【懐かしい童謡・民謡・わらべうた】歌い継がれる日本のこころ
懐かしい童謡や民謡、わらべうたの優しいメロディを耳にすると、まるで時空をこえたように、幼い頃の思い出が鮮やかによみがえってきます。
皆さんにも、幼少期から心に残り続ける「懐かしの歌」があるのではないでしょうか。
本記事では、日本を象徴する童謡唱歌や、各地で大切に歌い継がれてきた民謡、わらべうた、そして、お遊戯会やレクリエーションなどさまざまなシーンで親しまれている童謡をご紹介します。
日本の四季と文化、そして人々の日常を優しく映し出す童謡の世界へ、心温まる音の旅に出かけてみませんか?
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【懐かしい童謡・民謡・わらべうた】歌い継がれる日本のこころ(21〜30)
馬のシッポ ぶたのシッポ作詞:阿部日登美/作曲:山本直純

1983年8月、NHK『みんなのうた』で放送されたこの曲は、馬とぶたのしっぽを題材にしたユーモラスな童謡です。
作詞の阿部日登美さんと作曲の山本直純さんのコンビによる本作は、NHK『こどものうた』作詞作曲コンクールの優秀曲に選ばれました。
気になる女の子の前でついついからかってしまう男の子の恋心を、動物のしっぽに例えて描いたストーリーは微笑ましく、おさげ髪を引っ張りたくなるような幼い気持ちが愛らしく表現されています。
坂本九さんとNHK東京児童合唱団による歌唱で親しまれ、2010年と2015年には再放送もされました。
田中星児さんをはじめ、さまざまな歌手によるカバーも存在し、幼稚園や保育園での合唱でも広く歌われています。
軽快なメロディと覚えやすいリフレインは、親子で一緒に歌うのにぴったりですよ。
おかたづけ

保育園や幼稚園で片づけの時間に歌われる生活密着型の童謡です。
呼びかけの言葉を繰り返すシンプルな構成で、小さな子供すぐに覚えられる親しみやすさが魅力。
テンポが途中から速くなるアレンジが多く、遊び心を刺激しながら自然に片づけへ誘導できる工夫が凝らされています。
YouTubeの保育系チャンネルでも取り上げられ、家庭や園でのBGMとして活躍しています。
お片づけを楽しい習慣にしたい子育て中の方や、保育の現場で働く方にオススメの1曲です。
お寺の和尚さん

「せっせっせーの よいよいよい」と手を取り合いながら歌うこの手遊び歌は、和尚さんがかぼちゃの種をまいてから花が咲くまでを、ジェスチャーとともに楽しむわらべうたです。
口承で伝えられてきたため、地域や時代ごとにさまざまな歌詞のバリエーションが生まれ、今もなお子供たちの遊びとともに進化し続けています。
歌いやすい音域と明快なストーリー、そして身体を動かしながら楽しめる構成が魅力の本作。
保育の現場だけでなく、高齢者のリハビリにも活用されており、世代をこえて一緒に楽しめる1曲として、これからも歌い継がれていくでしょう。
ぞうさん

まど・みちおさんの詩に團伊玖磨さんが穏やかな3拍子のメロディをつけたこの曲は、長い鼻をからかわれた子象が「母さんも同じだよ」と誇らしげに答える姿を通して、違いを肯定する心を優しく伝えています。
2003年の「好きな童謡」ランキングでは第7位に選ばれ、世代をこえて愛され続けてきました。
キングレコードの『ぞうさん―まど・みちお童謡集〈白寿記念〉』や日本コロムビアの『まど・みちお作品集 ~ぞうさん~』など、多くの作品集に収録されています。
大切な人と一緒に口ずさみながら、自分らしさを大切にする心を育んでほしい1曲です。
クラリネットをこわしちゃった作詞:石井好子/作曲:不明

フランスの伝承童謡に石井好子さんが日本語詞をつけた本作は、クラリネットの音が出なくなってしまった子供の困惑を、コミカルに描いた1曲です。
「オーパキャマラード」という不思議な掛け声は、フランス語の「歩調を合わせて、友よ」という行進の呼びかけに由来しています。
1963年にNHK『みんなのうた』でダークダックスの歌唱、久里洋二さんのアニメーションで放送され、その後も何度も再放送されるほど愛され続けてきました。
楽器演奏の小さな失敗をユーモアに変えてくれるこの曲は、幼稚園や小学校で歌うのはもちろん、親子で一緒に口ずさむのにもピッタリです!
おしくらまんじゅう

親しみやすいメロディと、まんじゅうのイメージを使った遊び心のある歌詞が魅力の1曲です。
寒さをしのぐための知恵から生まれた本作は、暖かさと笑顔を分かち合える遊びとして世代を超えて受け継がれています。
遊び歌としての価値だけでなく、冬の季語として俳句にも詠まれるなど、日本の文化に深く根付いた作品です。
寒い冬に、実際におしくらまんじゅうをしながら歌えば、きっと子供たちも肌のぬくもりとともに、友達や家族と過ごす時間の素晴らしさを感じられるはずです。
さくらさくら

この曲の作者は不明ながら国際的に知られている日本の代表曲。
詩のなかに霞か雲かも区別がつかない山の桜を歌っているのは、日本人なら誰でもさくらの美しさを思い出します。
さくらで有名な小金井公園のある最寄駅の武蔵小金井駅はJRの発車メロディともなっています。


