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ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介

オーストリアのウィーンで活躍したロマン派を代表する作曲家、ヨハン・シュトラウス2世。

ウィンナーワルツやチェコの民俗舞曲であるポルカなど、舞踊のための音楽を中心に作曲した彼は、「ワルツ王」や「ウィーンの太陽」と呼ばれていました。

さらに、オペレッタ曲でも傑作を生み出したことで「オペレッタ王」とも呼ばれ、オーストリアだけでなくヨーロッパ中で絶大な人気を博しました。

この記事では、そんなシュトラウス2世の名曲や定番曲をご紹介します。

ぜひ、彼の華やかな音楽に浸ってみてはいかがでしょうか?

ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介(21〜30)

シャンペン・ポルカJohann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世作曲 ポルカ「シャンペンポルカ」
シャンペン・ポルカJohann Strauss II

この曲はロシアのサンクトペテルブルクで、短期間で作曲されたもので、当初の曲名は「舞踏会のシャンペン」でしたが後にこのタイトルに変わりました。

シャンペンの瓶を開ける音が曲中に何度も出てきて陽気な1曲です。

青く美しきドナウJohann Strauss II

ワルツ 「美しく青きドナウ 」ウィーンフィルニューイヤーコンサート2014
青く美しきドナウJohann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世が1867年に作曲したウィンナ・ワルツがこちらです。

ウィンナ・ワルツとは19世紀のウィーンで流行したワルツで、3拍の長さが均等ではなく、2拍目をやや早めに演奏されました。

『ウィーンの森の物語』と『皇帝円舞曲』とともにヨハン・シュトラウス2世が作った3大ワルツの一つと称され、オーストリアでは第二の国歌として親しまれています。

もともとは合唱曲としてつくられましたが、歌詞は時代に合わせて新しいバージョンに何度かかきかえられています。

ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介(31〜40)

喜劇曲「こうもり」より 序曲Johann Strauss II

ヨハンシュトラウス/歌劇(こうもり)序曲/ベルリンフィルハーモニー
喜劇曲「こうもり」より 序曲Johann Strauss II

冒頭は躍動感たっぷりのフレーズで始まります。

次々と現れる楽しい旋律に惹きつけられていきます。

明日がくるのが待っていられないような、そんな感じのする曲です。

希望と元気に満ちた溢れた曲です。

若者同士の恋愛に合っていると思います。

歌劇「こうもり」序曲Johann Strauss II

ヨハン・シュトラウスⅡ 喜歌劇「こうもり」より
歌劇「こうもり」序曲Johann Strauss II

ドイツの作曲家により1874年に作曲された喜歌劇の序曲です。

コメディーの要素が盛り込まれたオペラ作品であり、そのおもしろおかしい物語の始まりを盛り上げるような、軽快で楽しげな曲調です。

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートでもよく演奏されます。

喜歌劇「こうもり」序曲Johann Strauss II

Strauss II – Overture from Die Fledermaus (Orchestre de Paris)
喜歌劇「こうもり」序曲Johann Strauss II

ウィーンを代表する作曲家、ヨハン・シュトラウス2世。

彼が手掛けた『こうもり』は、19世紀のウィーンを舞台にしたオペレッタです。

序曲は、軽快で優雅なウィンナーワルツの旋律が特徴的。

シャンパンの泡のように弾む音楽は、作品全体の喜劇的な雰囲気を見事に表現しています。

1874年にアン・デア・ウィーン劇場で初演されました。

仮装と騙し合いが織りなす物語は、当時の社交界の華やかさと軽薄さを皮肉しており、ユーモアにあふれています。

音楽を通じてウィーンの魅力を堪能したい方にオススメの1曲です。

ポルカ「雷鳴と電光」Johann Strauss II

シュトラウス ポルカ「雷鳴と電光」|管弦楽曲【フルオーケストラ演奏】ボローニャ歌劇場フィルハーモニー[吉田裕史指揮]
ポルカ「雷鳴と電光」Johann Strauss II

タイトルの通り、とても迫力のある1曲ですね。

この曲はヨハン・シュトラウス2世が芸術家協会『ヘルペルス』のために作曲しました。

冒頭を聴くと緊張感のある曲と思いますが、全体的にはとても明るい曲なんですよね。

運動会にBGMとしてもおなじみの1曲ですので、聴いたことがある人も多いかもしれません。

シンバルや大太鼓の音がとても際立っており、走者のみならず観客のボルテージも押し上げてくれそう。

聴いているととても気分が盛り上がるオススメの1曲ですよ!

アンネン・ポルカJohann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世作曲 ポルカ「アンネンポルカ」
アンネン・ポルカJohann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世にはややマザー・コンプレックスの気があったと言われており、母アンナにひそかに捧げたものともいわれる曲です。

父のヨハン・シュトラウス1世も同名の「アンネン・ポルカ」を1842年に作曲しており、こちらも有名な作品でありますが、曲調が全く違う仕上がりになっています。