K-POPの心に染みる切ない曲。いろいろな心情に寄りそうセツナソング
韓国の曲やK-POPはせつない気持ちに寄りそってくれる曲がたくさんあります。
しっとりと歌い上げるメロディーだったり、じっくりと情感があふれるような歌い方も、より曲の世界観に入り込ませてくれるのではないでしょうか。
聴いていると本当に胸が締めつけられてキュッとくるバラードも多いですよね。
ただ「悲しい」という気持ちのみでなく、懐かしかったり、戻らない日々を思い浮かべたり、あたたかい雰囲気の中の切なさだったり、さまざまな心を描いたセツナソングをピックアップしました。
ぜひご自身の境遇と重ね合わせてお聞きくださいね。
K-POPの心に染みる切ない曲。いろいろな心情に寄りそうセツナソング(131〜140)
On My YouthWayV

NCTから派生したボーイズグループのWayVが2023年11月にリリースした、2ndフルアルバム『On My Youth』の同名タイトル曲です。
誰しも過去の後悔がきっとありますよね。
そんなつらさに共感できるような、ミディアムテンポの切ないダンスナンバーになっています。
過ちによって崩れてしまったことを嘆き、もとに戻りたい気持ちがつづられた本曲。
若気の至りに重なるのはもちろんですが、沈黙で乗り切ったりウソをつくことは良い結果をもたらさないと、改めて気づかせられます。
UNLOVE (prod. HONNE)Zion.T

世界的に注目を集めているR&Bシンガー、Zion.Tさん。
彼のアルバム『Zip』から『UNLOVE (prod. HONNE)』を紹介しましょう。
こちらは『知らない人』、『V(Peace)(feat.AKMU)』と並ぶトリプルタイトル曲の1つで、深い愛と失恋について描く内容に仕上がっていますよ。
軽やかなメロディーと、切なすぎる歌詞のギャップが味わい深いですね。
またHONNEとの息の合ったパフォーマンスも見どころですよ。
APOLOGYiKON

切ない恋愛ソングといえば、iKONが思い浮かぶ人もいらっしゃることでしょう。
『APOLOGY』は、2015年にリリースされたR&Bテイストの失恋歌。
自由に過ごしたい彼氏と気を遣ってほしい彼女がすれ違っていくカップル像が描かれています。
そういった要求を細かくされると嫌になってきて、気持ちが離れてしまう……あるあるのパターンかもしれませんね。
ドライに見えますが、内心は彼氏も苦しんでいて荒れ狂っているよう。
でもなんだかんだいって、最後は相手の幸せを願っています。
中盤にあたるラップパートの美しい詞表現にもぜひ注目してみてください。
소주 한 잔イム・チャンジョン

1990代~2000年代を中心に活躍した人気の俳優&歌手、イム・チャンジョンさん。
彼が2003年にリリースした『焼酎一杯』は、恋人への未練を歌った切ない心情が伝わってくるバラード。
東方神起のユノさんをはじめとしたK-POPアイドルの方にもカバーされていて、長く愛されている定番曲です。
イム・チャンジョンさんの情感豊かなボーカルがじんわり響くこの曲は、一人でじっくりと歌いたくなる魅力があります。
お酒を題材にした楽曲には名曲が多く、韓国でも共感性が高くセンチメンタルな感情が増幅されるのかもしれませんね。
どうして君を好きになってしまったんだろう?東方神起

日本での活動にも注力している東方神起。
彼らの代表曲の1つが『どうして君を好きになってしまったんだろう?』です。
レコード大賞を受賞するなどして大きな注目を集めたので、知っている方も多そうですね。
その歌詞では、男性の目線から、振られた女性への愛を描いています。
タイトルのフレーズをじょじょに変えつつ、心境を深堀しているのがポイントですね。
ちなみにこの曲にはアカペラバージョンやリミックスバージョンもあるんです。
また違った雰囲気なので聴いてみてください。
Miss You방예담(BANG YEDAM)

元TREASUREのバン・イェダムさんが届けるピアノバラード。
2023年11月にリリースした1stミニアルバム『ONLY ONE』から先行公開されました。
別れる直前の心情を描いた失恋歌で、秋冬の人恋しさやセンチメンタルな心情に重なりますね。
これ以上ない相手が今から離れてしまう切なさが、イェダムさんの深い表現力でより響きます。
ピアノを弾くイェダムさんが見られるミュージックビデオと合わせてぜひ聴いていただきたいです。
とても美しく、一瞬で引き込まれます。
Spring Snow10cm

春の訪れを感じさせる切ない曲。
韓国の人気インディーバンド・10CM(シプセンチ)の『Spring Snow』は、ドラマ『ソンジェ背負って走れ』のOSTとして2024年5月にリリースされました。
クォン・ジョンヨルさんの繊細な歌声とアレンジが印象的な1曲。
長い間待ち続けた愛の再会を春の雪に例えた歌詞は、深い愛情とともにはかなさも感じさせてくれます。
恋人を待つ切ない気持ちや、再会を夢見る純粋な思いにきっと共感できるはず。
幻想的でロマンティックな曲調は、恋をしている人も、これから始まる人も、ときめかせてくれることでしょう。