沖縄の音楽って独特の雰囲気があって、好きな方多いのではないでしょうか?
沖縄では長い間、独自の文化が育まれています。
そのため、琉球音階のような独特の響きと沖縄の方言による歌詞が相まって、ほかにはない魅力を放っています。
この記事では、そんな沖縄の音楽の中でも長い間大人から子供へ歌い継がれる民謡、わらべ歌をたっぷりと紹介していきますね!
これから紹介する曲を聴いて、あなたも沖縄の心を歌い継いでくださいね。
沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(1〜10)
てぃんさぐぬ花NEW!

沖縄で古くから親から子へと歌い継がれてきた、温かい教えに満ちた楽曲です。
ホウセンカの花で爪を染めるように、親の教えを心に染み込ませなさいという優しい教えが歌われています。
親の言葉は数えきれない星のようであり、人生の航路を照らす北極星のようなものだという例えに、共感をおぼえる方もいらっしゃるかもしれませんね。
この楽曲は1966年にNHK『みんなのうた』で放送されたことをきっかけに広く親しまれ、近年ではドラマ『ちむどんどん』でも使用されました。
2012年3月には県民投票で県の音楽シンボルにも選ばれています。
赤田首里殿内夏川りみ

「赤田首里殿内」は「シーヤープー」とも言われ、子供をあやすときなどに手遊び歌としても歌われています。
この歌は、映画「ホテルハイビスカス」で登川誠仁が木の上で三線を引きながら歌う場面が有名です。
首里城の下町である赤田地区において、弥勒信仰の祭礼において歌われていたものの一つといわれていて、沖縄都市モノレールの首里駅の発車メロディーです。
てぃんさぐぬ花古謝美佐子

沖縄都市モノレールの県庁前駅の発車メロディーで、沖縄の親から子への教えを歌った教訓歌です。
沖縄の子供たちはこの歌を幼いころから聴いて育地、親の心、沖縄の心が詰まった歌です。
沖縄の自然や普段の生活を例に挙げながら訴えているので、心に染みわたる歌詞が魅力的です。
ハイサイおじさん喜納昌吉

喜納昌吉のデビュー曲で、喜納が高校生の時に創作されました。
歌詞は「少年(喜納)」と近所に住む「おじさん」のやりとりを歌っているものです。
沖縄民謡のリズムや音階をベースにした非常に明るく踊りやすい楽曲であり、いわゆるウチナーポップの先駆者的な楽曲です。
ミルクムナリ日出克

沖縄では知らない人が絶対にいない名曲です。
沖縄伝統舞踊であるエイサーという集団演舞で使用される曲の中でも代表曲です。
歌詞は方言なので意味は伝わらないかもしれませんが、とても活力あふれるかっこいい曲です。
エイサーでは太鼓を使用しますが、太鼓や沖縄の掛け声とともにとても迫力があります。