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洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲

シンプルなコード進行とアップテンポでアグレッシブなサウンド、反抗的なファッションと時に物議をかもし出すメッセージ性の強い歌詞……パンクロックという音楽ジャンルに対してこのようなイメージは一般的なものかもしれません。

もちろん一口にパンクといってもハードコアパンクやスカパンク、ポップパンクにポストパンクなど派生したジャンルはさまざまでその歴史を全て網羅するのは難しいのですが、こちらの記事では初期パンクロックを中心としたおすすめの名曲を紹介しています。

後のバンドたちへの影響の大きさも加味した選曲ですから、特にパンク初心者の方はぜひ一度聴いてみてください!

洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲(41〜50)

Love Comes In SpurtsThe Heartbreakers

The heartbreakers live at Mothers – love comes in spurts
Love Comes In SpurtsThe Heartbreakers

パンクロックの歴史に燦然と輝く、エネルギーに満ち溢れた一曲です。

若さゆえの切ない恋心と、その不安定さを見事に表現しています。

14歳半の経験を歌った歌詞には、誰もが共感できるような青春の一コマが詰まっていますよね。

リチャード・ヘルさんのしわがれた声が、曲の世界観をより一層引き立てています。

1977年にリリースされたアルバム『Blank Generation』に収録され、当時のパンクシーンに新しい風を吹き込みました。

失恋したばかりの人や、青春時代を懐かしむ人におすすめの一曲。

聴けば聴くほど、心に深く刻まれる名曲です。

Big A Little ACrass

1980年にCrassからリリースされたこの曲。

アナーキズムと反権威主義を体現した歌詞が特徴的です。

激しいリズムと挑発的なメッセージが、聴く人の心に鋭く突き刺さります。

7インチシングルとして発売され、ジャケットには反戦パッチが同梱。

当時としては破格の安さで販売されました。

社会への不満を抱える若者や、既存の価値観に疑問を感じる人にぴったり。

聴くたびに新たな解釈が生まれる奥深さも魅力です。

まさにパンクの真髄を感じられる一曲と言えるでしょう。

California _ber AllesDead Kennedys

1979年にリリースされたDead Kennedysのデビューシングルです。

当時のカリフォルニア州知事ジェリー・ブラウンを風刺した歌詞が注目を集め、ファーストアルバム『Fresh Fruit for Rotting Vegetables』にも収録されました。

全体主義的な社会を描いた本作は、自由主義的な理想が圧制に変わる可能性を警告しています。

サーフロックと軍事的な要素を組み合わせたサウンドに、ジェロ・ビアフラの低く嘲笑うような歌声が特徴的。

パンクロックの政治的風刺として高く評価され、映画『ソーシャル・ネットワーク』でも使用されました。

政治や社会に疑問を感じる方におすすめの一曲です。

I Hate ChildrenAdolescents

アルバム「Adolescents」収録。

カリフォルニア出身の五人組。

マッチョではないひ弱なメンバーが集まって結成されたバンド。

後のメロコアシーンに影響を与えたと言われていて、音楽性もUKパンクやハードコアとは一線を画したメロディを感じさせます。

銀河のアトミックBlondie

わかりやすいヒット曲も多く、そのせいでややポップなイメージもあるブロンディですが、この曲を聴くとブロンディがパンキッシュであったことがよくわかります。

ここでのデビー・ハリーのファッションはまさにパンクそのものです。

Time BombCharged G.B.H

アルバム「City Baby Attacked By Rats」収録。

バーミンガム出身の四人組。

疾走感溢れるスラッシュギターが印象的なハードコアバンドです。

元々は「G.B.H.」だったのですが、同名のバンドがいたために、「Charged」を前に付けました。

IndifferentCorrosion of Conformity

熱狂的ファンを生み出す楽曲です。

1984年にCorrosion of Conformityのアルバム『Eye for an Eye』に収録された本作は、人生の決断に対する不安や恐怖を描いています。

自己決定の喪失に無関心になる様子が、短くも力強い歌詞で表現されています。

ハードコア・パンクとクロスオーバー・スラッシュの要素を持つサウンドが、歌詞の持つメッセージをより強烈に伝えています。

社会批評的な側面を持つ本作は、個人の自由や選択の重要性について考えさせられる一曲。

聴く人の心に深く刻まれる、パンクロックの名曲と言えるでしょう。