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【BGM】レストランで聴きたい美味しいジャズの名曲【2025】

レストランの食事を楽しむためのBGMは、お店そのものの雰囲気を決定付けるものですし選曲には気を使いたいものです。

ジャズは洗練された雰囲気を演出しながら、会話も邪魔しない絶妙なバランスを持つ音楽。

こちらの記事では優雅な食事のひとときを彩るジャズの名曲を、最新のシンガーのボーカル曲から誰もが知っているスタンダードナンバー、おしゃれなスムースジャズまで、シーンや時間帯に合わせて幅広くご紹介します。

上質な空間作りに役立つBGMの選び方も合わせてお届けしますので、ぜひレストランで勤務されている方々も参考にしてみてくださいね。

【BGM】レストランで聴きたい美味しいジャズの名曲【2025】(1〜10)

Better Than I Imagined (ft. H.E.R., Meshell Ndegeocello)Robert Glasper

Robert Glasper – Better Than I Imagined ft. H.E.R., Meshell Ndegeocello
Better Than I Imagined (ft. H.E.R., Meshell Ndegeocello)Robert Glasper

ジャズの枠を軽々ととびこえ、ヒップホップやR&Bを融合させたサウンドでシーンを牽引するピアニスト、ロバート・グラスパーさん。

彼がグラミー賞を受賞したアルバム『Black Radio III』には、レストランのBGMにふさわしい珠玉のナンバーがそろっていますね。

H.E.R.さんとミシェル・ンデゲオチェロさんをフィーチャーした本作は、グラスパーさん自身が「Black loveの価値と美徳への情熱的な捧げもの」と語る、深く温かい愛を歌った一曲です。

2020年8月に先行公開されると、そのメロウでソウルフルなグルーヴが話題を呼び、グラミー賞「Best R&B Song」を受賞しました。

大切な人とのディナーや、少し照明を落としたバータイムの雰囲気を、より上質で洗練されたものに変えてくれることでしょう。

Nostalgia (The Day I Knew)Samara Joy

Samara Joy – Nostalgia (The Day I Knew) (Audio)
Nostalgia (The Day I Knew)Samara Joy

華やかなホーンセクションの響きが優しくてすてきですね。

グラミー賞で最優秀新人賞に輝いた歌姫、サマーラ・ジョイさんの楽曲です。

2022年9月リリースの名盤『Linger Awhile』に収録。

本作は、伝説のトランペット奏者の即興演奏に彼女が歌詞をつけたもの。

人気トーク番組でも披露されました。

「この人だ」と確信した運命の日を振り返る物語が、シルクのように滑らかな歌声でつづられます。

大切な人との記念日ディナーにこの曲はいかがでしょうか。

甘くノスタルジックな雰囲気が心に染み、2人の時間をよりすてきなものにしてくれるはずです。

Cantaloupe IslandHerbie Hancock

革新的なアイデアと卓越した演奏でジャズの可能性を広げ、常に音楽界の最前線を走り続けるハービー・ハンコックさん。

彼の輝かしいキャリアの中でも、おしゃれなレストランの雰囲気に合うのが、1964年リリースの名盤『Empyrean Isles』に収録されている作品です。

この楽曲は、一度聴けば耳に残るファンキーなピアノのリフと、フレディ・ハバードさんが奏でるコルネットのブルージーな音色が織りなすグルーヴが最高にクール。

南国の島で過ごすような開放感があり、会話を弾ませながら優雅な食事を楽しむBGMにぴったりだと思います。

1993年にはUs3によるサンプリング曲が全米チャートで9位を記録したほか、映画の劇中曲にも起用されるなど、その魅力は色あせることがありません。

【BGM】レストランで聴きたい美味しいジャズの名曲【2025】(11〜20)

Hey LauraGregory Porter

Gregory Porter – Hey Laura (Official Music Video)
Hey LauraGregory Porter

昼はシェフ、夜はシンガーというユニークな経歴を持つアーティスト、グレゴリー・ポーターさん。

ゴスペルに根差したそのソウルフルな歌声は多くのリスナーを魅了していますね。

そんな彼の名曲が、こちらの作品。

夜更けに帰宅した主人公がパートナーに語りかける、少しビターな物語が描かれています。

嫉妬や疑念が渦巻く中でも関係を繋ぎ止めようとする心情が、温かくも深みのある声で表現された奥深い1曲です。

本作は2014年にグラミー賞を受賞した名盤『Liquid Spirit』に収録。

ジャズとソウルが溶け合うセンチメンタルな本作は、ディナータイムのBGMにぴったりでしょう。

Take FiveDave Brubeck

この曲はポール・デスモンドが作曲し、デイヴ・ブルーベック・カルテットの1959年のアルバムに収録された、5拍子の曲です。

流れるようなデスモンドのアルトサックスと、あの有名なデイヴ・ブルーベックの5拍子の冒頭部分、このピアノのパターンがレストランでの食事をよりおいしくしてくれそうです。

MaputoBob James & David Sanborn

Bob James, David Sanborn – Maputo (audio)
MaputoBob James & David Sanborn

都会の夜景がきらめくような、洗練されたサウンドを耳にして、何となく聴いたことがあると感じる方も多いはず。

スムース・ジャズのゴッドファーザーと称される鍵盤奏者ボブ・ジェームスさんと、歌うような音色でジャンルを横断したサックス奏者デイヴィッド・サンボーンさんによる大名曲です!

本作は名手マーカス・ミラーさんが作曲を手がけ、アフロ・キューバン由来の軽快なリズムと、艶のあるサックスが溶け合うぜいたくな楽曲ですよね。

1986年5月に世に出た共演アルバム『Double Vision』の冒頭を飾り、この名盤は第29回グラミー賞を獲得しています。

優雅なディナータイムを彩るBGMとして、これ以上ないほどぴったりな一曲と言えましょう。

Radio Music SocietyEsperanza Spalding

ジャズベーシストとしても活躍しており、その幅広くハイセンスな音楽性で多くのリスナーを魅了するエスペランサ・スポルディングさん。

彼女が2012年3月に制作した名盤が『Radio Music Society』です。

本作は、ラジオから流れる音楽との偶然の出会いのきらめきをテーマにしており、ビッグバンドの華やかさやR&Bの心地よいグルーヴが溶け合った、極めてスタイリッシュなサウンドが楽しめますね。

日常に彩りを与える音楽の魔法を表現したこの作品は、第55回グラミー賞で最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム賞を獲得。

洗練されていながら温かみのある音色は、会話が弾むレストランでの食事を、より一層特別な時間にしてくれることでしょう。