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【懐かしい童謡・民謡・わらべうた】歌い継がれる日本のこころ

懐かしい童謡や民謡、わらべうたの優しいメロディを耳にすると、まるで時空をこえたように、幼い頃の思い出が鮮やかによみがえってきます。

皆さんにも、幼少期から心に残り続ける「懐かしの歌」があるのではないでしょうか。

本記事では、日本を象徴する童謡唱歌や、各地で大切に歌い継がれてきた民謡、わらべうた、そして、お遊戯会やレクリエーションなどさまざまなシーンで親しまれている童謡をご紹介します。

日本の四季と文化、そして人々の日常を優しく映し出す童謡の世界へ、心温まる音の旅に出かけてみませんか?

【懐かしい童謡・民謡・わらべうた】歌い継がれる日本のこころ(21〜30)

おんごく

おんごく~盆歌~ 大阪のわらべ歌 Ⅲ
おんごく

夏の夕暮れ、大阪の町を子供たちが列をなして練り歩く光景が目に浮かぶような、懐かしいわらべうたです。

作者不詳の伝承歌で、1990年に大阪府教育委員会が刊行したアルバム『大阪府の民謡』に貴重な歌声が記録されています。

賑やかな「天下の台所」のイメージだけではない、路地裏に響いていた子供たちの歌声に、大阪のもう一つの顔を発見する方もいらっしゃるかもしれませんね。

古き良き故郷の心を感じさせてくれる1曲です。

よもの景色を

ひふみよ(よものけしきを)
よもの景色を

聴けばぬくもりが感じられる、長く大阪で親しまれてきた遊び歌です。

春の訪れを喜び、梅の枝でさえずるうぐいすを眺める……そんなのどかな情景が目に浮かぶようです。

また、うぐいすの鳴き声と法華経を重ねた言葉遊びには、昔の人々ならではの洒脱な感性が光っていますね。

本作を聴いていると遠い昔、町に響いていた子供たちの無邪気な声が聞こえてくる気がします。

【懐かしい童謡・民謡・わらべうた】歌い継がれる日本のこころ(31〜40)

おしくらまんじゅう

【童謡】おしくらまんじゅう
おしくらまんじゅう

親しみやすいメロディと、まんじゅうのイメージを使った遊び心のある歌詞が魅力の1曲です。

寒さをしのぐための知恵から生まれた本作は、暖かさと笑顔を分かち合える遊びとして世代を超えて受け継がれています。

遊び歌としての価値だけでなく、冬の季語として俳句にも詠まれるなど、日本の文化に深く根付いた作品です。

寒い冬に、実際におしくらまんじゅうをしながら歌えば、きっと子供たちも肌のぬくもりとともに、友達や家族と過ごす時間の素晴らしさを感じられるはずです。

ずいずいずっころばし

( わらべうた ) ずいずいずっころばし
ずいずいずっころばし

お茶壺道中のでき事を歌ったという説もあり、やはり切り捨て御免の時代は子どもたりとも容赦されない時代背景の歌で、新茶を将軍に献上する行列をお茶壺道中といい戸をピシャリとしめ息をひそめて行列が過ぎていくのを待っているという命がけの歌なのです。

遊び歌にも鬼を決める時によく歌いました。

チューリップ作詞:近藤 宮子/作曲:井上武士

赤、白、黄色のチューリップが並んで咲く美しい春の情景を描いた、日本で最も愛され続けている童謡の一つです。

近藤宮子さんの作詞には「どの花にもそれぞれの美しさがある」という多様性を認める温かなメッセージが込められており、井上武士さんの親しみやすいメロディとともに、子供から大人まで自然に口ずさめる魅力があります。

幼稚園や小学校の音楽授業で広く親しまれ、2006年には日本の歌百選にも選定された本作。

春の訪れを感じたいときや、子供と一緒に歌を楽しみたい方にピッタリの1曲です!

汽車ぽっぽ

きしゃポッポ ポチャッコver
汽車ぽっぽ

車も殆ど走っていない頃の遠出の交通機関は汽車でした。

飛行機もプロペラの時代でしたがありましたが、やはり運賃が高いので汽車と船が一般的です。

機関車なぞはろくに踏切もない時代に学校帰りには必ず見かけて何車両あるかなど数えていた事もありました。

その汽車でさえ年に1度乗るか乗らないかの時代ですので、ウキウキ気分で歌いたい気持ち単純な詩の中によく表れている童謡です。

さくらさくら

~さくら さくら~ 杉並児童合唱団
さくらさくら

この曲の作者は不明ながら国際的に知られている日本の代表曲。

詩のなかに霞か雲かも区別がつかない山の桜を歌っているのは、日本人なら誰でもさくらの美しさを思い出します。

さくらで有名な小金井公園のある最寄駅の武蔵小金井駅はJRの発車メロディともなっています。