【懐かしい童謡・民謡・わらべうた】歌い継がれる日本のこころ
懐かしい童謡や民謡、わらべうたの優しいメロディを耳にすると、まるで時空をこえたように、幼い頃の思い出が鮮やかによみがえってきます。
皆さんにも、幼少期から心に残り続ける「懐かしの歌」があるのではないでしょうか。
本記事では、日本を象徴する童謡唱歌や、各地で大切に歌い継がれてきた民謡、わらべうた、そして、お遊戯会やレクリエーションなどさまざまなシーンで親しまれている童謡をご紹介します。
日本の四季と文化、そして人々の日常を優しく映し出す童謡の世界へ、心温まる音の旅に出かけてみませんか?
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【懐かしい童謡・民謡・わらべうた】歌い継がれる日本のこころ(11〜20)
ぞうさん作詞:まどみちお/作曲:團伊玖磨

まど・みちおさんと團伊玖磨さんによって生まれ、1952年5月にNHKラジオで初めて放送された作品です。
3拍子の穏やかなメロディと、自分の個性を愛おしく感じる心温まる歌詞が特徴的な本作は、教育番組や子供向けテレビ番組でも数多く取り上げられ、幅広い世代に愛されています。
優しい春風のように心に寄り添うメロディは、親子で一緒に口ずさむのにピッタリ。
お散歩しながら歌えば、さらに楽しい思い出になることでしょう。
故郷作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一

青い山、清らかな水、そして幼い頃に遊んだ思い出。
懐かしい故郷の風景と、離れて暮らす家族や友人への思いを優しく包み込むメロディは、誰の心にも響く普遍的な魅力を持っています。
1914年に文部省唱歌として発表された本作は、当時の日本の農村風景や生活を色濃く反映しています。
1998年の長野オリンピック閉会式でも歌われ、多くの人々に感動を与えましたね。
まさに日本の心を象徴する1曲といえるでしょう。
花瀧廉太郎

春のうららかな景色と、隅田川沿いの桜を眺めながら心穏やかに過ごす人々の様子を描いた日本の名曲。
数々の童謡唱歌を手掛けた、滝廉太郎さんの作品です。
2006年に「日本の歌100選」に選定されたほか、隅田川が流れる東京都墨田区では「区民の愛唱歌」としても親しまれています。
春になると歌いたくなる定番ソングでもありますね。
夕方のおかあさん作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直

『かわいいかくれんぼ』や『ちいさい秋みつけた』を手がけた、作詞家サトウハチローさんと作曲家の中田喜直さんによる、もう一つの秋の名曲です。
この楽曲で描かれるのは、秋の夕暮れのどこか寂しい風景と、その中で感じる母親の温かさ。
中田喜直さんならではの、やさしく心に染み入るようなメロディが、聴く人の胸に深く響きます。
本作は1950年代にラジオなどを通じて広まった作品で、アルバム『中田喜直 童謡名選集~かわいいかくれんぼ・めだかのがっこう~』などでも聴けます。
1973年、サトウハチローさんの葬儀で中田さん自身のピアノに合わせて参列者全員で合唱されたというエピソードは、二人の絆の深さと、この歌が持つ特別な力を感じさせますね。
秋の夕暮れ、家族を思うひとときにぴったりの、包み込むような優しさを持った1曲です。
おおさむこさむわらべうた

単純で短い詩ですが、わらべうたらしく素直に寒いという気持ちが伝わるかわいらしい楽曲。
地域によっては小僧が「とんできた」「泣いてきた」などと歌うこともあるのだそう。
さまざまなバリエーションがあるのも、わらべうたのおもしろいところですね。
夏の思い出作詞:江間章子/作曲:中田喜直

懐かしい夏の風景を描いた、日本を代表する名曲。
中田喜直さんの優しいメロディと江間章子さんの詩的な歌詞が、聴く人の心に静かな余韻を残します。
霧に包まれた尾瀬の情景や、水芭蕉の花、夕暮れどきのしゃくなげ色の空など、美しい自然の描写が印象的です。
1949年にNHKのラジオ番組で初めて放送されて以来、多くの人々に愛され続けています。
穏やかな時間の流れを感じたいときや、昔を懐かしむ気分のときに聴くのもオススメです。
【懐かしい童謡・民謡・わらべうた】歌い継がれる日本のこころ(21〜30)
むすんでひらいて文部省唱歌

保育の現場や子供向け番組で大人気の童謡です。
幼い頃、手遊びをしながら歌ったことをおぼえている方も多いのではないでしょうか。
手先を動かしながら楽しめることから、現在では、保育園や幼稚園のレクリエーションだけでなく、ご高齢の方向けのデイサービスなどでも頻繁に歌われています。