皆さんは「ミクスチャーロック」と聞いて、どのようなジャンルを思い浮かべますか?
融合という言葉通り、同時代の洋楽に影響を受けつつメタル、ハードコア、パンクにラップやファンクもしくはレゲエ、エレクトロサウンド等多彩なジャンルを取り入れたバンドたちを総称して、1990年代に日本でのみ「ミクスチャーロック」というジャンル名で呼ばれるようになったのですね。
現在ではあまり「ミクスチャー」という言葉自体は聞かなくなったものの、ミクスチャーロックの精神を受け継いでEDMやファンク、ジャズ、R&Bなど、より多くのジャンルをクロスオーバーさせたバンドが増えてきました。
この記事では、国内で活躍するミクスチャーロックバンドを新世代のバンドも含めて幅広い視点で紹介します!
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FANTASITADragon Ash

日本のミクスチャーバンドの代表格でもあるDragon Ash。
もともとミックスチャーが好きという人にはもちろん、これからミクスチャーを知っていきたいという人にもぜひ押さえておいてほしいバンドです。
ボーカルのKjさんを中心に1996年に結成し、メンバーの死やメンバーチェンジを経ながらも一貫したスタイルでミクスチャーロックの前線を走ってきました。
ラウドなナンバーから、ピースフルなゆるめのナンバーまであるのでお気に入りの1曲を見つけてみてくださいね!
THAT’S THE WAY WE UNITEBACK DROP BOMB

1994年に結成のミクスチャーロックバンド、BACK DROP BOMBはHi-STANDARDやHUSKING BEEなどとも親交が深く、いわゆるエアジャム世代と呼ばれるバンドです。
そんな彼らの楽曲は、ロックをベースにヒップホップ、レゲエなどの要素を取り入れ、バンドサウンドでそれらを表現しています。
ノリがよくかっこいい楽曲が魅力です。
MIDI SURFTHE MAD CAPSULE MARKETS

2000年代の時点で海外のメタルやラウドなロックが集まる世界的な音楽フェスに出演、日本が世界に誇るミクスチャーロックの先駆的かつ伝説的な存在として現在も熱狂的なファンが多く存在するTHE MAD CAPSULE MARKETS。
最初期は1980年代のハードコア~パンクシーンに影響を受けたパンキッシュなサウンドを鳴らしていましたが、作品をリリースするごとに音楽性の幅を広げていった彼らは1996年にトリオ編成となって以降、大胆なエレクトロサウンドを導入。
97年リリースのアルバム『DIGIDOGHEADLOCK』において、世界が驚愕した後期MADの音楽性を確立させたのですね。
残念ながら2006年に無期限の活動休止となってしまいましたが、中心メンバーのTAKESHI UEDAさんはAA=としてグローバルな活躍を見せるなど、個々のメンバーたちは令和の今も精力的な活動を続けています。
Dragon Ashの降谷建志さんをはじめとして、MADに影響を受けたと公言しているミュージシャンは多くいますから、MADの音楽をまだ聴いたことがないという方はぜひチェックしてみてください。
金色グラフティーROTTENGRAFFTY

古都のドブネズミことROTTENGRAFFTYもミクスチャーロックバンドを語るうえでは外せませんね。
ロットンの愛称で親しまれている彼らは1999年に京都で結成されました。
爆音のロックサウンドをもとに、ヒップホップやハードコアの要素を取り入れた楽曲はクセになりますよ。
最近ではよりエレクトロに進化しこれからも目が離せない存在です!
毎年12月に行われている自主企画の『ポルノ超特急』にも足を運んでみてくださいね。
Why I’m MeRIZE

1997年に下北沢を中心に結成した3人組バンドRIZE。
国内のロックフェスでは常連ですよね!
メンバーチェンジを経て、現体制はボーカルのJESSEさんとドラムの金子ノブアキさん、ベースのKenKenさんという個性の強いメンバー編成となっております。
日本のみならず海外からも人気のある実力派ミクスチャーバンドです。
雷鼓のように鳴り響くラウドなサウンドは圧巻もので、JESSEさんのハスキーなラップがより迫力を持って届けられます。
現在は事実上の活動休止となっており、活動再開を願うばかりです。
RUMBLE (feat. Masato from coldrain)Paledusk

福岡発の若手バンド、Paleduskが奏でるのは、ハードコアとラウドロックを基調としながら、現代的なサウンドを取り入れた独自のミクスチャースタイル。
重厚なギターリフやデスボイス、シャウトに加え、trap調の要素やブレイクダウンなど、多彩な音楽的要素を織り交ぜた彼らの楽曲は、リスナーに新鮮な驚きと興奮を与えています。
SpotifyやApple Musicなど主要な音楽配信サービスで楽しめるPaleduskの音楽は、ジャンルの境界線をあいまいにしつつ、疾走感溢れる展開で聴く人を魅了。
福岡を中心に国内外で精力的にライブ活動を展開し、そのエネルギッシュなパフォーマンスで観客との強いつながりを築いているのです。
1sec.10-FEET

京都のバンドといえば10-FEETですよね!
結成の1997年よりパンクやメタル、レゲエなどの多くの音楽要素を取り入れたミクスチャーロックバンドとしてキャリアを重ねてきました。
『1sec.』などのハードで激しめのナンバーもかっこいいですが、『シガードッグ』などのゆったりとしたナンバーの楽曲も本当にオススメです。
ボーカルTAKUMAさんのつづる歌詞は温かく胸に響くものばかりで、優しさこそが強さだということを教えてくれます。
つらいことがあったら必ず味方してくれるバンドですよ。
毎年7月に開催される恒例のイベント『京都大作戦』へもぜひ参戦してみてくださいね!