【懐かしい童謡・民謡・わらべうた】歌い継がれる日本のこころ
懐かしい童謡や民謡、わらべうたの優しいメロディを耳にすると、まるで時空をこえたように、幼い頃の思い出が鮮やかによみがえってきます。
皆さんにも、幼少期から心に残り続ける「懐かしの歌」があるのではないでしょうか。
本記事では、日本を象徴する童謡唱歌や、各地で大切に歌い継がれてきた民謡、わらべうた、そして、お遊戯会やレクリエーションなどさまざまなシーンで親しまれている童謡をご紹介します。
日本の四季と文化、そして人々の日常を優しく映し出す童謡の世界へ、心温まる音の旅に出かけてみませんか?
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もくじ
- 【懐かしい童謡・民謡・わらべうた】歌い継がれる日本のこころ
- 桃太郎作詞:不詳/作曲:岡野貞一
- とおりゃんせわらべうた
- かえるのがっしょう作詞 :岡本敏明/原曲:ドイツ民謡
- こぶたぬきつねこ作詞・作曲/山本直純
- ひげじいさん作詞:不詳/作曲:玉山英光
- いぬのおまわりさん作詞:佐藤義美/作曲:大中恩
- 手をたたきましょう作詞:小林純一/原曲:チェコ民謡
- 雪文部省唱歌
- 南の島のハメハメハ大王作詞:伊藤アキラ/作曲:森田公一
- ごんべさんの赤ちゃん作詞:多志賀明/原曲:アメリカ民謡
- まつぼっくり作詞:広田孝夫/作曲:小林つや江
- てるてる坊主作詞:浅原鏡村/作曲:中山晋平
- バナナのおやこ作詞:関和男/作曲:福田和禾子
- 森のくまさんアメリカ民謡
- ぞうさん作詞:まどみちお/作曲:團伊玖磨
- 故郷作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一
- 花瀧廉太郎
- おおさむこさむわらべうた
- 夏の思い出作詞:江間章子/作曲:中田喜直
- むすんでひらいて文部省唱歌
- チューリップ作詞:近藤 宮子/作曲:井上武士
- おしくらまんじゅう
- ひらいたひらいたわらべうた
- いちにのさんのしのにのご
- おおなみこなみ
- さよならあんころもち
- たけやぶのなかから
- つくしはつんつん
- どんどんばしわたれ
- なかなかほいわらべうた
- ずいずいずっころばし
- さくらさくら
- 汽車ぽっぽ
- どんぐりころころ
- うさぎとかめ
- 春よこい
- おもちゃのチャチャチャ作詞:野坂昭如、吉岡治/作曲:越部信義
- 赤とんぼ
- おぼろ月夜
- かあさんの歌
- かもめの水兵さん
- かわいい魚屋さん
- すずめの学校
- ほたるこい
- みどりのそよ風
- スキー
- 七つの子
- 五木の子守歌
- 十五夜お月さん
- 夕焼け小焼け
- 山寺の和尚さん
- 背くらべ
- 赤い靴
- 鞠と殿様
- よもぎじょうぶのわらべうた
- みかんの花咲く丘
- 仲良し小道
- 月の沙漠
- 青い眼の人形
【懐かしい童謡・民謡・わらべうた】歌い継がれる日本のこころ(41〜60)
十五夜お月さん

歌は聴いた事がある方もいると思いますが、どちらかというとお月様を考えると「うさぎ、うさぎ」と歌う方が馴染みが深いと思います。
この歌は大正時代に作られた歌ですが、月に孤独となった女の子が話しかけている寂しくてせつない歌です。
ばあやがいた位なので、きっと以前は豊な生活をしていたのでしょうが、母は亡くなり、妹は貰われていったと歌っているのが、野口雨情の独特の世界でもあります。
夕焼け小焼け

このメロディーは今でもどこかで流れてます。
例えば市内での17:00になると子どもは家で帰りなさいという合図のメロディーだったり、ゴミ回収だったり、灯油の引き売りだったりと日本人にはどこか懐かしく、忘れがたい曲なのかもしれません。
私自身はどうしても昔CMの曲に起用していた「週刊○潮」は明日発売ですのイメージが取れないのですが・・
山寺の和尚さん

コミカルで楽しい曲ですが、今内容を知ると「何てことする坊主だ!」と思うかもしれません。
鞠をつきたいけど、鞠がないので、代わりに猫を袋にいれてなどとんでもないですが、これはあくまでも想像の歌で、こんな事したらおおもしろいと大人の世相歌なので、お坊さんが実際に行っていたわけではありません。
聖職であるお坊さんが駆り出されたのでしょうが、迷惑なわらべ歌となってしまいました。
背くらべ

柱に傷をつけて身長を計った事は結構いる方も多いと思いますが、住宅事情で今では柱に傷などとんでもないという時代になってしまいました。
端午の節句で子どもの成長を歌っている曲なのですが、お兄さんが計ってくれたのが”おととし”となっているのが気になります。
事情があって昨年は実家に帰れなかったので、ひとしおうれしい弟の気持ちも感じます。
赤い靴

小さい時は赤い靴を履いている女の子というイメージでどちらかというと、羨ましいイメージだったのですが、この歌は本当に悲しい物語が隠されている歌でした。
女の子の名前は”きみちゃん”といい事情がありきみちゃんを引き取れなかったお母さんがアメリカ人の宣教師夫妻に託したのですが、アメリカ行の寸前にきみちゃんは当時では不治の病の結核にかかってしまい、孤児院に引き取られたきみちゃんは闘病の末9才でこの世を去りました。
お母さんはきみちゃんが死んだ事を知りません。
ある縁でこの話を知った野口雨情がお母さんの心情を詞にしたのですが、本当にせつないですね。
鞠と殿様

”てんてんてんまり”と子どもの頃は無邪気にこの歌の意味など全く気にせず口ずさみながら鞠つきをしたものでした。
今一度歌の意味を読んでみると、かなり深く歴史の残酷な面が含まれているのでは?
と思いました。
紀州の殿様とされているので、和歌山県のお殿様の大名行列において、時代劇でよく見る農民たちの土下座姿は身分の違いを充分に表している物で殿様の篭の上に鞠などのっけてしまったら大変な時代なのに、なぜこの歌はこんなにお気楽なのか?
それとも私が考え過ぎなのでしょうか?