【心に残る青春ソング】70年〜80年代ニューミュージックの名曲を振り返る
フォークやロックの要素を取り入れながら、より親しみやすい音楽として多くの人々の心を掴んだニューミュージック。
GAROの「学生街の喫茶店」やかぐや姫の「神田川」は、当時の若者たちの日常を優しく切り取り、アリスの「チャンピオン」やさだまさしさんの「関白宣言」は、等身大の想いを力強く歌い上げました。
青春の記憶を彩った名曲の数々は、今なお多くの人々の心に寄り添い続けています。
繊細な歌詞とメロディーで紡がれた、70年代の珠玉の楽曲をご紹介します。
【心に残る青春ソング】70年〜80年代ニューミュージックの名曲を振り返る(51〜60)
君と歩いた青春風

風の『君と歩いた青春』は、70年代に青春時代を過ごした方々の心に深く刻まれた名曲です。
伊勢正三さんの書いた叙情的な歌詞は、友情、恋愛、別れといった普遍的なテーマを描きながら、リスナーの記憶に眠る忘れがたい思い出を呼び覚まします。
メロディの美しさと伊勢さんの歌声が織りなすハーモニーは、若き日の切ない感情を呼び起こし、心の琴線に触れずにはいられません。
1976年のリリース以降、太田裕美さんをはじめ数多くのアーティストにカバーされ、時代を超えて愛され続けるこの曲は、人生の節目に立ち止まり、かつての仲間や恋人との思い出に浸りたくなったときに、ぜひ聴いていただきたい1曲です。
青葉城恋唄さとう宗幸

仙台出身のさとう宗幸が地元FMのDJであった時期に作曲し、1978年5月シングルデビューした曲。
オリコン週間チャートでは最高3位のヒット。
この曲で紅白歌合戦にも出場し、その後は「2年B組仙八先生」に俳優として主演するなど活動の幅を広げていきます。
春だったね吉田拓郎

吉田拓郎さんの作品中、最も売れた1972年に発売のアルバム『元気です』の中の1曲です。
この『春だったね』は、独特の魅力と革新的な要素を持ち合わせていて、多くのファンたちの心をつかんで離しません。
吉田拓郎さんの音楽性が十分に発揮された代表作の一つでもあり、日本の音楽シーンに大きな影響を与えた作品と言えるでしょう。
関白宣言さだまさし

フォークデュオ「グレープ」で「精霊流し」などのヒットもあったさだまさし。
「関白宣言」は彼のソロシングル曲として1979年10月にリリースされました。
不器用な男性の愛情表現が支持され、オリコン週間チャートで1位を獲得、122万枚の大ヒットとなりました。
きみの朝岸田智史

1976年に歌手デビューした岸田智史は1979年にTBSドラマ「愛と喝采と」で俳優としてもデビュー、このドラマの挿入歌でもあった「きみの朝」(1979年3月発売)がオリコン最高1位、セールス60万枚の大ヒットとなりました。
現在は「岸田敏志」の名で活躍されています。