洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲
シンプルなコード進行とアップテンポでアグレッシブなサウンド、反抗的なファッションと時に物議をかもし出すメッセージ性の強い歌詞……パンクロックという音楽ジャンルに対してこのようなイメージは一般的なものかもしれません。
もちろん一口にパンクといってもハードコアパンクやスカパンク、ポップパンクにポストパンクなど派生したジャンルはさまざまでその歴史を全て網羅するのは難しいのですが、こちらの記事では初期パンクロックを中心としたおすすめの名曲を紹介しています。
後のバンドたちへの影響の大きさも加味した選曲ですから、特にパンク初心者の方はぜひ一度聴いてみてください!
洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲(41〜50)
California _ber AllesDead Kennedys

1979年にリリースされたDead Kennedysのデビューシングルです。
当時のカリフォルニア州知事ジェリー・ブラウンを風刺した歌詞が注目を集め、ファーストアルバム『Fresh Fruit for Rotting Vegetables』にも収録されました。
全体主義的な社会を描いた本作は、自由主義的な理想が圧制に変わる可能性を警告しています。
サーフロックと軍事的な要素を組み合わせたサウンドに、ジェロ・ビアフラの低く嘲笑うような歌声が特徴的。
パンクロックの政治的風刺として高く評価され、映画『ソーシャル・ネットワーク』でも使用されました。
政治や社会に疑問を感じる方におすすめの一曲です。
GarbagemanThe Cramps

反逆精神と個性を称える歌詞、そしてTheクランプス独特のサイコビリーサウンドが魅力的!
1980年にリリースされたデビューアルバム『Songs the Lord Taught Us』に収録されたこの楽曲は、初期のロカビリーやガレージロックの影響を感じさせつつ、パンクらしい攻撃性も兼ね備えています。
社会規範に挑戦する精神を体現したような歌詞は、聴く人の心に強く響くはず。
ライブハウスで盛り上がりたい人や、自分らしさを表現したい人にぴったりの一曲です。
パンク入門編としてもおすすめですよ!
-U.S.AThe Exploited

アルバム「Troops of Tomorrow」収録。
スコットランド出身の四人組。
政治的アプローチを前面に押し出したメッセージ全開のハードコアで注目を集めました。
非常に荒っぽくてスピード感のあるサウンドが持ち味といえます。
Love Comes In SpurtsThe Heartbreakers

パンクロックの歴史に燦然と輝く、エネルギーに満ち溢れた一曲です。
若さゆえの切ない恋心と、その不安定さを見事に表現しています。
14歳半の経験を歌った歌詞には、誰もが共感できるような青春の一コマが詰まっていますよね。
リチャード・ヘルさんのしわがれた声が、曲の世界観をより一層引き立てています。
1977年にリリースされたアルバム『Blank Generation』に収録され、当時のパンクシーンに新しい風を吹き込みました。
失恋したばかりの人や、青春時代を懐かしむ人におすすめの一曲。
聴けば聴くほど、心に深く刻まれる名曲です。
I Hate ChildrenAdolescents

アルバム「Adolescents」収録。
カリフォルニア出身の五人組。
マッチョではないひ弱なメンバーが集まって結成されたバンド。
後のメロコアシーンに影響を与えたと言われていて、音楽性もUKパンクやハードコアとは一線を画したメロディを感じさせます。
銀河のアトミックBlondie

わかりやすいヒット曲も多く、そのせいでややポップなイメージもあるブロンディですが、この曲を聴くとブロンディがパンキッシュであったことがよくわかります。
ここでのデビー・ハリーのファッションはまさにパンクそのものです。
Time BombCharged G.B.H

アルバム「City Baby Attacked By Rats」収録。
バーミンガム出身の四人組。
疾走感溢れるスラッシュギターが印象的なハードコアバンドです。
元々は「G.B.H.」だったのですが、同名のバンドがいたために、「Charged」を前に付けました。