洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲
シンプルなコード進行とアップテンポでアグレッシブなサウンド、反抗的なファッションと時に物議をかもし出すメッセージ性の強い歌詞……パンクロックという音楽ジャンルに対してこのようなイメージは一般的なものかもしれません。
もちろん一口にパンクといってもハードコアパンクやスカパンク、ポップパンクにポストパンクなど派生したジャンルはさまざまでその歴史を全て網羅するのは難しいのですが、こちらの記事では初期パンクロックを中心としたおすすめの名曲を紹介しています。
後のバンドたちへの影響の大きさも加味した選曲ですから、特にパンク初心者の方はぜひ一度聴いてみてください!
洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲(41〜50)
IndifferentCorrosion of Conformity

熱狂的ファンを生み出す楽曲です。
1984年にCorrosion of Conformityのアルバム『Eye for an Eye』に収録された本作は、人生の決断に対する不安や恐怖を描いています。
自己決定の喪失に無関心になる様子が、短くも力強い歌詞で表現されています。
ハードコア・パンクとクロスオーバー・スラッシュの要素を持つサウンドが、歌詞の持つメッセージをより強烈に伝えています。
社会批評的な側面を持つ本作は、個人の自由や選択の重要性について考えさせられる一曲。
聴く人の心に深く刻まれる、パンクロックの名曲と言えるでしょう。
洋楽パンクの名曲。おすすめの人気曲(51〜60)
Big A Little ACrass

1980年にCrassからリリースされたこの曲。
アナーキズムと反権威主義を体現した歌詞が特徴的です。
激しいリズムと挑発的なメッセージが、聴く人の心に鋭く突き刺さります。
7インチシングルとして発売され、ジャケットには反戦パッチが同梱。
当時としては破格の安さで販売されました。
社会への不満を抱える若者や、既存の価値観に疑問を感じる人にぴったり。
聴くたびに新たな解釈が生まれる奥深さも魅力です。
まさにパンクの真髄を感じられる一曲と言えるでしょう。
Search And Destroy (Bowie Mix)Iggy & The Stooges

爆発的なエネルギーと生々しい感情が炸裂する一曲です。
1973年リリースのアルバム『Raw Power』に収録され、イギー・ポップさんの狂おしいまでのカリスマ性が炸裂しています。
ベトナム戦争を背景に、社会への反抗と自由を希求する魂の叫びが聴く者の心を揺さぶります。
パンクロックの源流とも言える本作は、セックス・ピストルズやニルヴァーナなど、後世の音楽シーンに多大な影響を与えました。
反骨精神を持つ全ての人に聴いてほしい一曲。
気分が落ち込んだ時や、自分を奮い立たせたい時にぴったりですよ。
Crucified for your sinsIron cross

Iron Crossが生み出した力強いアンセムは、スキンヘッド文化とパンクの融合を象徴しています。
1999年にリリースされたコンピレーションアルバム『Crucified For Our Sins』に収録された本作は、社会からの偏見や誤解に直面する若者の叫びを鮮烈に表現。
アグレッシブなサウンドと共に、自己表現の自由を訴える歌詞が心に響きます。
ハードコアパンクファンはもちろん、社会の不条理に疑問を感じる全ての人に聴いてほしい一曲。
Iron Crossの魂の叫びが、あなたの心に新たな火を灯すかもしれません。
In My EyesMINOR THREAT

パンクバンドの中でも鋭い存在感を放つ一曲です。
1981年12月にEPとしてリリースされた本作は、ハードコアパンクの先駆者MINOR THREATの代表曲の一つ。
怒りと軽蔑に満ちた歌詞が、コーラスで解き放たれるカタルシスは圧巻です。
バンドのアンチドラッグの姿勢を強く示す内容で、ストレートエッジ運動の象徴的な曲としても知られています。
怒りのエネルギーを音楽に昇華させたい時や、社会への問題提起を感じたい時にぴったり。
疾走感溢れるサウンドと力強いメッセージが、きっとあなたの心に響くはずです。
When All Is Said And DoneNapalm Death

バーミンガム出身の四人組。
デスメタルの重さとハードコアのスピード感を融合させた、グラインドコアの始祖的存在です。
重くて荒くてそれでいて高速のハードコアは聴く者を圧倒します。
ちなみに「You Suffer」というギネスに載る世界一短い曲があります。
My WaySid Vicious

人生を自分のやり方で生きる、強烈なメッセージを持つパンクロックの名曲です。
フランク・シナトラさんの楽曲を大胆にカバーし、パンクスピリットを注入した本作。
シド・ヴィシャスさんの荒々しいボーカルと、反抗的なエネルギーが溢れています。
1978年にシングルとしてリリースされ、後にアルバム『Sid Sings』や映画『The Great Rock ‘n’ Roll Swindle』に収録されました。
社会の規範に縛られず、自分の信念に従って生きることの大切さを強く訴えかけています。
反体制や個人の自由を象徴する曲として、今なお多くのリスナーの心に響きます。
パンクロックの真髄を感じたい方にぜひおすすめです。