【BGM】レストランで聴きたい美味しいジャズの名曲【2025】
レストランの食事を楽しむためのBGMは、お店そのものの雰囲気を決定付けるものですし選曲には気を使いたいものです。
ジャズは洗練された雰囲気を演出しながら、会話も邪魔しない絶妙なバランスを持つ音楽。
こちらの記事では優雅な食事のひとときを彩るジャズの名曲を、最新のシンガーのボーカル曲から誰もが知っているスタンダードナンバー、おしゃれなスムースジャズまで、シーンや時間帯に合わせて幅広くご紹介します。
上質な空間作りに役立つBGMの選び方も合わせてお届けしますので、ぜひレストランで勤務されている方々も参考にしてみてくださいね。
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【BGM】レストランで聴きたい美味しいジャズの名曲【2025】(1〜10)
Breezin’George Benson

心地よい風が吹き抜けるような爽快感が魅力的なインストゥルメンタル曲です。
手掛けたのは、卓越したギターテクニックと甘い歌声でジャズやR&Bの垣根を越えて活躍するジョージ・ベンソンさん。
この楽曲は、彼のキャリアの大きな転換点となった1976年公開の名盤『Breezin’』の表題作で、スムース・ジャズというジャンルを代表する一曲としても知られています。
その洗練されたギターの音色は、まるでリゾートで過ごす午後のように、聴く人をリラックスさせてくれますね。
1976年7月にはビルボードのポップ・チャートで2週連続1位を記録するなど、商業的にも大成功を収めました。
会話を邪魔することなく、優雅で洗練された食事のひとときを演出してくれる、まさにレストランBGMにぴったりの作品です。
C Jam BluesOscar Peterson Trio

ジャズピアニストの最高峰にして、突出した技巧で「鍵盤のマハラジャ」と称されたオスカー・ピーターソンさん。
彼が率いたオスカー・ピーターソン・トリオの演奏は、小難しさよりも音楽の純粋な楽しさを教えてくれますよね。
ご紹介する一曲は、わずか二音の極めてシンプルな旋律から始まります。
しかし、ひとたび演奏が始まれば、三位一体のアンサンブルが織りなす豊かでスウィンギーなサウンドに心が弾むはず。
この音源は1962年12月に録音され、名盤『Night Train』に収録されました。
本作の軽快なグルーヴは、レストランでの会話を邪魔することなく、場の雰囲気を心地よく盛り上げてくれるでしょう。
上質な食事のひとときを彩るBGMとして、これほど最適な演奏はないかもしれませんね。
Better Than I Imagined (ft. H.E.R., Meshell Ndegeocello)Robert Glasper

ジャズの枠を軽々ととびこえ、ヒップホップやR&Bを融合させたサウンドでシーンを牽引するピアニスト、ロバート・グラスパーさん。
彼がグラミー賞を受賞したアルバム『Black Radio III』には、レストランのBGMにふさわしい珠玉のナンバーがそろっていますね。
H.E.R.さんとミシェル・ンデゲオチェロさんをフィーチャーした本作は、グラスパーさん自身が「Black loveの価値と美徳への情熱的な捧げもの」と語る、深く温かい愛を歌った一曲です。
2020年8月に先行公開されると、そのメロウでソウルフルなグルーヴが話題を呼び、グラミー賞「Best R&B Song」を受賞しました。
大切な人とのディナーや、少し照明を落としたバータイムの雰囲気を、より上質で洗練されたものに変えてくれることでしょう。
【BGM】レストランで聴きたい美味しいジャズの名曲【2025】(11〜20)
MaputoBob James & David Sanborn

都会の夜景がきらめくような、洗練されたサウンドを耳にして、何となく聴いたことがあると感じる方も多いはず。
スムース・ジャズのゴッドファーザーと称される鍵盤奏者ボブ・ジェームスさんと、歌うような音色でジャンルを横断したサックス奏者デイヴィッド・サンボーンさんによる大名曲です!
本作は名手マーカス・ミラーさんが作曲を手がけ、アフロ・キューバン由来の軽快なリズムと、艶のあるサックスが溶け合うぜいたくな楽曲ですよね。
1986年5月に世に出た共演アルバム『Double Vision』の冒頭を飾り、この名盤は第29回グラミー賞を獲得しています。
優雅なディナータイムを彩るBGMとして、これ以上ないほどぴったりな一曲と言えましょう。
La cumbia me está llamando (feat. La Perla)Nubya Garcia

ロンドンのジャズシーンを牽引するサクソフォニスト、ヌバイア・ガルシアさん。
カリビアンやアフロ系のルーツを軸に、多彩な音楽を横断する革新的なアーティストです。
そんな彼女の作品のなかで、レストランのBGMとしてご紹介したいのが、デビュー・アルバム『Source』に収められた一曲。
この楽曲はコロンビアの伝統音楽クンビアのリズムと現代的なUKジャズを見事に融合させています。
「クンビアが私を呼んでいる」というテーマが示す通り、抗いがたい音楽の引力に身を任せるような情熱的なサウンドが魅力です。
2020年8月に公開された名盤『Source』はマーキュリー賞にもノミネートされました。
情熱的でありながら洗練された雰囲気も持つ本作は、活気あるディナータイムをスタイリッシュに演出したいお店にぴったりでしょう。
From This Place (ft. Meshell Ndegeocello)Pat Metheny

ジャズ・ギターの世界を革新し続け、グラミー賞を実に10部門で受賞した唯一のアーティストでもある巨匠、パット・メセニーさん。
2020年2月にリリースされたアルバム『From This Place』のタイトル曲です。
壮大なオーケストラと繊細なギター、そしてミシェル・ンデゲオチェロさんの深みのある歌声が溶け合うサウンドは、まるで一本の映画を見ているかのようですね。
困難な状況から静かに立ち上がる希望を歌ったこの楽曲は、優雅なディナータイムをよりドラマティックに演出してくれるでしょう。
アルバムはBillboard Top Albumで初登場7位を記録した人気作品で、その上質な響きは特別な日の食事を彩るのにピッタリのBGMと言えそうです。
Radio Music SocietyEsperanza Spalding

ジャズベーシストとしても活躍しており、その幅広くハイセンスな音楽性で多くのリスナーを魅了するエスペランサ・スポルディングさん。
彼女が2012年3月に制作した名盤が『Radio Music Society』です。
本作は、ラジオから流れる音楽との偶然の出会いのきらめきをテーマにしており、ビッグバンドの華やかさやR&Bの心地よいグルーヴが溶け合った、極めてスタイリッシュなサウンドが楽しめますね。
日常に彩りを与える音楽の魔法を表現したこの作品は、第55回グラミー賞で最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム賞を獲得。
洗練されていながら温かみのある音色は、会話が弾むレストランでの食事を、より一層特別な時間にしてくれることでしょう。





