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J-POPから民謡まで!人気&定番の沖縄ソング

沖縄の曲を探しているあなたに向けて、この記事ではたくさんの沖縄にまつわる曲を紹介します。

沖縄をテーマにしたJ-POPをはじめ、オキナワン・ポップス、さらには古くから伝わる民謡までピックアップしました。

沖縄の曲って三線をはじめとする和楽器や独特の歌いまわし、さらにあの沖縄らしい雰囲気ってとっても魅力的ですよね!

ここで非常に音楽的な話になるのですが、沖縄の音楽には、琉球音階やヨナ抜き音階と呼ばれる「ドミファソシド」の5音で構成される音階が使われていることが多いんです。

その琉球音階が持つ響きこそが、沖縄の曲で感じられる沖縄らしい雰囲気の秘密なんです!

これから紹介する曲を聴いて、ぜひ沖縄の雰囲気を感じ取ってくださいね。

もくじ

琉球古典音楽(1〜20)

赤田風節

その昔、ある夫婦がおり、妻は仕事を見つけましたが、未婚の女性に限るという条件があったため、自分は未婚であるとうそをついて仕事を受けました。

その先で妻は国王の目に止まり御側女の一人となりました。

夫はそのことを知り、今さら既婚だったことを言い出せず、赤田門から内原へ忍び込み内緒で会っていたそうです。

ですが、じきにそうして会うこともできなくなり、夫が妻への思いを歌ったというのがこの歌だそうです。

やるせない愛が歌われた古代のラブソングといえるでしょう。

恩納節

恩納節 Un-na Bushi / 幸地亀千代 Kamechiyo Kouchi
恩納節

琉球王朝時代の恩納なべという女性歌人の歌がもとになっています。

税収や労働力確保のため「村の外に出てはいけない」というお触れが書かれた立て看板を見て、まさか村の外にいる恋人に会いに行くことも禁止しているはずはないよね?と当時の政権を批判しています。

赤田首里殿内

「赤田首里殿内」(あかたすんどぅんち) 夏川りみ
赤田首里殿内

この曲は、沖縄県那覇市首里赤田町において、琉球王朝時代から石川家を中心に行われてきた祭礼「弥勒御迎(みるくうんけー)」で唄われていた童歌だそうで、昭和初期に途絶えていましたが、1994年にまた歌われるようになりました。

NHK教育テレビでも全国に伝わる童歌の一つとして放送されたので、聴いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

娘ジントーヨー我如古より子

我如古より子は10歳のころよりステージに立ち、1977年にデビュー。

1978年にリリースしたこちらの曲が大ヒットを記録しました。

この曲は沖縄弁の歌詞が少なく、わかりやすい方だといわれていますが、それでもわかりにくいですよね。

ちなみにジントヨーは本当だ、とかそうだね、本当だねという意味のかけ声だそうです。

沖縄の民謡(1〜20)

地域によってさまざまな魅力がある沖縄の民謡

琉球古典音楽はいがでしたか?

現在親しまれている沖縄の曲のルーツともいえる曲たちだったと思います。

さて、最後に紹介するのは沖縄の民謡から厳選しました!

宮廷音楽として親しまれていた琉球古典音楽とは異なり、広く庶民たちの間で歌われ愛されていた曲がルーツです。

ウチナーグチと言われる沖縄の方言で歌われる曲も多いです。

また一口に沖縄の民謡といえども、本土や宮古島、八重山諸島など、地域によって歌詞に使われる方言はさまざまで、曲調や歌詞の付け方にも多種多様な違いがあるそうです。

関連記事:沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ

いったーあんまーまーかいが

『いったーあんまーまーかいが』沖縄民謡 【 三線 cover 】/『Ittâ Anmâ Mâkaiga』【 Okinawa Sanshin Music 】
いったーあんまーまーかいが

沖縄の伝統的なわらべ歌で、きょうだいが弟や妹に歌う子守唄で、昔は年上の子が乳幼児を眠らせたりあやしたりしながら歌ったそうです。

のどかなメロディーがゆったりとした子守歌にピッタリですが、なんとMONGOL800が激しいハードコアナンバーにアレンジしてカバーしているバージョンもあるので、聴き比べると楽しいかもしれません。