【2025】演歌の最近のヒット曲。要注目の歌謡人気曲

霧笛にぬれて長保有紀

長保有紀「霧笛にぬれて」MUSIC VIDEO

哀愁漂う港町を舞台に、切ない恋心を歌い上げる長保有紀さんの新曲。

霧に包まれた港で響く汽笛の音が、主人公の心情を象徴しています。

別れや未練、再会への願いを織り込んだ歌詞は、リスナーの心に深く響くことでしょう。

2024年6月26日にリリースされたこの楽曲は、長保有紀さんの成熟した歌唱力と感情表現が光る一曲。

カップリング曲の「おっとり節」と合わせて、演歌ファンの心をつかむこと間違いなしです。

夕暮れ時のドライブや、しっとりとした雰囲気の居酒屋で聴きたい一曲ですね。

ついほろり柳ジュン

【公式】柳ジュン「ついほろり」MV（2025年8月20日発売）

艶のある歌声で聴き手を魅了する演歌歌手、柳ジュンさん。

彼女が2025年8月にリリースした『ついほろり』は、都会で暮らす人の郷愁を誘う演歌バラードです。

便りが途絶えた故郷を思いながら、都会の冷たさに感じる主人公……その心情が痛いほど伝わってきます。

故郷を離れて1人でがんばっていて、ふと胸に寂しさがよぎった時、この切なくも温かいメロディーが心を優しく包んでくれると思いますよ。

ゆるし川永井みゆき

永井みゆき「ゆるし川」Music Video

永井みゆきさんが2025年8月にリリースした本作は、作詞に詩人の道山れいんさん、作曲に大谷明裕さんを迎えた、マイナー調の歌謡演歌です。

歌詞に一夜の恋に夢を見た女性が、許したいのに許せない葛藤を抱える姿を描写。

酔芙蓉の花にたとえられる主人公の心情が、美しくも切ない言葉でつづられており、聴く人の胸を打ちます。

恋の苦悩ややるせなさをじっくりと味わえる作品だと思います。

三陸挽歌水森かおり

水森かおり「 三陸挽歌」MV（2024年1月23日発売）【公式】

水森かおりさんが2024年1月23日にリリースした『三陸挽歌』は、切なくも力強いメッセージが胸に響く1曲です。

岩手県を舞台に、海に出たまま帰らない人を待つ女性の姿を描いた歌詞は、失われた愛への哀悼と新たな未来への希望を同時に感じさせます。

作詞のたきのえいじさんの緻密な言葉選びと、作曲の弦哲也さんの心に染みるメロディーが、水森さんの表現力豊かな歌声と見事に融合。

本作は、日常と非日常が交錯する三陸の海の魔力を感じることができる作品です。

まさに時代を超えて愛されるであろう楽曲。

演歌ファンはもちろん、幅広いリスナーにオススメしたいですね。

三日月と赤い橋五十川ゆき

五十川ゆき「三日月と赤い橋」MUSIC VIDEO

2024年9月にリリースされた五十川ゆきさんの楽曲は、佐賀県嬉野温泉を舞台に、赤い橋と三日月の風景を通じて儚い恋の物語を歌い上げています。

恋を「水の幻影」にたとえたフレーズが印象的で、一時的な関係の儚さを象徴的に表現しています。

岡千秋さんが作曲を、冬弓ちひろさんが作詞を手掛けた本作は、幻想的な風景が楽曲全体に強く反映されています。

シングルには他にも『ギンザ・サニーサイド・ストリート』や『さよならなんて』が収録されており、カラオケ音源も含まれています。

五十川さんの透明感のある歌声が情感豊かに響く本作は、切ない恋心を抱いたことのある方に聴いていただきたい一曲です。

終着の宿真木ことみ

真木ことみ「終着の宿」MUSIC VIDEO

現役演歌歌手として知られる真木ことみさんが、2024年9月にリリースした深みのある歌です。

演歌ならではの情感豊かな歌詞と重厚な旋律が特徴的で、真木さんの力強い歌声が心に響きます。

『終着の宿』と題された本作は、北の流氷の地を舞台に、愛する人との別れや忘れられない未練をテーマにしています。

寒風吹く海峡で夜通し泣く様子や、流氷酒を飲みながら孤独を感じる主人公の姿が描かれ、聴く人の胸を打ちます。

カップリング曲の『愛の記憶』はシャンソン調の異色作。

演歌ファンはもちろん、幅広い年代の方にもおすすめの一曲です。

さつまの花魁小川たける

小川たける『さつまの花魁』 MV

芸の道にかける情熱と望郷の念が胸を打つ作品です。

小川たけるさんによる楽曲で、2025年8月に発売されました。

前作『夢の破片』も好評だった小川さんが自身で作詞作曲を手がけています。

歌詞で描かれているのは、日本一の女形を目指す若者の芸道と故郷を思う心。

頂点を目指す強い決意と、ふと心をよぎる家族への愛情が交錯する世界観が、聴く人の心を揺さぶります。

故郷を離れて夢に打ち込んでいる方なら、感情移入してしまうはず。

自分の歩む道と重ね合わせながら聴いてほしい、ドラマチックな1曲です。