色々なスタイルと形が魅力!日本語ラップのラブソング
ヒップホップに限らず、ラップを使った音楽は近年さまざまなジャンルで見られます。
世代やスタイルを問わずにジャンルの枠を超えて、親しまれる日本語ラップの魅力。
そんな日本語ラップが用いられたラブソングを紹介していきますね!
若い世代に親しみやすい新しい楽曲から、キャリア豊かなベテランの名作までピックアップしました。
歌詞を見ながらじっくりと聴いてほしい名曲ばかりですので、ぜひお楽しみください。
色々なスタイルと形が魅力!日本語ラップのラブソング(11〜20)
And I Love You SoAK-69

ジェットシティ名古屋にてキャリアをスタートしDEF JAM JAPANとディールを締結。
今やジャパニーズヒップホップのキングの座を射止めた感もあるAK-69さん。
この曲ではカラオケポップスぎりぎりラインのキャッチーなラップソングで、ジャパニーズヒップホップの間口を広げます。
ハードコア一辺倒ではなく、ホップな曲でも自分の魅力を出せるAK-69さんの表現力がいかんなく発揮されたラブソングです。
音色KREVA

ソロデビューシングルでもあり、2004年の「クレバの日」にリリースされたKREVAさんの代表曲。
キャッチ―な魅力でも親しまれていますよね。
メロウなトラックにKREVAさんのハッキリと聞き取れるラップが絡み合い、唯一無二の世界観が描かれています。
ラブソングとしてはもちろん、音楽への愛もこめられたこの1曲。
シンプルなライムでフォーリンダウンしていく感じが心地よいんですよね。
まさにいろいろな『音色』が詰まった甘美なラブソングです。
silkyFNCY (ZEN-LA-ROCK / G.RINA / 鎮座DOPENESS)

変幻自在の変態フリーキーフローの鎮座DOPENESS、キャラ立ちばっちりファンキーフローのZEN-LA-ROCK、当曲のトラックメイクもこなすバイリンガルシンガーG.RINAの三人で2018年に結成されたFNCY。
浮遊感の強いメロウなトリップホップ的トラックでアンニュイな雰囲気を放ちながら、不思議とポジティブなリリックが耳に残るキャッチーさを持ったトリップミュージック。
オルタナティブなラップソングです。
How toMinty

主にネットを通じた発信でTikTokを中心に人気が出ている新世代のシンガー、Mintyさん。
『How to』はLINEやパソコンのエディタのメッセージとともに、レトロな雰囲気のリリックビデオもステキなナンバーで、共感を集めているセカンドシングルのラブソング。
TikTokをよく見ている人にとってはなじみ深いナンバーではないでしょうか。
どうしようもない気持ち、甘酸っぱい恋の思い出を歌った歌詞とMintyさんのゆるやかなラップがキュートです。
Feelin29 Feat.KOJOE5lack

RADWIMPSの野田洋次郎さんのソロプロジェクト、illionの楽曲へのフィーチャリングで参加したり、PUNPEEさんを兄にもつ5lackさん。
夏の夜のアンニュイな雰囲気がラップで表現されていて、切なさや寂しさがにじみ出ています。
まるでトラックのような流れるフロウに身をゆだねたくなるナンバー。
途中で挟まれる女性の吐息音もまた哀愁的。
ナイトタイムにピッタリな切ないムードとチルアウトな雰囲気が漂うラブソングです。
あの日のキミと今の僕にDOBERMAN INFINITY

男性ヒップホップグループDOBERMAN INFINTYのラブソング『あの日のキミと今の僕に』です。
別れてしまった彼女を忘れらない気持ちを歌った切ない曲です。
クリスマスに一人で彼女との思い出に浸っている男性の気持ちが詰まった曲です。
色々なスタイルと形が魅力!日本語ラップのラブソング(21〜30)
愛してますPSG

恋愛の等身大な思いを3人のMCが率直に表現した楽曲です。
2009年にリリースされたアルバム『David』に収録されたこの楽曲は、Original Loveの『I WISH』をサンプリングし、ソウルフルなメロディとヒップホップビートが見事に融合しています。
PUNPEEさん、5lackさん、GAPPERさんがそれぞれの恋愛体験をマイクリレー形式でつづり、統一感のない内容が逆にリアルな感情を表現しているのが魅力的です。
2021年にはOriginal Loveとコラボした新バージョンもリリースされ、田島貴男さんの歌声が加わった特別な仕上がりとなっています。
恋人への素直な気持ちを表現したい方や、日常的な愛情を歌ったヒップホップを探している方におすすめです。