オススメの日本人ジャズバンド~往年の名バンドから若手まで
ジャズはいわゆるモダンジャズから、ビッグバンドにフュージョン、果てはフリージャズといったものまで多くのサブジャンルも存在しておりますし、聴こうと思っても何を聴けばいいのか分からないという方も多いかもしれません。
実は、あなたが日ごろ聴いているロックやポップス、ヒップホップやポストロック、エレクトロニカに至るまで、ジャズはあらゆるジャンルに影響を与えている音楽です。
今回の記事では、広大なジャズの世界の入り口へとご招待すべく、オススメの日本人ジャズバンドを厳選してピックアップ!
往年の名バンドから、ジャズにとらわれない音楽性で魅せる期待の若手注目株まで幅広く選出しております。
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オススメの日本人ジャズバンド~往年の名バンドから若手まで(41〜50)
Burn Red福井アミトリオ

静かで優しいピアノのメロディーが、ドラムの小刻みなリズムに乗って気持ち良さげに進行していきながら、全ての各楽器が演奏の途中から個性を明確に出し合いますが、それがステキにバランス良く絡み合う聴き心地のいい曲です。
POPCORNカンガルー

80年代に活動したフュージョンバンド、カンガルーのインストゥルメンタル曲『POPCORN』です。
かつて「オールナイトニッポン」や「クイズ地球まるかじり」でも使用されていたので、聴き覚えのある人もいるかもしれません。
Heavens纐纈歩美カルテット
2010年7月にデビューした纐纈歩美は、奏でる音色に艶を持ち表現力が巧みでテクニックも熟練しているジャズアルトサックス奏者です。
どの曲を聴いても素晴らしく彼女の感性豊かなサックスワールドに惹きこまれて行きます。
All of youLiquid Stella

2019年に結成された3人組インストゥルメンタルバンド、Liquid Stellaのサウンドは、まさにジャズとポップスの魅惑的な融合です。
山崎想太さん、近藤凛太朗さん、杉村謙心さんという実力派メンバーが奏でる洗練された音楽性は、2023年にリリースしたアルバム『AUTHENTIC』で見事に開花。
同作は90万回を超える再生回数を記録し、Spotifyの公式プレイリスト「Jazz Fusion Japan」でカバーアーティストにも選出されました。
ASMRアーティストのちぇるしーさんをゲストに迎えた楽曲でも話題を集め、2025年2月にはBLUES ALLEY JAPANでの5周年記念ライブも成功。
ジャズを基盤としながら、心地よい空気感とキャッチーなメロディを追求した彼らの音楽は、穏やかな時間を過ごしたい方にぴったりです。
津軽じょんがら節~Promised Land黒船

バンド名からして「和」を感じさせる黒船は、TRI4THのベーシストである関谷友貴さんとピアニストの竹内大輔さん、津軽三味線の白藤ひかりさん、奄美市出身の歌手である里アンナさんが在籍する異色のジャズバンドです。
都会的なジャズ・サウンドと日本の伝統音楽である津軽地方の三味線音楽、奄美群島の民謡が見事なバランスで融合しており、まさに和洋折衷のミクスチャー・ジャズバンドとでも呼びたい音世界は、初めて聴いた方であれば驚かれることでしょう。
彼らの手にかかれば、スタンダードなジャズ・ナンバーであっても奄美弁の歌詞に翻訳され、黒船流儀のサウンドへと生まれ変わってしまうのです。
独創的なジャズ・バンドを探されている方であれば、大推薦のバンドですよ!
Ancient CapitalDEZOLVE

2014年に結成された4人組インストゥルメンタル・フュージョンバンドDEZOLVEは、若い感性と卓越した演奏技術で新たな表現を追求しています。
2018年2月にアルバム『PORTRAY』でキングレコードよりメジャーデビューを果たし、フュージョンの枠を超えた独自のサウンドで注目を集めているのですね。
3歳からピアノを学んだギタリストの北川翔也さんは、2017年にソロアルバム『ザ・ニュー・デイ』をリリース。
ベーシストの兼子拓真さんは17歳で全国ベースオーディション大会「BIT MASTERS 2015」のマスターズ部門最年少ファイナリストに選出されるなど、各メンバーの実力は折り紙付きです。
ジャズやロック、ポップスの要素を取り入れた彼らの音楽は、心地よい余韻と共に楽器の魅力を存分に味わえる一枚として、ゆったりとした時間を過ごしたい方にぴったりです。
atomjizue

「ジズー」と読む日本の4人組インストゥルメンタル・バンドの彼らは、地元京都にて2006年に結成以来、ジャズのフィールドに止まらず、FUJI ROCKFESTIVAL 2012の参加など幅広い活躍を続ける存在です。
ピアノ、ベース、ギター、ドラムというオーソドックスな編成で放たれるサウンドは緊張感に満ちており、並のロックバンドが裸足で逃げ出すダイナミズムがとにかくクールでカッコいい。
叙情的で美しいメロディも、楽曲の中にしっかりとちりばめられているのがいいですね。
toeやmouse on the keysといった、いわゆるポストロック寄りの音を鳴らすバンドがお好きな方にもぜひオススメしたいバンドです!