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ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介

オーストリアのウィーンで活躍したロマン派を代表する作曲家、ヨハン・シュトラウス2世。

ウィンナーワルツやチェコの民俗舞曲であるポルカなど、舞踊のための音楽を中心に作曲した彼は、「ワルツ王」や「ウィーンの太陽」と呼ばれていました。

さらに、オペレッタ曲でも傑作を生み出したことで「オペレッタ王」とも呼ばれ、オーストリアだけでなくヨーロッパ中で絶大な人気を博しました。

この記事では、そんなシュトラウス2世の名曲や定番曲をご紹介します。

ぜひ、彼の華やかな音楽に浸ってみてはいかがでしょうか?

もくじ

ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介(1〜20)

宝のワルツJohann Strauss II

Schatz-Walzer op. 418 – Johann Strauss II
宝のワルツJohann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世が1885年に発表したこの楽曲は、オペレッタ『ジプシー男爵』から生まれた名作です。

軽快で優雅な旋律が印象的。

序奏から徐々に盛り上がり、美しい主旋律へと展開していく構成は、まさに舞踏会の華やかさを彷彿とさせます。

ハンガリーやジプシー文化の影響を受けた異国情緒あふれる雰囲気も魅力的です。

隠された財宝や冒険心、そしてロマンティックな愛を音楽で表現した本作は、クラシック音楽ファンはもちろん、優雅な世界観に浸りたい方にもオススメですよ。

記念の詩Johann Strauss II

Sinngedichte op. 1 – Johann Strauss II
記念の詩Johann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世のデビューコンサートでワルツ「記念の詩」「デビュー・カドリーユ」ポルカ「心ゆくまで」ワルツ「どうぞごひいきに」を初演しました。

特にワルツ「記念の詩」は19回もアンコールされるぐらい聴衆を魅了しました。

他に邦題としては、「格言詩」「記念の歌」「警句」があります。

デビューコンサートは大成功を収め、新聞の紙面で「おやすみランナーこんばんはシュトラウス1世、おはようシュトラウス2世!」と称えられました。

オルフェウス・カドリーユJohann Strauss II

Kendlingers K&K Philharmoniker: »Orpheus-Quadrille« op. 236 | Johann Strauß
オルフェウス・カドリーユJohann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世が手掛けた『オルフェウス・カドリーユ』は、オフェンバックのオペラから着想を得たカドリーユです。

6つのセクションから成っており、オペラの旋律を巧みに取り入れ、当時の聴衆を魅了しました。

1860年にウィーンで初演された際には、社交ダンスの伴奏として絶大な人気を博したことでしょう。

シュトラウス2世の才能が光るこの曲は、クラシック音楽ファンはもちろん、華やかな舞踏会の雰囲気を味わいたい方にもオススメです。

シャンパン・ポルカJohann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世が1858年に作曲したのが、軽快でユーモラスな本作です。

シャンパンの栓が抜ける音を模した演出が特徴的で、当時の社交界や舞踏会の雰囲気を見事に表現しています。

ロシア訪問中に作曲され、サンクトペテルブルク近郊で初演されました。

陽気なポルカのリズムに乗せて、祝祭やパーティーの賑やかさが伝わってきます。

華やかな気分を味わいたい方や、ウィーンの音楽文化に興味がある方にオススメの1曲です。

芸術家の生活Johann Strauss II

Strauss – Künstlerleben (Artist’s Life), Op 316 – Jordan
芸術家の生活Johann Strauss II

わずか数日で書き上げたワルツだとされています。

初演時の評判は散々なもので、ヨハン・シュトラウス2世は弟のヨーゼフに、作曲の失敗をした悔しさをこぼし、「何とか成功させたかった」と話していたそう。

現在では一転して、人気のワルツとなっています。

ピツィカート・ポルカJohann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世とその弟ヨーゼフが1869年に共作した楽曲。

全編ピッツィカートで演奏される、軽快でユーモラスな作品です。

中間部では鉄琴が加わり、さらにコミカルな雰囲気に。

ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートでもお馴染みの人気曲で、アンコールでしばしば演奏されています。

明るく楽しげな雰囲気が魅力的で、クラシック初心者の方でも楽しんで聴けるでしょう!

CMやアニメでも使用され、幅広い層に親しまれています。