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沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ

沖縄の音楽って独特の雰囲気があって、好きな方多いのではないでしょうか?

沖縄では長い間、独自の文化が育まれています。

そのため、琉球音階のような独特の響きと沖縄の方言による歌詞が相まって、ほかにはない魅力を放っています。

この記事では、そんな沖縄の音楽の中でも長い間大人から子供へ歌い継がれる民謡、わらべ歌をたっぷりと紹介していきますね!

これから紹介する曲を聴いて、あなたも沖縄の心を歌い継いでくださいね。

もくじ

沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(41〜60)

だんじゅかりゆし津波恒徳

だんじゅかりゆし Danju Kariyushi / 津波恒徳 Koutoku Tsuha
だんじゅかりゆし津波恒徳

「だんじゅかりゆし」は海に囲まれた沖縄の人々が航海に出る人々の安全を祈る言葉で、言霊のようなものです。

「とてもめでたいぞ!!」というニュアンスのことばを口に出して言うことによって、それが現実になると信じられていました。

曲調は最初はゆっくりでだんだん速くなり、船が順調に走る姿を想起させます。

沖縄都市モノレールのおもろまち駅の発車メロディーです。

かたみ節

《歌詞解説》エイサー曲紹介 ・『かたみ(固み節)』 【東京中野区新風エイサー】
かたみ節

『かたみ節』は『固み節』という漢字で表記されることもある、沖縄の本島を中心とした伝統的な民謡です。

男女の契り、夫婦の誓いを表現したような祝い唄として伝えられており、結婚式などのめでたい場面で使用されることも多いですね。

めでたい場面のお祝いの言葉や、ふたりの絆についてが描かれており、おだやかな雰囲気で門出を祝福しています。

エイサーの題材としても定番の楽曲で、ゆったりとしたリズムに合わせて太鼓を打ち鳴らすことで、にぎやかなお祝いといった様子も伝わってきますね。

スーリー東節

東の方角に向かってさまざまな思いをはせているような、おだやかな雰囲気を感じられる沖縄民謡です。

はやし言葉である「すーり」と、方角を表し、ここでは「あがり」と読む東を組み合わせたタイトルも印象的ですね。

東に向かって飛んでいくちょうちょに思いをのせる様子などが描かれ、切なさのようなものも感じられます。

エイサーで使用する場合には、おだやかな雰囲気が強調されるようにリズムを強調しつつ、東を表現するような振り付けを取り入れると、曲の内容をしっかりと伝えられそうですね。

テンヨー節

三線教室課題曲「テンヨー節」 2013エイサーナイト(越来青年会)
テンヨー節

エイサーなどの舞踊やお祝い、祭りごとなどで使用されている沖縄の伝統的な音楽はたくさんあります。

この『テンヨー節』も昔から老若男女に歌われ奏でられ愛されてきた伝承曲です。

歌詞の内容は地域によって若干の違いがありますが、それもまたそれぞれの土地の特性が出ているということ。

沖縄民謡にはいろんな節回しやテンポ、内容もさまざまなものがあります。

『テンヨー節』も、夏の7月8月のお盆時期、先祖の来訪を待ちわび、家族の無病息災や繁栄を祈るエイサーの定番曲。

軽やかな三線の音に合わせ、古くから盆踊りで舞われています。

海ヤカラー

【エイサー】海ヤカラ(節)| スマホもSNSもない時代の恋物語|沖縄の歌
海ヤカラー

沖縄民謡の『海ヤカラー』は、熱い男と女の恋愛を描いた、いわばラブソングなんです。

この歌は沖縄民謡の中では比較的シンプルな歌詞が魅力。

「恋人と過ごす時間に夢中になっていたら、いつのまにか夜が明けてしまった、内緒にしていた親にどうやって言い訳をしようか……」というこの歌のストーリーは、現代の私たちでも親近感がわいちゃいますね!

のびやかなメロディーもあいまって、エイサーで踊るための曲としてもピッタリですよ。