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ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介

オーストリアのウィーンで活躍したロマン派を代表する作曲家、ヨハン・シュトラウス2世。

ウィンナーワルツやチェコの民俗舞曲であるポルカなど、舞踊のための音楽を中心に作曲した彼は、「ワルツ王」や「ウィーンの太陽」と呼ばれていました。

さらに、オペレッタ曲でも傑作を生み出したことで「オペレッタ王」とも呼ばれ、オーストリアだけでなくヨーロッパ中で絶大な人気を博しました。

この記事では、そんなシュトラウス2世の名曲や定番曲をご紹介します。

ぜひ、彼の華やかな音楽に浸ってみてはいかがでしょうか?

もくじ

ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介(21〜40)

南国のバラJohann Strauss II

Johann Strauß: “Rosen aus dem Süden” mit Andrew Manze | NDR Radiophilharmonie
南国のバラJohann Strauss II

1880年10月1日自作のオペレッタ「女王のレースのハンカチーフ」を初演しました。

イタリア国王ウンベルト1世はこのオペレッタを大変気に入り、やがてそのことがヨハン・シュトラウス2世の耳にも伝わりは即座にこのオペレッタに登場するモチーフを編曲し「南国のバラ」としウンベルト1世にささげた曲で、「スター・トレック」でも使用されている曲です。

爆発ポルカJohann Strauss II

Explosions-Polka op. 43 – Johann Strauss II
爆発ポルカJohann Strauss II

曲の名前は、ニトロが発明されたことにより、爆発ポルカとなりました。

他にもヨハン・シュトラウス2世は流行のものを作品の中に取り入れていたようです。

当時若者の間では「爆発的」という言葉も流行しておりました。

「楽しい爆発まつり」というチャリティコンサートのために作られました。

このポルカは全曲にわたってたくさんの爆発を思わせる効果を取り入れており、とくに曲の最後には大きな爆発音が入ります。

皇帝フランツ・ヨーゼフ1世救命祝賀行進曲Johann Strauss II

Kaiser Franz Josef I, Rettungs-Jubel Marsch op. 126 – Johann Strauss II
皇帝フランツ・ヨーゼフ1世救命祝賀行進曲Johann Strauss II

宮廷から嫌われていたヨハン・シュトラウス2世が式典に便乗して作曲したのを皇帝に献上し、宮廷でのダンスの指揮をようやく許されたヨハン・シュトラウス2世は「皇帝フランツ・ヨーゼフ1世救命祝賀行進曲」を作曲するなどし、宮廷での仕事ができるようになりました。

狩りのポルカJohann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世が作曲したポルカです。

オペレッタに登場した音楽をポルカやワルツに編曲する事が多かったヨハンが、875年に作曲された『ウィーンのカリオストロ』の中の「おお、私の駿馬よ」から引き出して作曲した曲です。

ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介(41〜60)

ワルツ「春の声」独唱付きJohann Strauss II

Strauss – Kathleen Battle – Frühlingsstimmen – Voices of Spring
ワルツ「春の声」独唱付きJohann Strauss II

華やかで幸福感に満たされる曲「Frühlingsstimmen:春の声」は、ハンガリーのブダペストのパーティーでシュトラウスⅡ世の親友の大ピアニストであるリストが主催者の女性と即興演奏のピアノのを弾いて楽しんでいた時に、その曲から発想を得てヨハン・シュトラウスⅡ世が作曲した、世界的に有名な声楽ワルツ曲です。

ワルツ「芸術家の生涯」作品316Johann Strauss II

**♪J.シュトラウス2世:ワルツ「芸術家の生活」op.316 / ウィリー・ボスコフスキー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ワルツ「芸術家の生涯」作品316Johann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世は、1804年に、ウィーンに生まれました。

父のヨハン1世は、舞踏曲を数多く生み出し、「ワルツの父」と呼ばれていました。

ヨハン2世は、1867年にワルツ「芸術家の生涯」を作曲しました。

活気に満ちたウィーンの芸術家たちの集いを描いた曲です。