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洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲

シンプルなコード進行とアップテンポでアグレッシブなサウンド、反抗的なファッションと時に物議をかもし出すメッセージ性の強い歌詞……パンクロックという音楽ジャンルに対してこのようなイメージは一般的なものかもしれません。

もちろん一口にパンクといってもハードコアパンクやスカパンク、ポップパンクにポストパンクなど派生したジャンルはさまざまでその歴史を全て網羅するのは難しいのですが、こちらの記事では初期パンクロックを中心としたおすすめの名曲を紹介しています。

後のバンドたちへの影響の大きさも加味した選曲ですから、特にパンク初心者の方はぜひ一度聴いてみてください!

洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲(51〜60)

Master Race RockThe Dictators

ニューヨークのパンクシーンを代表する楽曲です。

1975年にリリースされたThe Dictatorsのデビューアルバム『Go Girl Crazy!』に収録されています。

社会的規範や期待に反発する若者の生き方を描いた歌詞が印象的。

自己中心的な態度を取りながらも、実は若者特有の悩みや成長過程を巧みに表現しているのがポイントです。

60年代のガレージロックを思わせるメロディーと、パンクらしいエネルギッシュなサウンドが絶妙にマッチ!

聴いているとついつい足でリズムを刻みたくなってしまいますよね。

パンク初心者の方にもぜひ聴いてほしい一曲です。

ロクサーヌThe Police

The Police – Roxanne (Official Music Video)
ロクサーヌThe Police

80年代を通じて最も成功したバンドのひとつになったポリス。

そんな彼らもデビュー当時は尖った感じでパンクな音を奏でていました。

本作はフランスの娼婦のことを歌ったもの。

発売当初はBBCから放送禁止処置を受けました。

スティング独特の歌声がさえざえとした夜の雰囲気を感じさせる作品で、今聴いても古さを感じさせない1978年の名曲です。

Butcher BabyThe Plasmatics

“Butcher Baby” – Plasmatics live television performance – 1980’s.
Butcher BabyThe Plasmatics

反骨精神溢れるサウンドが魅力の一曲です。

プラズマティクスが1978年にリリースしたこの曲は、社会の規範から外れた人々への偏見を鋭く批判しています。

赤い服を着た「危険」な女性を描く歌詞からは、個性を認めない社会への怒りが伝わってきます。

ウェンディ・O・ウィリアムズさんのパワフルなボーカルと攻撃的なギターリフが、メッセージを力強く後押ししていますね。

本作は1980年6月にシングルとしてリリースされ、イギリスで55位を記録。

ライブでは過激なパフォーマンスで話題を呼びました。

既存の価値観に疑問を投げかけたい時にぴったりの曲かもしれません。

ラスト・フォー・ライフIggy Pop

イギリスのカルト映画「トレインスポッティング」で、主人公が街を駆け抜けるシーンのバックに流れていた印象的な曲。

映画のさまざまなシーンと驚くぐらいぴったりはまっています。

上半身裸で歌い踊るイギーのスタイルも健在。

スピード感とポップ感がある作品です。

オリジナルリリースは1977年。

洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲(61〜70)

ラヴ・ソングPublic Image Ltd

Public Image Ltd – (This is Not a) Love Song
ラヴ・ソングPublic Image Ltd

パブリック・イメージ・リミテッド は、セックス・ピストルズのフロントマンだったジョン・ライドンが1978年に始動したプロジェクト。

衣装こそスーツ姿ですが、歌い方や動きはピストルズ時代とあまり変わっていないようにも見えます。

そして社会への反抗的な姿勢はこの曲でも貫かれています。

Hong Kong GardenSiouxsie And The Banshees

Siouxsie And The Banshees – Hong Kong Garden (Official Music Video)
Hong Kong GardenSiouxsie And The Banshees

78年発表のシングル。

ロンドン出身の七人組。

Sex Pistolsの親衛隊をやっていたSiouxsieとStevenを中心に結成されました。

Bansheesとは歌人の死を予告する女性の要請だそうです。

パンクバンドとしては珍しい女性がメインボーカルを務めています。

12XUWire

パンクの熱量と冷静さを融合させた革新的な一曲。

Wireのデビューアルバム『Pink Flag』に収録され、1977年にリリースされました。

短くも衝撃的な歌詞が特徴で、パンクファン以外にも強い印象を与えています。

シンプルながら反復的なフレーズが耳に残り、聴けば聴くほど深みにはまっていくことでしょう。

エネルギッシュなギターリフとタイトなリズムセクションが生み出す迫力は圧巻。

パンクに影響を受けつつ、ニューウェイブへと繋がる橋渡し的な存在として音楽史に名を残しています。

初めてパンクを聴く方にもオススメの一曲です。