ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介
オーストリアのウィーンで活躍したロマン派を代表する作曲家、ヨハン・シュトラウス2世。
ウィンナーワルツやチェコの民俗舞曲であるポルカなど、舞踊のための音楽を中心に作曲した彼は、「ワルツ王」や「ウィーンの太陽」と呼ばれていました。
さらに、オペレッタ曲でも傑作を生み出したことで「オペレッタ王」とも呼ばれ、オーストリアだけでなくヨーロッパ中で絶大な人気を博しました。
この記事では、そんなシュトラウス2世の名曲や定番曲をご紹介します。
ぜひ、彼の華やかな音楽に浸ってみてはいかがでしょうか?
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もくじ
- ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介
- 美しく青きドナウJohann Strauss II
- 常動曲Johann Strauss II
- 春の声Johann Strauss II
- トリッチ・トラッチ・ポルカJohann Strauss II
- ウィーン気質Johann Strauss II
- 皇帝円舞曲Johann Strauss II
- 狩りJohann Strauss II
- 加速度円舞曲Johann Strauss II
- こうもりJohann Strauss II
- ジプシー男爵Johann Strauss II
- 朝の新聞Johann Strauss II
- 酒、女、歌Johann Strauss II
- 宝のワルツJohann Strauss II
- 記念の詩Johann Strauss II
- オルフェウス・カドリーユJohann Strauss II
- シャンパン・ポルカJohann Strauss II
- 芸術家の生活Johann Strauss II
- ピツィカート・ポルカJohann Strauss II
- 千夜一夜物語Johann Strauss II
- ウィーンの森の物語Johann Strauss II
- もろびと手をとりJohann Strauss II
- シュトラウスⅡ世 歌劇「こうもり」序曲 小澤征爾 ウィーン・フィルJohann Strauss II
- 喜歌劇「こうもり」序曲Johann Strauss II
- ハンガリー万歳!Johann Strauss II
- ヴェネツィアの一夜Johann Strauss II
- 理性の女神Johann Strauss II
- 雷鳴と稲妻Johann Strauss II
- 革命行進曲Johann Strauss II
- クラップフェンの森でJohann Strauss II
- シャンペン・ポルカJohann Strauss II
- 喜劇曲「こうもり」より 序曲Johann Strauss II
- アンネン・ポルカJohann Strauss II
- インディゴと40人の盗賊Johann Strauss II
- エジプト行進曲Johann Strauss II
- スペイン行進曲Johann Strauss II
- ペルシア行進曲Johann Strauss II
- 南国のバラJohann Strauss II
- 爆発ポルカJohann Strauss II
- 皇帝フランツ・ヨーゼフ1世救命祝賀行進曲Johann Strauss II
- 狩りのポルカJohann Strauss II
- ワルツ「春の声」独唱付きJohann Strauss II
- ワルツ「芸術家の生涯」作品316Johann Strauss II
- ポルカ「雷鳴と電光」Johann Strauss II
- 美しく青きドナウop.314(アレンジ)Johann Strauss II
- 歌劇「こうもり」序曲Johann Strauss II
- 青く美しきドナウJohann Strauss II
- ワルツ「春の声」Johann Strauss II
- ワルツ「美しき青きドナウ」Johann Strauss II
- ワルツ「美しく青きドナウ」Johann Strauss II
- 美しき青きドナウJohann Strauss II
- Overture To Die Fledermaus, Op. 362Johann Strauss II
- ピッチカートポルカJohann Strauss II
- 騎士パズマンJohann Strauss II
- ワルツ「ウィーン気質」Johann Strauss II
- トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214Johann Strauss II
ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介(1〜20)
狩りJohann Strauss II

本作は、ヨハン・シュトラウス2世のオペレッタ『カリオストロ・イン・ウィーン』の旋律を基にした、軽快なポルカ・シュネルです。
狩猟をテーマにした楽曲で、馬のひづめの音や狩りの喜びを感じさせる躍動感あふれるメロディが特徴的。
歌詞はありませんが、音楽自体が狩猟の場面を生き生きと描き出しています。
1875年の晩秋に初演され、当時のウィーン社会の華やかさや楽観的な雰囲気を反映しており、聴く人を19世紀の社交界へと誘います。
明るく親しみやすい旋律は、クラシック音楽に馴染みのない方にもオススメですよ。
加速度円舞曲Johann Strauss II

「ワルツ王」の異名を持つヨハン・シュトラウス2世が1860年に発表したのが、この華やかな円舞曲です。
産業革命期の技術革新を音楽で表現した本作は、ゆったりとした序奏から始まり、徐々にテンポを上げていく構成が特徴的。
まるで蒸気機関車が加速していくかのような音楽の流れは、当時の人々の高揚感を見事に描き出しています。
優雅さと躍動感を兼ね備えた本作は、ウィーンの社交界で大いに愛されました。
シュトラウス2世の天才的な音楽センスが光る1曲です。
こうもりJohann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世のウィンナ・オペレッタの中でも「オペレッタの王様」とよばれている作品です。
ウィーンをはじめ、ドイツ語圏の国々の歌劇場では大晦日恒例の出し物となっており、スター歌手などが歌い上げることが多いです。
ジプシー男爵Johann Strauss II

『こうもり』に次いで有名なオペレッタです。
ヨハン・シュトラウス2世が60歳になる誕生日の前日に、ウィーンで初演されました。
オーストリアの皇帝フランツ・ヨーゼフ1世は、この『ジプシー男爵』を大いに気に入り、劇場の皇帝席にシュトラウス2世を呼び寄せ褒めたたえたそう。
日本では2010年9月に、宝塚歌劇団が現代版ミュージカルとしてリメイクされる作品を上演しました。
朝の新聞Johann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世が1864年に作曲したワルツは、朝の新聞をテーマにした管弦楽作品です。
『朝刊』と称されることもあり、歌詞はありませんが、リズミカルなメロディが新聞を手に取る静かな喜びや新しい一日への期待感を表現しています。
華やかで軽快なこの曲は、ウィーンの舞踏会で演奏され、聴衆を魅了しました。
シュトラウス2世の卓越した作曲技術と19世紀中頃のウィーン文化が凝縮された本作。
朝のひとときを音楽で味わいたい方にもオススメですよ。
酒、女、歌Johann Strauss II

1869年に発表された本作は、軽快なリズムと魅力的なメロディが特徴的。
『酒、女、歌』という享楽主義的なフレーズを象徴するこの曲は、人生の喜びや快楽を称賛しています。
ウィーン男声合唱協会のために作曲されましたが、現在では声部なしで演奏されることが多いようです。
シュトラウス2世の「ワルツ王」としての名声を確固たるものにした1曲で、クラシック音楽のコンサートや祭りなどで今もなお広く愛されています。
ぜひ聴いてみてくださいね。