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ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介

オーストリアのウィーンで活躍したロマン派を代表する作曲家、ヨハン・シュトラウス2世。

ウィンナーワルツやチェコの民俗舞曲であるポルカなど、舞踊のための音楽を中心に作曲した彼は、「ワルツ王」や「ウィーンの太陽」と呼ばれていました。

さらに、オペレッタ曲でも傑作を生み出したことで「オペレッタ王」とも呼ばれ、オーストリアだけでなくヨーロッパ中で絶大な人気を博しました。

この記事では、そんなシュトラウス2世の名曲や定番曲をご紹介します。

ぜひ、彼の華やかな音楽に浸ってみてはいかがでしょうか?

ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介(41〜50)

Overture To Die Fledermaus, Op. 362Johann Strauss II

Johann Strauss – Overture “Die Fledermaus” (Vienna Philharmonic Orchestra, Zubin Mehta)
Overture To Die Fledermaus, Op. 362Johann Strauss II

2016年のクリスマスシーズンに放映されたコマーシャル映像です。

アイススケートの中継を熱心に見るおばあちゃんに、息子が贈り物をしてあげます。

それは、スケートリンクの上でワーゲンを滑らせること!

楽曲はヨハン・シュトラウス2世の「こうもりポルカ」として知られるもので、演奏はロイヤル・フィルハーモニックです。

ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介(51〜60)

ワルツ「美しく青きドナウ」Johann Strauss II

ワルツを数多く作曲したシュトラウスの作品。

戦争で負けて失意している母国の人たちを元気づけるために作曲したもので、今でもオーストリアで愛され、よく用いられています。

詩に乗せる形で作られたもので、美しくも希望にあふれ、励まされる1曲です。

ピッチカートポルカJohann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世&ヨーゼフ・シュトラウス:ピチカート・ポルカ
ピッチカートポルカJohann Strauss II

この曲の特徴は、弦楽器のみで演奏されることと、弦楽器を弾くのではなく弦を弾く動作だけで演奏されるということです。

ポロンポロンという弦を弾くだけの奏法ですが、音色にさまざまな表情を見せてくれる、楽しい一曲となっています。

騎士パズマンJohann Strauss II

音楽は好評をでしたが、肝心な台本がつまらなすぎるものでしたので早々と打ち切りとなりました。

これが原因でヨハン・シュトラウス2世は多額の借財を抱えました。

その後はプラハで上演しましたが、やはり成功せず、3年も使って作曲されたこのオペラは結果お蔵入りとなってしまいました。

ワルツ「ウィーン気質」Johann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世作曲 ワルツ「ウィーン気質」
ワルツ「ウィーン気質」Johann Strauss II

おとぎの世界での舞踏会で踊っているようなファンタジーで美しい曲です。

定番のケーキ入刀などには、こんな曲もステキですね。

ワルツなのですが、結構盛り上がりの部分などが目立つ曲で、司会者が上手く曲に合わせてお二人を導いて頂ければ、メインの場が盛り上がることはまちがいなしです。

トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214Johann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世が1858年に作曲した名作『トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214』。

軽快で威勢が良い曲調が特徴で、日本では小学校の運動会などでよく使用されていますね。

複合的な技術が登場するタイプの作品ではないものの、パッセージの速さは間違いなく上級クラスです。

マイナーな作品ですが、演奏効果も高いので、発表会やコンクールの課題曲としても十分に使えると思います。

ぜひチェックしてみてください。

おわりに

ヨハン・シュトラウス2世の名曲、定番曲をご紹介しました。

思わず踊りたくなるような舞曲がたくさんあり、聴いていて楽しくなりますね。

1800年代のヨーロッパの世界観を、彼の音楽から感じられたのではないでしょうか。

ワルツやポルカだけでも、どちらも100を超える作品を残しているので、ぜひ他の曲も聴いてみてくださいね!