洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲
シンプルなコード進行とアップテンポでアグレッシブなサウンド、反抗的なファッションと時に物議をかもし出すメッセージ性の強い歌詞……パンクロックという音楽ジャンルに対してこのようなイメージは一般的なものかもしれません。
もちろん一口にパンクといってもハードコアパンクやスカパンク、ポップパンクにポストパンクなど派生したジャンルはさまざまでその歴史を全て網羅するのは難しいのですが、こちらの記事では初期パンクロックを中心としたおすすめの名曲を紹介しています。
後のバンドたちへの影響の大きさも加味した選曲ですから、特にパンク初心者の方はぜひ一度聴いてみてください!
洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲(31〜40)
ザ・キッズ・ジャスト・ワナ・ダンスFast Cars

パワーポップ・オルタナティヴロックにも通じる生きの良さが感じられる1979年の楽曲。
パワーで押し切り勢いで聴かせる作品です。
ファスト・カーズはイギリス・マンチェスター出身のバンドで、発売されたのはたった一枚のシングルCDのみ。
(他オムニバスCDに参加)この時はすぐに解散してしまったそうですが、なんと2002年に再結成。
新作アルバムを発売しました。
ニュー・ローズThe Damned

セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュと並びロンドンの三大パンクバンドのひとつと言われています。
他の2バンドに比べて知名度が低いのですが、2016年には彼らのドキュメンタリー映画が公開されるなど、今もなお熱心なファンがおり、バンドは現在も音楽活動を続けています。
本作は1976年発売。
ピーチズThe Stranglers

「死刑執行人」というすごいバンド名の彼らが1977年に発売した曲。
よく聴くとリズムはレゲエ。
歌の舞台も夏の海岸のようですが、ちっとも爽やかじゃない。
でもサウンドには一種の中毒性があってストラングラーズの代表曲のひとつになっています。
SocietySubhumans

荒々しいギターリフと切迫感のあるボーカルが融合した楽曲です。
1984年5月にリリースされ、EPLPに収録されました。
社会の抑圧や孤独感、希望のなさを鋭く描き出し、聴く者の心を揺さぶります。
「Our society, what a drag」というフレーズが繰り返され、社会の窮屈さを強烈に訴えかけます。
パンクロックの精神が詰まった本作は、現代社会への批判的なメッセージを込めており、聴くたびに新たな解釈ができるでしょう。
社会や政治に疑問を感じている方、あるいは自分の居場所を探している人にぴったりの一曲です。
僕は待ち人Velvet Underground

ニューヨーク・パンクの元祖と言われ、その退廃的なサウンドで、今なお評価され続けているバンドです。
本作はアンディ・ウォホールの描いたバナナの絵のジャケットが印象的なアルバム「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」(1967年)の収録曲。
ルー・リードが気だるげなボーカルを聴かせています。