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【邦楽ロカビリー】日本のロカビリー曲・ミュージシャン特集

軽快なリズムと、エネルギッシュかつクールなサウンドが魅力の音楽ジャンル、ロカビリー。

ウッドベースのノリノリなスラップにシャウトするボーカル、そしてツイストダンス……かっこよさをぎゅっと濃縮したような音楽ジャンルです。

さて今回この記事では、邦楽のロカビリー楽曲をご紹介していきます!

当然ですが、日本にもロカビリーに魅了されたミュージシャンがたくさんいるんですよ。

とくに、これからロカビリーを聴いていこうと思っているあなたにオススメです!

【邦楽ロカビリー】日本のロカビリー曲・ミュージシャン特集(41〜50)

ユア・ベイビー寺内タケシ & ブルージーンズ

60年代のエレキブーム、その火付け役の1組なのが、寺内タケシとブルージーンズ。

『ユア・ベイビー』は1965年に6枚目のシングルとしてリリースされた作品です。

当時の日本ではまだ馴染みの薄かった、ロックンロールを取り入れた曲調が聴いた人の心をつかみました。

ロカビリーよりもちょっとテンポはゆっくりめ、ですがしっかりとツイストしたくなるような仕上がりだと思います。

ここから、ロカビリーもふくめ、さまざまな邦楽ジャンルが進化していったと考えると感慨深いものがありますね。

生まれてこのかたデスマーチ艦隊

落語、寄席の席でバンド演奏する、独自路線を貫きっぱなしなロックバンドである浅草ジンタ。

その過去の名義がデスマーチ艦隊で『生まれてこのかた』は1999年リリースのシングル『いろいろあるけどラララのラ』に収録されています。

自虐的かつ明るい歌詞と駆け抜けるような曲調が魅力。

聴いていて自然と元気が出る仕上がりです。

落ち込んだとき、不安を抱えているときに聴けば「自分もこういう風に生きていきたい」と思い直せるかも。

ボディ・ロカビリー姫carat

とてもキャッチーなので、ロカビリーをこれから聴いてみたいと思っている方にとくにオススメ!

バンドスタイルのアイドルユニット、姫caratの楽曲で、2013年にセカンドシングルとしてリリースされました。

ロックンロールな音像とホーンセクションの音色をかけ合わせた、エネルギッシュなサウンドが特徴。

その熱い雰囲気に心が沸き立ちます。

ただ、今は隣にいない、最愛の人のことを歌った歌詞はちょっぴり切ない印象。

自分にとってのそういう存在は誰なのか、思い浮かべながら聴いてみてください。

雨のプロムナードミッキー・カーチスとザ・サムライズ

雨のプロムナード ミッキー・カーチスとザ・サムライズ
雨のプロムナードミッキー・カーチスとザ・サムライズ

ミッキー・カーチスさんは「ロカビリー三人男」の1人に数えられた歌手で、俳優や落語家としても活躍しています。

『雨のプロムナード』は、ミッキー・カーチスとザ・サムライズ名義で1967年10月にリリースされました。

Guns Of SaxophoneTRI4TH

ロカビリーとジャズを融合させた、とてもクールなナンバーです!

「踊れるジャズ」をテーマにした音楽性が支持されているバンド、TRI4THの楽曲で、2017年にリリースされたアルバム『4th Rebellion』に収録されています。

ロカビリーサウンドを土台にしっかりと形作られた、ビバップな作品です。

突き抜けるホーンセクションの音色が気持ち良すぎますね。

ぜひともツイストしながら、手拍子しながら聴いてみてください。

片目のジャック克美しげる

『エイトマン』の主題歌で知られる克美しげるさん。

彼が1962年6月にリリースしたシングルが『片目のジャック』です。

原曲はジョニー・バーネットが歌った『Ballad Of The One Eyed Jacks』で、日本語カバーバージョンにあたります。

僕は泣いちっち守屋浩

50年代の日本で流行ったロカビリー歌手の息吹をこの曲で感じてみませんか?

水原弘さん、井上ひろしさんとともに「三人ひろし」と呼ばれた守屋浩さんの代表曲で、1959年にシングルリリース。

守屋さんはそれまでロカビリー路線で活躍されていたのですが、俳優活動中のごたごたがきっかけで方針転換、この歌謡曲『僕は泣いちっち』を発表、大ヒットしました。

そういう、日本におけるロカビリーブームの歴史をひもとく、一つのキーパーソン的な作品なのかもしれません。