【心に残る青春ソング】70年〜80年代ニューミュージックの名曲を振り返る
フォークやロックの要素を取り入れながら、より親しみやすい音楽として多くの人々の心を掴んだニューミュージック。
GAROの「学生街の喫茶店」やかぐや姫の「神田川」は、当時の若者たちの日常を優しく切り取り、アリスの「チャンピオン」やさだまさしさんの「関白宣言」は、等身大の想いを力強く歌い上げました。
青春の記憶を彩った名曲の数々は、今なお多くの人々の心に寄り添い続けています。
繊細な歌詞とメロディーで紡がれた、70年代の珠玉の楽曲をご紹介します。
【心に残る青春ソング】70年〜80年代ニューミュージックの名曲を振り返る(41〜50)
銃爪世良公則&ツイスト

世良公則さんをボーカルとするバンドグループ『ツイスト』。
1977年、ニューミュージック系歌手の登竜門として知られるヤマハのポプコンでグランプリを受賞。
フォーク系のバンドが多い中、ロック色の強さを前面に出し人気を博しました。
1978年8月にリリースされた「銃爪」がオリコン最高1位を獲得し最多セールス(54.8万枚)となっています。
チャンピオンアリス

「アリス」は谷村新司、堀内孝雄、矢沢透の3人によるバンド。
1972年デビュー直後は大きなヒットがなかったものの、その後「帰らざる日々」「冬の稲妻」などヒットを連発します。
1978年12月にリリースされた「チャンピオン」が最大のヒットであり、オリコン最高1位、セールスは78万枚。
HERO甲斐バンド

「甲斐バンド」はボーカルの甲斐よしひろを中心とするバンドであり、1974年にデビュー。
1978年12月にリリースされた「HERO」はセイコーの腕時計のCMに起用され、オリコン最高1位を獲得し、セールス67万枚を売り上げる大ヒットでした。
22才の別れ風

「風」は「かぐや姫」の伊勢正三とフォークバンド「猫」の大久保一久によるデュオであり、「22才の別れ」は1975年2月にリリースされたシングルデビュー曲。
別れを正面から取り上げた世界観は衝撃的であり、オリコン最高1位で70万枚の大ヒットとなりました。
22才の別れかぐや姫

心に響く別れの歌が、かぐや姫のこの楽曲です。
22歳の女性が恋人との別れを決意するという、若い人にとってはとても共感しやすいテーマを描いています。
伊勢正三さんの紡ぐ詩的な歌詞と、石川鷹彦さんによる印象的なギターイントロが特徴的ですね。
1975年2月に発売されたこの曲は、オリコンチャートで70.8万枚を売り上げる大ヒットとなりました。
カラオケで歌うなら、相手への感謝の気持ちや未練が込められた歌詞をしっかりと噛みしめながら、感情を込めて歌うのがおすすめです。
恋愛経験豊富な方はもちろん、これから恋愛を始める若い方にも聴いてほしい一曲ですね。