J-POPから民謡まで!人気&定番の沖縄ソング
沖縄の曲を探しているあなたに向けて、この記事ではたくさんの沖縄にまつわる曲を紹介します。
沖縄をテーマにしたJ-POPをはじめ、オキナワン・ポップス、さらには古くから伝わる民謡までピックアップしました。
沖縄の曲って三線をはじめとする和楽器や独特の歌いまわし、さらにあの沖縄らしい雰囲気ってとっても魅力的ですよね!
ここで非常に音楽的な話になるのですが、沖縄の音楽には、琉球音階やヨナ抜き音階と呼ばれる「ドミファソシド」の5音で構成される音階が使われていることが多いんです。
その琉球音階が持つ響きこそが、沖縄の曲で感じられる沖縄らしい雰囲気の秘密なんです!
これから紹介する曲を聴いて、ぜひ沖縄の雰囲気を感じ取ってくださいね。
沖縄の歌・沖縄ソング(16〜20)
てぃんさぐぬ花NEW!夏川りみ

沖縄に古くから伝わる教訓歌を、夏川りみさんがカバーした名曲です。
親から授かった言葉を大切に心に刻むことを、ホウセンカの花を爪に染める情景に重ねて歌っています。
夏川りみさんの、どこまでも澄み渡るような透明な歌声と三線の素朴な音色に心洗われる、慈愛に満ちた心に染み入る1曲です。
この楽曲は2009年11月発売のアルバム『おきなわうた~琉球の風を感じて~』に収録された作品で、沖縄県の県民愛唱歌にも選ばれました。
ゆいレールの駅メロディとしても親しまれているそうです。
世代を超えて受け継がれる愛情と知恵に、思わず心が温かくなりますね。
平和の琉歌サザンオールスターズ

サザンオールスターズの曲の中にも沖縄のことを歌っている曲があったのです。
桑田佳祐さんの沖縄愛がひしひしと感じられる、沖縄サウンドの楽曲です。
そして曲の内容は戦争や日本の歴史について歌っており、サザンの平和を願うメッセージが感じられます。
本島からは遠い沖縄ですが、同じ日本その歴史を忘れてはいけないと再確認できる曲です。
てぃんさぐぬ花上間綾乃

沖縄都市モノレールの県庁前駅の発車メロディーとしても使われています。
『てぃんさぐぬ花』の「てぃんさぐ」は鳳仙花という意味で、昔はこの花の汁を爪に染めると悪除けになったといわれています。
仙花の花を染めることを引き合いに親の言うことは肝に染めなさいといって、親の教えをしっかりききなさいねというメッセージがそこには込められております。
沖縄の子供たちはこの歌を幼いころから聴いて育つそうで、親の心、沖縄の心が詰まった歌です。
沖縄の自然や普段の生活を例に挙げながら訴えているので、心に染みわたる歌詞が魅力的です。
遊び庭前川守賢

現地の発音では「あしびなー」と呼びます。
村芝居、祭りをする場所を意味しており、ゴキゲンなムードがいかいんも沖縄民謡といった感じですね!
エイサー曲などにも使われるとても人気の高い1曲です。
前川守賢氏はシンガーとしても司会者としても活躍しており、沖縄音階で作られた大衆的なウチナーグチの歌詞、ノリノリな囃子言葉という魅力的な要素が大きなヒットにもつながりました。
もしかするとどこかで聴いたことがある人も多いのではないでしょうか?
さとうきび畑森山良子

寺島尚彦さんが作詞作曲をおこなった作品で、その後森山良子さんが歌ったことで沖縄を歌った曲として大変有名になりました。
第二次世界大戦での沖縄戦で亡くなってしまった父を持つ少女が歌詞の主人公として描かれていて、少女は会ったことのない父親への思いをはせます。
戦争が終わってからも人々の心に残る悲しみについて考えさせられる作品で、平和を願う曲として知られていますね。
そうした悲しいエピソードがつづられている一方、青い海と空、広いさとうきび畑など、きれいな沖縄の風景をも思い浮かべられる美しい曲です。
沖縄の歌・沖縄ソング(21〜25)
オキナワン・ポップスにも注目!
編集部で厳選した沖縄にまつわる曲たちはいかがでしたか?
沖縄出身アーティストによる地元愛や、沖縄出身ではないアーティストの沖縄への気持ちのこもった曲がたくさんありましたよね!
ここからは、まだまだたくさんある沖縄の曲を紹介しますね!
ちなみに、沖縄の民謡のテイストを取り入れた歌謡曲はオキナワン・ポップスと呼ばれており、ここから紹介する曲の中にもたくさん登場しますよ!