【心に残る青春ソング】70年〜80年代ニューミュージックの名曲を振り返る
フォークやロックの要素を取り入れながら、より親しみやすい音楽として多くの人々の心を掴んだニューミュージック。
GAROの「学生街の喫茶店」やかぐや姫の「神田川」は、当時の若者たちの日常を優しく切り取り、アリスの「チャンピオン」やさだまさしさんの「関白宣言」は、等身大の想いを力強く歌い上げました。
青春の記憶を彩った名曲の数々は、今なお多くの人々の心に寄り添い続けています。
繊細な歌詞とメロディーで紡がれた、70年代の珠玉の楽曲をご紹介します。
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【心に残る青春ソング】70年〜80年代ニューミュージックの名曲を振り返る(1〜10)
風をあつめてはっぴいえんど

都市の変遷と郷愁を優しく紡いだ70年代を代表する青春の名曲。
はっぴいえんどが1971年11月に手掛けた本作は、松本隆さんが東京の街並みと人々の暮らしを詩情豊かに描いた珠玉の一曲です。
アルバム『風街ろまん』に収録された本作は、大滝詠一さん、細野晴臣さん、鈴木茂さんらが繊細なサウンドで街の記憶を優しく包み込んでいます。
映画『ロスト・イン・トランスレーション』での使用を皮切りに、矢野顕子さんや太田裕美さんなど多くのアーティストによってカバーされ、愛され続けています。
穏やかな昼下がりや心が揺れる夕暮れ時に聴いていただきたい、心に染み入るメロディと物語が織りなす一曲です。
虹とスニーカーの頃チューリップ

青春時代の淡い恋心と、はかなさが印象的な名曲です。
雨にぬれたトレーナーで抱き合う二人の情景や、スニーカーを大切にする心情が優しく描かれています。
そして男女のすれ違いや、突然の別れ、大人になれなかった未熟さを象徴的に表現した歌詞には、若さゆえの切なさが漂っています。
1979年にリリースされたチューリップの本作は、テレビ番組『ザ・ベストテン』や『夜のヒットスタジオ』で注目を集め、フォークとポップスが見事に調和した楽曲として人気を博しました。
財津和夫さんの温かみのある歌声と美しいメロディは、失恋の痛みを癒やしたい人、大切な思い出を振り返りたい人の心に寄り添ってくれることでしょう。
なごり雪イルカ

1975年11月にリリースされたシングル曲。
原曲はかぐや姫のアルバム収録曲ですが、イルカさんによるカバーがオリコン最高4位、55万枚のヒットとなり、こちらの方が有名です。
春を待ちわびる曲としてカラオケなどでも歌われ続けているスタンダードです。
【心に残る青春ソング】70年〜80年代ニューミュージックの名曲を振り返る(11〜20)
心もよう井上陽水

1973年9月にリリースされたシングル曲であり、オリコン週間チャートで初のTOP10入りを果たした(最高7位)。
80年代以降もドラマや映画の主題歌など多くのヒットがあり、多くのアーティストへの楽曲提供者としても活躍していますが、70年代の時代の雰囲気を感じさせる名曲の数々は今きいても心にしみてきます。
夢想花円広志

現在もタレントとして活躍している円広志さんのデビュー曲であり、1978年11月にリリース。
ヤマハポピュラーソングコンテストや世界歌謡祭のグランプリを受賞し、JALのアメリカキャンペーンのCMにも起用されていました。
「飛んで」を繰り返すサビの部分が印象的です。
オリビアを聴きながら杏里

切ない恋の余韻を優しく包み込むメロディーと、洗練された演奏が心に染みわたります。
失恋を経験した女性の繊細な心情を、オリビア・ニュートン=ジョンの曲を聴きながら癒やしていく姿を丁寧に描いた歌詞は、多くの人の共感を呼んでいます。
杏里さんの透明感のある歌声が、都会的で大人びた印象を与える本作は、1978年11月に発売され、アルバム『杏里』にも収録されました。
2008年には日本テレビ系ドラマ『斉藤さん』の挿入歌としても起用され、世代を超えて愛される名曲となっています。
失恋の痛手から立ち直ろうとする人、大切な人との別れを経験した人の心に寄り添う、温かみのあるバラードです。
ぼくたちの失敗森田童子

春の陽光に包まれた情景から始まる森田童子さんの名曲は、若者の繊細な感情や心の機微を丁寧に描き出しています。
弱さを認めながらも前へ進もうとする主人公の姿に、心揺さぶられる方も多いはずです。
アルバム『マザー・スカイ』に収録された本作は、1976年11月のリリース当初、独特の世界観で支持を集めました。
のちに1993年にはTBS系ドラマ『高校教師』の主題歌として採用され、90万枚を超える大ヒットを記録。
静かな語りかけのような歌声と、アコースティックギターの優しい音色が織りなす旋律は、心に何かを抱えている時や、大切な人との思い出に浸りたい時にピッタリの一曲です。