「MEIKO」が歌う名曲。オススメのボカロ人気曲
この記事ではボカロの元祖的な存在、MEIKOの歌った名曲をご紹介していきます。
MEIKOは2004年、世界初の日本語対応バーチャルシンガーソフトウェアとして登場。
合成音声ライブラリの代名詞のような存在である初音ミクよりも、3年早くの発売でした。
「女性ボーカルが歌う曲」を自分のパソコンの中だけで完成させられる、ということで、当時のDTMerたちの間で話題に。
その後、2007年ごろからのボカロブームにともない、MEIKO人気も高まりました。
芯があり、少し大人っぽい声質が特徴です。
ボカロの歴史をひもとくのにぴったりなプレイリストかもしれません!
「MEIKO」が歌う名曲。オススメのボカロ人気曲(21〜30)
壊セ壊セユーキ

とてもクールなサウンドから耳が離せなくなります。
『cloud』や『動かない空』などの作者としても知られているボカロP、ユーキさんの楽曲出、2010年に公開されました。
曲調に淡々としたメロディーラインが合っていて、大人っぽい印象を受ける仕上がりです。
じっくりと聴き込みたくなる魅力がありますね。
投げやり、諦めが伝わってくる「君」への思いがつづられた歌詞はとても冷たい印象。
最近失恋してしまった、という人に、とくに刺さるかもしれません。
きみとぼくのレゾナンス斜め上P

MEIKOのリリース15周年を記念して制作された作品です。
「MEIKO親衛隊名誉隊長」という異名を持つボカロP、斜め上Pさんの楽曲で、2020年に公開されました。
鐘の音色が印象的なポップナンバーで、聴いていてさわやかな気分になれます。
遠く離れていても君の声が聞こえるよ、僕たちはつながっているんだよ、という歌詞のメッセー性もステキですね。
疲れてしまったとき、落ち込んだときにぜひ聴いてほしい、温かみのあるボカロ曲です。
猛毒雑貨 冥子屋さんSLAVE V-V-R

MEIKO21周年を記念して制作されたこちらは、引退失敗でおなじみの人気ボカロP、SLAVE.V-V-Rさんによる楽曲です。
2025年11月に公開されました。
アコーディオンが奏でる誘惑的な音色が、毒物を扱う雑貨屋という不穏な世界観を見事に演出しています。
ダークファンタジーのような寓話性と、キャバレー風の芝居がかった雰囲気が絶妙に絡み合う本作。
MEIKOの堂々とした歌声が、妖しくも魅力的な店主を思わせます。
YouTubeの固定コメントには制作裏話がつづられているそうなので、楽曲を聴いた後にぜひチェックしてみてください。
グロテスクで美しい、毒のあるボカロ曲を求めている方にオススメです!
ピアノ×フォルテ×スキャンダルOSTER project
ファンキーでジャジーでオシャレな、アガるボカロ曲です。
幅広く、懐も深い音楽性が支持されているボカロP、OSTER PROJECTさんの楽曲で、2008年に公開されました。
タイトルにもあるようにピアノを軸に展開される曲で、音の一つひとつ追っていくだけでも充分に楽しめます。
とくにベーススラップがかっこいい!
MEIKOの大人な歌声もステキですね。
好きな人への思いが止まらない様子がつづられた歌詞にはドキドキしてしまいます。
忘却心中OPA
ノイジーな歌声がめちゃくちゃかっこいいMEIKO曲です。
プロの作曲家としても活躍しているボカロP、OPAさんの楽曲で、2007年に公開されました。
スピード感のあるハードロック調のサウンド、シビレますね。
キレのあるギターフレーズがたまりません。
どんなに大きな事件があっても、いつのまにかそのことを忘れてしまう人間の性についてがつづられた歌詞は、哲学的な仕上がり。
エネルギッシュでありながらどこか切ない、心に刺さる名曲の一つです。
Amazing DolceひとしずくP × やま△

ファンタジックな世界観をもつ楽曲で人気を集めたひとしずくPさんと『duplicator』などの代表曲で知られるやま△さんが制作した『Amazing Dolce』。
こちらの曲は2016年に発売されたゲーム『初音ミク -Project DIVA- X』に書き下ろされました。
リズミカルなブラスセッションが軽やかに響きます。
お姉さんの雰囲気がただようMEIKOの歌唱も要チェック!
華やかでダイナミックなメロディーに耳を傾けてみてはいかが?
ジターバグ蜂屋ななし

あらゆるボカロをうまく使いこなすことで知られるボカロP、蜂屋ななしさん。
『ライムライト』や『ノイローゼ』などの楽曲で人気を集めました。
そんな彼の曲のなかでも特にオススメしたいのは2019年に制作された『ジターバグ』です。
疾走感のあるジャジーなエレクトロサウンドが印象的です。
MEIKOのアンニュイな歌声に胸キュン。
華やかでありながら、どこかダークな雰囲気もただよう作品です。
トロンボーンやヴァイオリンのテクニカルな演奏にも耳を傾けてみてください。





