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素敵なラブソング
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色々なスタイルと形が魅力!日本語ラップのラブソング

ヒップホップに限らず、ラップを使った音楽は近年さまざまなジャンルで見られます。

世代やスタイルを問わずにジャンルの枠を超えて、親しまれる日本語ラップの魅力。

そんな日本語ラップが用いられたラブソングを紹介していきますね!

若い世代に親しみやすい新しい楽曲から、キャリア豊かなベテランの名作までピックアップしました。

歌詞を見ながらじっくりと聴いてほしい名曲ばかりですので、ぜひお楽しみください。

色々なスタイルと形が魅力!日本語ラップのラブソング(21〜30)

ベッドタイムキャンディー2号NEW!クボタカイ

【MV】クボタカイ / ベッドタイムキャンディー 2号
ベッドタイムキャンディー2号NEW!クボタカイ

恋心を抱いていた相手と一夜を過ごしてしまった若者の、甘さと自己嫌悪が入り交じる複雑な心情を描いたメロウなヒップホップナンバーです。

宮崎出身のクボタカイさんが2019年にリリースしたEP『明星』のリード曲で、中原中也さんの詩を引用した文学的なリリックと、R&B色の強いアーバンなトラックが魅力的。

夜の駆け引きから翌朝の空虚感まで、細かな描写とともにつづられていて、奇麗ごとではない恋愛のリアルが胸に刺さります。

ラップと歌を行き来するフロウもクセになり、都会の夜をさまよいながら聴きたくなる1曲ですね。

One More Time (feat. NØZ)NEW!虎韻

広島発のZ世代ラッパー、虎韻さん。

「おバズり申し上げます」のフレーズで知られる彼が、R&BシンガーのNØZさんを迎えて放ったこの楽曲は、バズ路線とは一線を画す切ないラブソングです。

別れが近い恋人にもう一度だけそばにいてほしいと願う、ストレートな感情が胸を打ちます。

ミドルテンポの穏やかなトラックに乗せて、虎韻さんのメロディアスなラップとNØZさんの柔らかな歌声が絡み合い、ヒップホップとJ-POPの境界を超えた仕上がりに。

2022年のリリース後、LINE MUSICの年間Jラッププレイリストに選出され、動画アプリでは2万回以上使用されるなど、SNS世代の心をつかんだ1曲です。

恋の終わりを受け入れきれない、そんなときに聴いてほしいですね。

じゃむfeat. iriNEW!鈴木真海子

鈴木真海子 – じゃむ feat. iri (official music video)
じゃむfeat. iriNEW!鈴木真海子

chelmicoのMamikoさんとして活躍する鈴木真海子さんが、親交の深いiriさんをゲストに迎えて制作したコラボレーション楽曲。

ジャジーなピアノとスウィンギーなビートが織りなすアーバンなサウンドの上で、二人の声が対話するように重なりあう様子が心地よいナンバーです。

2021年8月リリースのソロアルバム『ms』から先行配信され、同時公開されたMVでは海辺や街角を散策する飾らない姿が映し出されています。

共作による歌詞は、ふたりで過ごす時間の温度や風景をスケッチするように描いており、ラップと歌の境界をたゆたうボーカルスタイルが親密な空気感を生みだしています。

リラックスした休日や、大切な人とのんびり過ごしたいときに寄りそってくれる作品です。

Your LoveSIRUP

SIRUP – Your Love (Official Music Video)
Your LoveSIRUP

2020年のEP『CIY』からのナンバー。

ブラックミュージックをベースとしたさまざまなジャンルを融合させたような新感覚で魅せるSIRUPさんの音楽。

『Your Love』ではゴスペルを思わせるようなコーラスワークやSIRUPさんらしい心地よいグルーヴとともに、メロディアスなサビに思わず体が揺れます。

どんどん個性や多様性が広がっていく現代にフィットするような、いろいろな愛のかたちを描くリリックがステキ。

選択は君自身といったフレーズにRHYMESTERの名曲を思い出して胸が熱くなりますね。

ハッピーなムードで力を抜けるラブソングです。

How toMinty

Minty/How to(demo) 【Lyric Video】
How toMinty

主にネットを通じた発信でTikTokを中心に人気が出ている新世代のシンガー、Mintyさん。

『How to』はLINEやパソコンのエディタのメッセージとともに、レトロな雰囲気のリリックビデオもステキなナンバーで、共感を集めているセカンドシングルのラブソング。

TikTokをよく見ている人にとってはなじみ深いナンバーではないでしょうか。

どうしようもない気持ち、甘酸っぱい恋の思い出を歌った歌詞とMintyさんのゆるやかなラップがキュートです。

Feelin29 Feat.KOJOE5lack

RADWIMPSの野田洋次郎さんのソロプロジェクト、illionの楽曲へのフィーチャリングで参加したり、PUNPEEさんを兄にもつ5lackさん。

夏の夜のアンニュイな雰囲気がラップで表現されていて、切なさや寂しさがにじみ出ています。

まるでトラックのような流れるフロウに身をゆだねたくなるナンバー。

途中で挟まれる女性の吐息音もまた哀愁的。

ナイトタイムにピッタリな切ないムードとチルアウトな雰囲気が漂うラブソングです。

音色KREVA

ソロデビューシングルでもあり、2004年の「クレバの日」にリリースされたKREVAさんの代表曲。

キャッチ―な魅力でも親しまれていますよね。

メロウなトラックにKREVAさんのハッキリと聞き取れるラップが絡み合い、唯一無二の世界観が描かれています。

ラブソングとしてはもちろん、音楽への愛もこめられたこの1曲。

シンプルなライムでフォーリンダウンしていく感じが心地よいんですよね。

まさにいろいろな『音色』が詰まった甘美なラブソングです。