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洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲

洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲
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シンプルなコード進行とアップテンポでアグレッシブなサウンド、反抗的なファッションと時に物議をかもし出すメッセージ性の強い歌詞……パンクロックという音楽ジャンルに対してこのようなイメージは一般的なものかもしれません。

もちろん一口にパンクといってもハードコアパンクやスカパンク、ポップパンクにポストパンクなど派生したジャンルはさまざまでその歴史を全て網羅するのは難しいのですが、こちらの記事では初期パンクロックを中心としたおすすめの名曲を紹介しています。

後のバンドたちへの影響の大きさも加味した選曲ですから、特にパンク初心者の方はぜひ一度聴いてみてください!

もくじ

洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲(1〜20)

Blitzkrieg BopRamones

Ramones – Blitzkrieg Bop (Official Music Video)
Blitzkrieg BopRamones

スリーコードのシンプルな構造と、耳に残るコーラスが特徴的な本作。

「Hey, ho, let’s go」というフレーズは、多くの人々の心に刻まれています。

1976年4月にリリースされたデビューシングルにして、パンクロックの金字塔と呼ばれる一曲です。

若者のエネルギーと反逆心を体現したような歌詞は、当時の社会への不満を表現しています。

ラモーンズのセルフタイトルアルバム『Ramones』の1曲目として収録され、その後のパンクシーンに多大な影響を与えました。

パンクロックの醍醐味を存分に味わいたい人に是非おすすめしたい楽曲です。

I Wanna Be Your DogThe Stooges

1969年8月、ロックの歴史に刻まれる名曲がリリースされました。

The Stoogesの魂を体現する本作は、イギー・ポップさんの生々しい叫びと、反復的な3コードのリフが融合した、パンクの原型とも言える楽曲です。

一見シンプルな歌詞の裏には、愛する人への深い献身と自己放棄という複雑な感情が込められています。

まるでペットのように相手の意志に従う姿勢は、従順さと反抗心が同居する、パンクらしい矛盾を感じさせます。

The Stoogesのデビューアルバムに収録された本作は、後のパンクムーブメントに多大な影響を与え、2003年には『ローリング・ストーン』誌の名盤リストにも選出されました。

反骨精神を持ちながらも、誰かに寄り添いたいという気持ちを抱く人々の心に響く一曲です。

London CallingThe Clash

The Clash – London Calling (Official Video)
London CallingThe Clash

鋭いギターリフと力強いビートで始まる本作は、パンクロックの歴史に深く刻まれた名曲です。

1979年12月にリリースされたこの楽曲は、同名アルバムのタイトル曲として世界中のリスナーを魅了しました。

歌詞には、当時のロンドンが直面していた社会問題や環境危機が巧みに織り込まれています。

核の脅威や気候変動への不安を歌いながらも、「しかし私は恐れていない」と宣言する姿勢に、反骨精神溢れるパンクの真髄を感じられるでしょう。

The Clashさんの代表作として、パンクロックに興味のある方はもちろん、社会派の歌詞に惹かれる方にもおすすめの一曲です。

Anarchy In The UKSEX PISTOLS

世界を震撼させたパンクロックの衝撃的デビュー曲。

イギリスの音楽シーンに巻き起こった革命の象徴とも言える本作は、1976年11月にリリースされ、たちまち社会現象となりました。

EMIレーベルからの唯一のリリースとなった本作は、イギリスのシングルチャートで38位を記録。

しかし、テレビ番組での不適切発言により契約解除という異例の事態に。

過激な歌詞と荒々しいサウンドは、当時の若者の怒りと不満を見事に表現。

特徴的なドラムサウンドは、プロデューサーのビル・プライスさんによる実験的な録音手法の賜物です。

反体制的なメッセージと圧倒的なエネルギーに惹かれる方にぜひおすすめしたい1曲です。

Holiday In CambodiaDead Kennedys

米国の政治風刺で知られるパンクバンド、Dead Kennedysによる楽曲です。

カンボジアの過酷な現実と、特権的な西洋の大学生を対比させた痛烈な社会批判が込められています。

エネルギッシュでアグレッシブなサウンドと、鋭いメッセージ性を持つ歌詞が絶妙にマッチした一曲。

1980年5月にシングルとしてリリースされ、同年9月発売のデビューアルバム『Fresh Fruit for Rotting Vegetables』にも収録されました。

UKインディーチャートで2位を記録するなど、商業的にも成功を収めています。

アメリカの帝国主義や文化的傲慢さを痛烈に批判した本作は、今なお世界中の聴衆の心に響く、パンクロックの重要なアンセムとなっています。

Psycho KillerTalking Heads

Talking Heads – Psycho Killer (Original Version – Tony Mendes Video Re Edit)
Psycho KillerTalking Heads

1970年代後半から80年代にかけて、音楽シーンに衝撃を与えたTalking Heads。

彼らの楽曲は、精神的な混乱や社会からの疎外感を独特の視点で描き出しています。

デビューアルバム『Talking Heads: 77』に収録された本作は、複数の人格を持つ殺人犯の混沌とした内面を表現。

フランス語を織り交ぜた歌詞や、ティナ・ウェイマスさんの印象的なベースラインが特徴的です。

1977年のリリース以来、様々なアーティストにカバーされ、映画やテレビでも使用されるなど、多くの人々の心を捉え続けています。

現代社会の闇や人間の複雑な心理に興味がある方におすすめの一曲ですよ。