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洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲

シンプルなコード進行とアップテンポでアグレッシブなサウンド、反抗的なファッションと時に物議をかもし出すメッセージ性の強い歌詞……パンクロックという音楽ジャンルに対してこのようなイメージは一般的なものかもしれません。

もちろん一口にパンクといってもハードコアパンクやスカパンク、ポップパンクにポストパンクなど派生したジャンルはさまざまでその歴史を全て網羅するのは難しいのですが、こちらの記事では初期パンクロックを中心としたおすすめの名曲を紹介しています。

後のバンドたちへの影響の大きさも加味した選曲ですから、特にパンク初心者の方はぜひ一度聴いてみてください!

洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲(11〜20)

GloriaPatti Smith

日本のパンクシーンに大きな影響を与えたこの楽曲は、1975年12月にリリースされたデビューアルバム『Horses』のオープニングトラックとして登場。

元々1960年代に発表された楽曲をパティ・スミスさんが大胆に再解釈し、独自の詩的なスピンを加えています。

冒頭の挑発的な一節から始まり、従来の宗教的・社会的規範に挑戦する歌詞が印象的です。

リチャード・ソールのデビュッシー風ピアノとレニー・ケイの刺激的なギターが、スミスさんの生々しい感情的なボーカルを支えています。

本作は、自由と解放の祝賀としての核心を持ち、個人表現を抱擁するテーマを探求。

パンクの理念と響き合う生のエネルギーと反逆の精神が込められており、世代を超えて聴く人々の心を揺さぶります。

Big Take OverBad Brains

Bad Brains – Big Take Over (Live 1982)
Big Take OverBad Brains

1982年にリリースされた本作は、パンクファンの心を鷲掅みにする名曲です。

社会への怒りと抗議の精神を力強く表現した歌詞と、激しいサウンドが魅力的。

Bad Brainsのデビューアルバム『Bad Brains』に収録され、ハードコアパンクの進化に大きな一歩を記しました。

アダム・ヤウク(ビースティ・ボーイズのメンバー)も「史上最高のパンク/ハードコアアルバム」と絶賛。

ファシズムの危険性を警告する歌詞は、今でも色あせることなく、リスナーの心に響きます。

パンクの名曲を聴きたい方、社会への怒りを共感したい方におすすめの一曲です。

Alternative UlsterStiff Little Fingers

Stiff Little Fingers – Alternative Ulster (Live At Rockpalast 1980)
Alternative UlsterStiff Little Fingers

政治的緊張と若者の閉塞感を背景に、ベルファストのパンク・シーンから誕生した名曲が、この1978年リリースの楽曲です。

北アイルランドの「トラブルズ」と呼ばれる紛争の最中、Stiff Little Fingersが若者たちの声を代弁。

エネルギッシュで攻撃的なサウンドと、社会への不満を込めた歌詞が特徴的です。

本作は、彼らのデビューアルバム『Inflammable Material』にも収録され、独立レーベルからリリースされた初のチャート入りアルバムとして話題に。

映画『Good Vibrations』や人気ドラマ『Derry Girls』でも使用され、現在も多くの人々の心に響く1曲となっています。

パンク・ロックの名曲を探している方や、音楽を通じて当時の社会背景を感じたい方におすすめですよ。

Los AngelesX

アメリカのパンクロックシーンに革命を起こした伝説的な一枚が、このアルバムです。

荒々しくも洗練されたサウンドと、都会の闇を鋭く描き出す歌詞が見事に融合しています。

タイトル曲は、ロサンゼルスの表面的な華やかさの裏に潜む孤独や疎外感を赤裸々に表現。

主人公の女性の心の叫びが、聴く者の胸に突き刺さります。

1980年4月のリリース以来、多くの再発や再評価を重ね、今なお色褪せることのない魅力を放っています。

テレビドラマやゲームでも使用され、世代を超えて愛され続ける一曲。

パンクロックの真髄を味わいたい人はもちろん、都会の喧騒に疲れた心に響く音楽を求める人にもおすすめですよ!

I don’t careThe Boys

イギリス初期のパンクムーブメントに大きな影響を与えた楽曲です。

1977年にリリースされたデビューアルバム『The Boys』に収録されており、バンド結成翌年の注目作として話題を集めました。

エネルギッシュで反骨精神あふれるサウンドと、社会への批判的メッセージが込められた歌詞が特徴的。

疾走感のある演奏と独特のリリックが、当時の若者たちの共感を呼び、パンクロックの名曲として今も多くのファンに愛されています。

バンドを組んでいる方や、パンクスピリットに憧れる方におすすめの一曲。

プレイリストに加えれば、きっと心に響く魅力的な楽曲に出会えるはずですよ。

Astro ZombiesThe Misfits

ホラー映画から着想を得た衝撃作!

The Misfitsが1982年にリリースした名盤『Walk Among Us』に収録されたこの楽曲は、パンクロックの魅力を存分に感じさせます。

疾走感あふれるビート、荒々しさ満点のギターリフ、そして忘れがたいメロディが融合し、まるで心地よい嵐のよう。

人類を滅ぼすアストロゾンビを描いた歌詞は、シュールでありながら社会への批判も込められています。

本作は、ホラーパンクというジャンルの先駆けとなり、後世のアーティストにも大きな影響を与えました。

音量を上げて聴きたくなる熱量を秘めた一曲、ぜひライブで体感してみてはいかがですか?

洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲(21〜30)

Sugar, We’re Goin DownFall Out Boy

Fall Out Boy – Sugar, We’re Goin Down (Official Music Video)
Sugar, We’re Goin DownFall Out Boy

2000年代のポップパンクシーンを代表する名曲で、アメリカのロックバンド、フォール・アウト・ボーイのブレイクを決定づけた一曲です。

キャッチーなメロディと印象的なリフが特徴的で、シンプルなコード進行を基調としているため、演奏技術に自信のない方でも取り組みやすい楽曲となっています。

アルバム『From Under the Cork Tree』に収録され、Billboard Hot 100で8位を記録した本作は、映画『The Fog』のサウンドトラックにも起用されました。

2023年11月にRIAAから8×プラチナ認定を受けるなど、長年にわたり多くの音楽ファンから支持され続けています。

パワーコードを中心としたギターワークや、基本的なリズムパターンで構成されているため、バンド練習の導入曲としてお勧めできます。