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J-POPから民謡まで!人気&定番の沖縄ソング

沖縄の曲を探しているあなたに向けて、この記事ではたくさんの沖縄にまつわる曲を紹介します。

沖縄をテーマにしたJ-POPをはじめ、オキナワン・ポップス、さらには古くから伝わる民謡までピックアップしました。

沖縄の曲って三線をはじめとする和楽器や独特の歌いまわし、さらにあの沖縄らしい雰囲気ってとっても魅力的ですよね!

ここで非常に音楽的な話になるのですが、沖縄の音楽には、琉球音階やヨナ抜き音階と呼ばれる「ドミファソシド」の5音で構成される音階が使われていることが多いんです。

その琉球音階が持つ響きこそが、沖縄の曲で感じられる沖縄らしい雰囲気の秘密なんです!

これから紹介する曲を聴いて、ぜひ沖縄の雰囲気を感じ取ってくださいね。

沖縄の歌・沖縄ソング(21〜30)

昔美しゃ 今美しゃNEW!BEGIN

三線の音色が心に染み渡る、BEGINの温かさにあふれた島唄です。

祖父母が暮らした時代の営みや、島の豊かな自然を愛情深く描いた歌詞が、聴く人の心に郷愁を呼び起こします!

昔から変わらない美しさと、今ここにある美しさの両方を大切にしようというメッセージが、優しいメロディに乗って真っすぐに伝わってきますね。

本作は1997年6月発売のアルバム『音楽旅団 II』に収録されたのち、『ビギンの島唄 〜オモトタケオ〜』にも収録されました。

故郷を離れて暮らす人がふと昔を懐かしむような、そんな瞬間にピッタリ!

忙しい日々の中で心の安らぎを求めるとき、この優しい音色に耳を傾けてみませんか?

てぃんさぐぬ花上間綾乃

てぃんさぐぬ花 Tinsagu nu Hana / 上間綾乃 Ayano Uema
てぃんさぐぬ花上間綾乃

沖縄都市モノレールの県庁前駅の発車メロディーとしても使われています。

『てぃんさぐぬ花』の「てぃんさぐ」は鳳仙花という意味で、昔はこの花の汁を爪に染めると悪除けになったといわれています。

仙花の花を染めることを引き合いに親の言うことは肝に染めなさいといって、親の教えをしっかりききなさいねというメッセージがそこには込められております。

沖縄の子供たちはこの歌を幼いころから聴いて育つそうで、親の心、沖縄の心が詰まった歌です。

沖縄の自然や普段の生活を例に挙げながら訴えているので、心に染みわたる歌詞が魅力的です。

遊び庭前川守賢

現地の発音では「あしびなー」と呼びます。

村芝居、祭りをする場所を意味しており、ゴキゲンなムードがいかいんも沖縄民謡といった感じですね!

エイサー曲などにも使われるとても人気の高い1曲です。

前川守賢氏はシンガーとしても司会者としても活躍しており、沖縄音階で作られた大衆的なウチナーグチの歌詞、ノリノリな囃子言葉という魅力的な要素が大きなヒットにもつながりました。

もしかするとどこかで聴いたことがある人も多いのではないでしょうか?

さとうきび畑森山良子

森山良子「さとうきび畑」(from 『Concert Tour2007-2008』)
さとうきび畑森山良子

寺島尚彦さんが作詞作曲をおこなった作品で、その後森山良子さんが歌ったことで沖縄を歌った曲として大変有名になりました。

第二次世界大戦での沖縄戦で亡くなってしまった父を持つ少女が歌詞の主人公として描かれていて、少女は会ったことのない父親への思いをはせます。

戦争が終わってからも人々の心に残る悲しみについて考えさせられる作品で、平和を願う曲として知られていますね。

そうした悲しいエピソードがつづられている一方、青い海と空、広いさとうきび畑など、きれいな沖縄の風景をも思い浮かべられる美しい曲です。

カンカラ三線うむしるむんNEW!BEGIN

三線の陽気な音色を聴けば、たちまち心が躍りだす1曲です。

歌詞では三本の弦を家族になぞらえ、お父さんとお母さん、そして子どもたちが仲良くハーモニーを奏でる様子をユーモラスに歌っています。

沖縄の夏祭りエイサーを待ちわびる高揚感や、のどかな暮らしの音まで聞こえてくるようで、聴いているだけで笑顔になりますよね。

この作品は、2002年7月に発売された名盤『ビギンの島唄 – オモトタケオ2』に、『島人ぬ宝』などと並んで収められています。

家族みんなで聴いて陽気な気分になるのはもちろん、三線を始めてみたい方が楽しみながら最初の一歩を踏み出すのにもってこいではないでしょうか。