RAG MusicHit Song
素敵なヒットソング
search

【心に残る青春ソング】70年〜80年代ニューミュージックの名曲を振り返る

フォークやロックの要素を取り入れながら、より親しみやすい音楽として多くの人々の心を掴んだニューミュージック。

GAROの「学生街の喫茶店」やかぐや姫の「神田川」は、当時の若者たちの日常を優しく切り取り、アリスの「チャンピオン」やさだまさしさんの「関白宣言」は、等身大の想いを力強く歌い上げました。

青春の記憶を彩った名曲の数々は、今なお多くの人々の心に寄り添い続けています。

繊細な歌詞とメロディーで紡がれた、70年代の珠玉の楽曲をご紹介します。

【心に残る青春ソング】70年〜80年代ニューミュージックの名曲を振り返る(41〜60)

君と歩いた青春

風の『君と歩いた青春』は、70年代に青春時代を過ごした方々の心に深く刻まれた名曲です。

伊勢正三さんの書いた叙情的な歌詞は、友情、恋愛、別れといった普遍的なテーマを描きながら、リスナーの記憶に眠る忘れがたい思い出を呼び覚まします。

メロディの美しさと伊勢さんの歌声が織りなすハーモニーは、若き日の切ない感情を呼び起こし、心の琴線に触れずにはいられません。

1976年のリリース以降、太田裕美さんをはじめ数多くのアーティストにカバーされ、時代を超えて愛され続けるこの曲は、人生の節目に立ち止まり、かつての仲間や恋人との思い出に浸りたくなったときに、ぜひ聴いていただきたい1曲です。

HERO甲斐バンド

「甲斐バンド」はボーカルの甲斐よしひろを中心とするバンドであり、1974年にデビュー。

1978年12月にリリースされた「HERO」はセイコーの腕時計のCMに起用され、オリコン最高1位を獲得し、セールス67万枚を売り上げる大ヒットでした。

22才の別れ

風(Kaze) – 22才の別れ (Official Audio)
22才の別れ風

「風」は「かぐや姫」の伊勢正三とフォークバンド「猫」の大久保一久によるデュオであり、「22才の別れ」は1975年2月にリリースされたシングルデビュー曲。

別れを正面から取り上げた世界観は衝撃的であり、オリコン最高1位で70万枚の大ヒットとなりました。

悪女中島みゆき

冨田麗香「悪女」(中島みゆき)2013.7.27@名古屋路上
悪女中島みゆき

松任谷由実と並ぶニューミュージック系の女性アーティストの代表格。

現在はCMにも出演していますが、当時ニューミュージック系のアーティストはTV番組への出演などは稀でした。

1981年10月、ランキング番組全盛期にリリースされた「悪女」もオリコンで1位、83万枚の大ヒットでしたがメディアへの露出はありませんでした。

さよならをするためにビリーバンバン

さよならをするために ビリー・バンバン (1972)
さよならをするためにビリーバンバン

1972年にリリースされたビリー・バンバンの代表作は、失われた愛と未来への決意を描いた名曲です。

日本テレビのドラマ『3丁目4番地』の主題歌として広く知られ、NHK紅白歌合戦への初出場(第23回)を飾った楽曲でもあります。

フォークソングの要素を持ちながら、日本の歌謡曲の魅力も併せ持つ独特のスタイルが特徴的。

別れの切なさと新たな一歩を踏み出す勇気が込められた歌詞は、卒業を控えた学生さんの心に深く響くことでしょう。

本作は、過去の思い出を大切にしながらも、前を向いて歩み出そうとする人にピッタリの1曲です。