大推薦のバンドですよ!