沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
沖縄の音楽って独特の雰囲気があって、好きな方多いのではないでしょうか?
沖縄では長い間、独自の文化が育まれています。
そのため、琉球音階のような独特の響きと沖縄の方言による歌詞が相まって、ほかにはない魅力を放っています。
この記事では、そんな沖縄の音楽の中でも長い間大人から子供へ歌い継がれる民謡、わらべ歌をたっぷりと紹介していきますね!
これから紹介する曲を聴いて、あなたも沖縄の心を歌い継いでくださいね。
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沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(21〜30)
肝がなさ節よへんあいこ

直訳すると、「心を愛する」という意味となりますが、「心から愛する」という意味もあるでしょう。
歌詞の内容から「真心の愛」にも捉えられます。
若い時には肌の温もりを求める愛をもとめ、年を重ねるほどに真心の愛になっていくという内容の歌詞は、非常に深いです。
ナークーニー上原政雄 & 上原政彦

ナークニーは「沖縄のシャンソン」ともいわれ、沖縄本島を代表する名曲です。
また、宮古民謡の「とぅーがにー」や八重山民謡の「とぅばらーま」と並ぶ沖縄を代表する歌でもあります。
1000回歌って自分のものになるといわれるほど、ナークニーを極めることは、難しいといわれていますが、難しい歌でありながら広く歌われている歌です。
沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(31〜40)
二見情話玉城一美、山内たけし

沖縄戦で沖縄北部に避難していた照屋朝敏氏がお世話になった二見の自然と人情を讃えて作ったとされ、ウチナー民謡ではめずらしいヤマト調の曲調です。
名護市二見の二見公民館に歌碑が建立され、民謡酒場で男女の掛け合いを楽しむ定番の歌としても有名です。
唐船ドーイ

三線がリズミカルな沖縄特有のメロディーをつむぐ『唐船ドーイ』。
こちらの楽曲は沖縄に古くから伝わる民謡で、この曲が流れると自然と体が踊りだすと言われるほどのポピュラーな琉球民謡音楽です。
速弾きで弾かれる三線が気持ちよく、エイサーのトリに歌われるお祝いの歌。
かつて交易のあった唐の国からやってきた貿易船である唐船の来訪を喜び祝う内容で、当時の地元民の高揚した様子が描かれています。
今もなお宴会やおめでたい席で演奏される伝統的なナンバーです。
遊び庭前川守賢

沖縄民謡を専門にしている歌手、前川守賢さん。
彼が1988年にリリースした『遊び庭』は、軽快なリズムでとても聴きやすい1曲。
ちなみにタイトルは「あしびなー」と読むんですよ。
現代のポップスにも通じるような聴きやすいアレンジは、普段沖縄民謡を聴かない人にもオススメできそうですね。
沖縄のカラオケボックスでもこの曲は人気があるそうで、親しみやすい曲調が多くの人に愛されていることがわかります。
知名度が高いのでエイサーで踊るための曲としてもよさそうですよ!
ちんぬくじゅうしいFour Sisters

沖縄都市モノレールの見栄橋駅で流れてくる、沖縄の少し昔の懐かしい家庭の風景がテーマの歌です。
沖縄夕暮れの様子が目に浮かびます。
家族の関係が希薄になっている今、この曲と歌詞に込められた人の情けは、私たちに感動を与えてくれます。
スーリー東節

東の方角に向かってさまざまな思いをはせているような、おだやかな雰囲気を感じられる沖縄民謡です。
はやし言葉である「すーり」と、方角を表し、ここでは「あがり」と読む東を組み合わせたタイトルも印象的ですね。
東に向かって飛んでいくちょうちょに思いをのせる様子などが描かれ、切なさのようなものも感じられます。
エイサーで使用する場合には、おだやかな雰囲気が強調されるようにリズムを強調しつつ、東を表現するような振り付けを取り入れると、曲の内容をしっかりと伝えられそうですね。