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沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ

沖縄の音楽って独特の雰囲気があって、好きな方多いのではないでしょうか?

沖縄では長い間、独自の文化が育まれています。

そのため、琉球音階のような独特の響きと沖縄の方言による歌詞が相まって、ほかにはない魅力を放っています。

この記事では、そんな沖縄の音楽の中でも長い間大人から子供へ歌い継がれる民謡、わらべ歌をたっぷりと紹介していきますね!

これから紹介する曲を聴いて、あなたも沖縄の心を歌い継いでくださいね。

沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(21〜30)

てぃんさぐぬ花

ネーネーズ/【てぃんさぐぬ花】(沖縄民謡)
てぃんさぐぬ花

沖縄で古くから親から子へと歌い継がれてきた、温かい教えに満ちた楽曲です。

ホウセンカの花で爪を染めるように、親の教えを心に染み込ませなさいという優しい教えが歌われています。

親の言葉は数えきれない星のようであり、人生の航路を照らす北極星のようなものだという例えに、共感をおぼえる方もいらっしゃるかもしれませんね。

この楽曲は1966年にNHK『みんなのうた』で放送されたことをきっかけに広く親しまれ、近年ではドラマ『ちむどんどん』でも使用されました。

2012年3月には県民投票で県の音楽シンボルにも選ばれています。

うわき節喜納昌吉 & 喜納哲子

【浮気節】余興、奥田くみ子、唄、喜納昌吉&喜納哲子、
うわき節喜納昌吉 & 喜納哲子

夫の浮気にあきれた妻との掛け合いの歌です。

理不尽な夫の言い訳が、リズミカルな曲調も助け、コミカルになっています。

当時の、沖縄の男のバカさ加減が浮き彫りになった歌ですが、沖縄の男性の多くには「ウチアタイ」(心当たり)がある内容になっています。

ユイユイ山川まゆみ

「ひらけポンキッキ!」で92年くらいに流れていた楽曲です。

沖縄の少女がサバニという沖縄の小舟に乗って歌っているのが印象的な曲です。

曲中に何度も登場する「ゆいまーる」という言葉は沖縄の方言で協力や助け合いを表しております。

曲中にもそういうシーンが登場しますし、子ども向けの番組で使われていたのですが、人は助け合って生きていくんだよ、という気持ちをあらためて思い出させられる曲です。

風の結人日出克

沖縄出身なら誰でも知っている日出克は、エイサーの曲を多く出している方です。

この「風の結人」もそのひとつです。

ただ聴いているだけで力強く、きっとあなたの好きな曲になると思います。

二見情話玉城一美、山内たけし

『 二見情話 』 玉城一美 山内たけし
二見情話玉城一美、山内たけし

沖縄戦で沖縄北部に避難していた照屋朝敏氏がお世話になった二見の自然と人情を讃えて作ったとされ、ウチナー民謡ではめずらしいヤマト調の曲調です。

名護市二見の二見公民館に歌碑が建立され、民謡酒場で男女の掛け合いを楽しむ定番の歌としても有名です。

いちゅび小節ういずあす

ういずあす  『いちゅび小節』
いちゅび小節ういずあす

読谷村の歌です。

イチゴをテーマに、恋に焦がれた女性がイチゴを取りにいく名目で男性に会いにいくストーリーです。

恋に夢中な女性の心情を歌う、切なくもかわいらしい歌。

沖縄都市モノレールの牧志駅の発車メロディーです。

ヨー加那よー大城美佐子

ヨー加那ヨー / 大城美佐子 Misako Ohshiro
ヨー加那よー大城美佐子

沖縄では毛遊びという野外での歌会があり、そこで男女が出会い、歌っていた遊び歌のひとつです。

こちらの動画で歌っているのは知名定男の父、知名定繁に弟子入りして民謡の道に進んだ大城美佐子です。