【懐かしい童謡・民謡・わらべうた】歌い継がれる日本のこころ
懐かしい童謡や民謡、わらべうたの優しいメロディを耳にすると、まるで時空をこえたように、幼い頃の思い出が鮮やかによみがえってきます。
皆さんにも、幼少期から心に残り続ける「懐かしの歌」があるのではないでしょうか。
本記事では、日本を象徴する童謡唱歌や、各地で大切に歌い継がれてきた民謡、わらべうた、そして、お遊戯会やレクリエーションなどさまざまなシーンで親しまれている童謡をご紹介します。
日本の四季と文化、そして人々の日常を優しく映し出す童謡の世界へ、心温まる音の旅に出かけてみませんか?
【懐かしい童謡・民謡・わらべうた】歌い継がれる日本のこころ(31〜40)
青い眼の人形

今ではお人形なんて珍しい物でもなんでもありませんが、青い眼の人形はアメリカが日本との親善の為にと寄付されたもので、日本の幼稚園や小学校へ配布されたのですが、数に限りがあるので抽選で決定されました。
この唄はそんな青い眼をした珍しいお人形さんに異国についたばかりの心情を人間の気持ちとして表した唄です。
このような唄は誰に習ったという訳でもありませんが、当時は誰でも知っていました。
おぼろ月夜

春を感じる目の前に広がる菜の花畑を詞にした詩も曲も本当に素敵な童謡曲のひとつです。
昔歌った歌はメロディから詩から全て頭に入っているのですが、残念ながらこの曲の知名度は現在の子たちにはいまいちのようです。
日本の童謡はどうしても詩が昔の言葉なので、馴染みが薄くなるのかもしれません。
日本の伝統はそれでも受け継がれて欲しいです。
かあさんの歌

そもそも時代的にこの歌はもう歌われないかもしれません。
夜なべとは?
多分意味がわからない方が多いと思いますし、手袋ひとつなら100円均一でも手に入る時代に徹夜して子どものために朝から晩まで働きづめのお母さんが手袋を編んでくれたという歌なのですが、内容は時代に通用しなくても母の気持ちは時代が移っても変わらないと思いたいです。
かもめの水兵さん

かわいい歌で大好きでした。
後にセーラーカラーなどファッションでも大流行して、今もなおセーラー服として存在しています。
作られたのは戦前の昭和12年ですが、戦争の色を感じさせない可愛い歌は戦後は教科書にも載った曲です。
かわいい魚屋さん

今ではスーパーに行けば何でも揃う時代ですが、この歌は実生活をこどもが真似して遊んだ事を歌にしているのですが、昔は豆腐でも魚でも売りに来ていたなアと思い出します。
ゴミの削減の問題もこの時代は無かったのも当然です。
魚を包むのは新聞紙だし、豆腐は皆鍋を持って買いに行ってました。
【懐かしい童謡・民謡・わらべうた】歌い継がれる日本のこころ(41〜50)
すずめの学校

かなり有名な童謡なのですが、今の子どもはこの歌を知っているかは疑問です。
最近はすずめの数も少なくなったのか、カラスは頻繁に見かけますがすずめは昔は歩くたびに見かけたすずめがあまり見かけません。
ただこの歌ができたのは戦前ですので、やはりすずめの先生がムチを持って教育しているという今ではとんでもない歌になってしまいました。
どんぐりころころ

子どもの頃は完全にドンブリコではなくドングリコと歌っていました。
殆どが耳だけで覚えた童謡なので、歌の意味もよくわかっていませんが、この歌はどんぐりにも感情があるという子ども心にどじょうやリスが親切にしてあげた歌なんだとは感じてました。
幼い時の感情って情緒を育てるためにも歌や絵本は大事ですね。