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ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介

オーストリアのウィーンで活躍したロマン派を代表する作曲家、ヨハン・シュトラウス2世。

ウィンナーワルツやチェコの民俗舞曲であるポルカなど、舞踊のための音楽を中心に作曲した彼は、「ワルツ王」や「ウィーンの太陽」と呼ばれていました。

さらに、オペレッタ曲でも傑作を生み出したことで「オペレッタ王」とも呼ばれ、オーストリアだけでなくヨーロッパ中で絶大な人気を博しました。

この記事では、そんなシュトラウス2世の名曲や定番曲をご紹介します。

ぜひ、彼の華やかな音楽に浸ってみてはいかがでしょうか?

もくじ

ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介(1〜20)

千夜一夜物語Johann Strauss II

本作は、オペレッタ『インディゴと40人の盗賊』から生まれたワルツです。

アラビアンナイトの世界を思わせる幻想的なメロディと、ウィーンの華やかさが見事に融合した1曲。

軽快なリズムと東洋的な旋律が織りなす音楽は、聴く者を異国の冒険へと誘います。

1871年に発表されたこの曲は、シュトラウスの才能が遺憾なく発揮された傑作。

ダンスホールで踊る人々の姿が目に浮かぶような、華麗で魅惑的な音楽をぜひお楽しみください。

ウィーンの森の物語Johann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世がわずか一週間で書き上げた作品で、発表されるとたちまち大好評でした。

題名のとおり、ウィーンの森を感じさせる作品です。

しかしヨハン・シュトラウス2世は自然が大の苦手で、自然に対して病的なまでに恐れいたそう。

そんな彼がこのワルツを作曲した理由は明らかではないですが、彼の代表曲の一つとして人気の高い1曲です。

曲には民族楽器のチターも使われています。

ヨハン・シュトラウス2世|名曲、定番曲をご紹介(21〜40)

もろびと手をとりJohann Strauss II

Seid umschlungen Millionen • Johann Strauss II • Neujahrskonzert 2014 Wien Vienna
もろびと手をとりJohann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世はこの博覧会用ワルツの作曲にはあまり乗り気ではありませんでした。

しかし、メッテルニヒ侯爵夫人と台本作家の説得に負けて親友のブラームスにささげようと考えていたワルツを「もろびと手をとり」として発表しました。

シュトラウスⅡ世 歌劇「こうもり」序曲 小澤征爾 ウィーン・フィルJohann Strauss II

ヨハンシュトラウス/歌劇(こうもり)序曲/ベルリンフィルハーモニー
シュトラウスⅡ世 歌劇「こうもり」序曲 小澤征爾 ウィーン・フィルJohann Strauss II

1825年生まれ、オーストリアのウィーンを中心に活躍した作曲家で指揮者のヨハン・シュトラウス2世の作品、喜歌劇「こうもり」より【序曲】です。

ヨハン・シュトラウス2世は別名「オペレッタ王」とも呼ばれています。

「こうもり」は独特なウィンナ・ワルツの旋律が人気で、特に序曲は管弦楽として単独で演奏されることが多いです。

喜歌劇「こうもり」序曲Johann Strauss II

Strauss II – Overture from Die Fledermaus (Orchestre de Paris)
喜歌劇「こうもり」序曲Johann Strauss II

ウィーンを代表する作曲家、ヨハン・シュトラウス2世。

彼が手掛けた『こうもり』は、19世紀のウィーンを舞台にしたオペレッタです。

序曲は、軽快で優雅なウィンナーワルツの旋律が特徴的。

シャンパンの泡のように弾む音楽は、作品全体の喜劇的な雰囲気を見事に表現しています。

1874年にアン・デア・ウィーン劇場で初演されました。

仮装と騙し合いが織りなす物語は、当時の社交界の華やかさと軽薄さを皮肉しており、ユーモアにあふれています。

音楽を通じてウィーンの魅力を堪能したい方にオススメの1曲です。

ハンガリー万歳!Johann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世はハンガリー自治2周年を祝って「ハンガリー万歳!」を作曲しました。

コーダには、ハンガリー独立の英雄を讃える「ラーコーツィ行進曲」が引用されています。

ニューイヤーコンサートでも数回演奏されています。